いつもおいしい和菓子をくださる知人が、きょうは「空也最中」をくださいました。
空也、とは、中学、高校の教科書に、口から小さな仏さまが出てきている像で記憶されている方もおおい、平安中期の浄土教の民間布教僧です。
添え書きによると、お店の創業者の方がその空也の流れを汲むお坊さんであったために「空也」の名前を冠しているのだそうです。
また、夏目漱石の『我が輩は猫である』にも空也餅として登場していること、および、現在の最中の皮、すなわち焼いた、ぱりっとした皮、を最初につかったのもこのお店だそうです。
以上のことは別に知っていてもいなくてもいいといえばいいこと、雑学に属することではありますが、人と人との、良い交流がなければ一生得ることのできない知識でもありました。
これからも知識に対しては不遜な優劣をつくることなく、それをあたえてくれるひとや機会に感謝しながら、雑学もふくめて、楽しんで自分の知見を広めていきたいと思いながら、おいしい最中を、おいしいお茶で、ツレと戴いたところです。
