胡錦濤主席来日に思う | グルコサミン博士のブログ

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今日、5月6日、中国の胡錦濤主席が来日しました。

日本の、対中国感情は餃子問題、チベット問題などで現在悪化していますが、

中国出身の私としては今回、胡主席がいわゆる「歴史観」にあえて言及することなく、

現実的な問題の協議を通じて対日関係の改善を目指しているという点を評価してほしいと願っています。



なぜならば、法政大学の王敏さんも「中国人の愛国心」(PHP研究所、2005年)で

「日本人は国際的観点を重視し、中国人は歴史的観点を重視する」

と指摘しているように、

中国人にとって歴史とは、あらゆる事象を考える根本原理であるからであり、

そのような中国人の代表である胡主席が、今回の来日では敢えて「歴史」よりも現実、すなわち対日関係の改善を優先させる姿勢をとっているからです。



また、私としては現在の中国政府は「歴史的」にみて、従来の共産党政権に比べてもっとも「国民のためになる」政治をやっていると思われます。

たとえば年金ですが、都市と農村の格差はたしかに存在するとはいえ、

年金は毎年増額されていますし、掛けた年金がどこかに消えてしまうこともありません。



日本と中国は政治的意図に踊らされていがみ合うのではなく、

民主的な国家、社会の実現を目指して、よい意味で「批判しあいながら」共存していく間柄であってほしい、

と願っています。

すくなくとも中国出身のわたしと、

日本人の夫とはそのように切望しています。