グルコサミンの科学的根拠① | グルコサミン博士のブログ

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 グルコサミンは効果があるのか?

 それとも、過剰な宣伝ばかりでほとんど効かないのか?


 まずは、今までに報告された論文の中で、「効果あり!」と結論された代表的なものを紹介しましょう。



◆日本臨床栄養学会雑誌(梶本ら、1998)

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 日本で行ったグルコサミンの臨床試験です。

 グルコサミンの変形性関節症に対する治療効果試験を2重盲験クロスオーバー法により50名の患者で8週間の試験結果、1500mg/日および1000mg/日投与で疼痛・歩行能、夜間自発痛、圧痛などの症状に対して明らかな改善効果が認められた。



◆Lancet (Reginster 2001)
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 このLancet(ランセット)は世界的にも有名な医学雑誌です。かなり信憑性は高いと思います。

 この論文では、グルコサミン1500mg/日の3年間の長期的大規模研究結果が発表されています。プラセボ群(グルコサミンを内服していない)では3年間で関節裂隙(関節の隙間)は0.31mm減少したのに対し、グルコサミン群では僅か0.06mmの減少にとどまりました。



 また、症状スコアはプラセボ群で9.8%悪化したのに対し、グルコサミン群では24.3%も改善し、また副作用も見られなかったという内容です。


◆米国リウマチ学会(2004)Olivier Bruyere
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 これは、ベルギーLiege大学のOlivier Bruyere氏が、2004年に開催された米国リウマチ学会で報告したものです。


 変形性関節症の治療薬としては、患部の炎症を抑えるだけではなく、関節の構造を改善して、疾病の進行を遅らせることができる薬(DMOAD、disease modifying drugs for osteoarthritis)が期待されています。


 この報告では、被験者数は、試験開始時点で計414人、終了時点では計259人で、グルコサミン投与量は1500mg/日でした。

 ちなみにDMOADの基準に合格するには、関節スペースの狭窄、痛み、機能の3点を改善する必要があり、更に治療効果がプラセボ(偽薬)以上であることを示さなければなりません。



 Olivier Bruyere氏の試験結果、WOMACの総スコアを定義として用いたところ、プラセボ群の治療反応者(効果のあった人)は41人(32%)だったのに対し、グルコサミン群では71人(53%)に上った(p=0.0007)。

 この結果を相対リスクに換算すると、グルコサミンを服用すると“効果が現れない治療失敗者”になる危険率が0.68倍にまで低下し、治療効果が期待できるとされています。

 

以上より、グルコサミンはDMOADの基準を満たし、変形性関節症に対する有効性が証明されたものといえます。

 

 つまり「グルコサミンは効果あり!」と証明されたのです。


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