グルコサミンのRAGE抑制効果 | グルコサミン博士のブログ

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リウマチ学の専門ジャーナル(電子版)に、グルコサミン投与による変形性関節症での最終糖化産物受容体(RAGE)抑制および滑膜リモデリングへの働きを示した臨床研究が報告されていました。

(ちなみにRAGEは慢性炎症や糖尿病で発現が亢進し、値が上昇すると知られている。)


グルコサミンは、変形性膝関節症の予防や症状改善効果、膝関節置換術リスク低減効果が示されており、十分なエビデンスが構築され、関節対策のサプリメントとして広く利用されています。

作用メカニズムは、経口摂取されたグルコサミンが、細胞内外の情報伝達物質として作用し、関節軟骨に起因する滑膜炎および骨髄炎の抑制と改善)働くと推測されています。


今回の研究はNSAID、グルコサミンまたはプラセボが与えられたOA患者(5569歳)に、12週間のレジスタンストレーニングをさせ、その前後で患者骨格筋中のコラーゲンおよびRAGEの変化を調べたものであります。

その結果、トレーニング前と比較して、各群とも骨格筋中のⅣ型コラーゲンの増加が認められました。グルコサミン投与群ではⅠ型コラーゲンの減少が観察されました。RAGEについては、プラセボ群のみ有意な増加が示されました。

以上の結果から、OA患者において、グルコサミンの投与は、レジスタンストレーニングによって生じる筋肉中のRAGEの蓄積が抑制され、炎症に伴う病態を抑えると推測されています。