腰部脊柱管狭窄症の有病率 | グルコサミン博士のブログ

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腰部脊柱管狭窄症は、脊椎にある脊柱管という神経を囲んでいる管が狭窄する整形外科疾患です


間欠性跛行つまり歩行しているとだんだん足が痺れたり痛くなり、休むと回復するのが特徴です。

ただ、MRIをとると、ほとんど症状が無いような患者さんでも、狭窄があってびっくりすることがあります。では、画像所見のみの無症状の腰部脊柱管狭窄症はいったいどのくらいの割合なのでしょうか?世界最大規模のコホート研究であるROAD studyを紹介します。


トレーラーの荷台に据え付けた移動MRIを用いた、千人以上の大規模スタディ研究によると、平均年齢66才の住民コホートにおいて、MRI画像上の脊柱管狭窄(中心部、中等度以上)は、全体の76.5%、症候性腰部脊柱管狭窄症(画像上の狭窄と症状の双方を有する患者)は、全体の10.1%でした。すなわち、高齢者の8割近くがMRIで中等度以上の狭窄を有することになります。しかも、その殆どは無症状の狭窄です。


一方、有症状の腰部脊柱管狭窄症有病率は70歳以上で年齢ごと差は見られません。女性は、年齢とともに増加した傾向にあります。


また、6m最大歩行速度は、通常の歩行速度よりも強く有症状腰部脊柱管狭窄症に関連します。


http://kaken.nii.ac.jp/d/p/22591639/2011/3/ja.ja.html