
こんにちは!創作眼鏡職人の徳永です。
緑豊かな神戸三田でメガネ専門店グラスフィッターササダの
店長を務めながら手作りメガネの創作活動を続けています。
先日、またまた福井県の鯖江へ行ってまいりました。
鯖江は世界有数のメガネの産地。
第二の故郷のように思っています。
なかでも名水の地としても名高い河和田地区。

特に腕のいい眼鏡職人さんの工房が多い
地域としても知られています。
当店グラスフィッターササダがオープンする直前に
偶然めぐり合ったFLEA(フリー)という眼鏡ブランド。

このブログでも度々ご紹介していますが
実は、この河和田地区にある小さな工房で手作りされています。
量産には向かない手作りでしか出せない優しい風合い。
工房では昔ながらの機械をつかって

手間ひまをかけて丁寧に手作りされています。
巨大なプレス機を使って丁番部品にプレスをかけます。


これは独特のテンプルカーブをつける機械。

デザインモデルによって使う型をかえます。
この型も手作り。

試行錯誤してあの独特の
テンプル形状は完成しました。

そしてこれが表面の磨きをかけるガラ。
眼鏡職人平等さんの人間の温かさと
眼鏡デザイナー増永さんのセンスの良さが光ります。
このメガネに出会った日、即日採用を決断しました。
僕の大好きな眼鏡ブランドです。

午後からは何かとお世話になっている
眼鏡修理の達人田村さんの工房へ。
数年前から親切にして頂き
いつも手作り眼鏡のヒントを頂いています。
仕事の速さと正確さにはいつも脱帽です。
眼鏡修理の秘儀を教わり
様々な溶剤を頂きました。
そして
最後に訪れたのは業界トップレベルの
眼鏡を製造しているマコト眼鏡さん。

セルロイドの傑作眼鏡「歩」や
ボーソレイユ氏とのコラボブランド
CALAF(カラフ)の製造で知られています。

当店グラスフィッターササダでも取扱いしています。

セル生地にカーブをつけてから切削し
何度も磨きをかけて仕上げていく
傑作眼鏡「歩」は
量産のアセテート生地のプラ枠とは全く違う
真実の輝きがあります。

ノーズパットの部分までセルロイド生地のキューブから
切削しています。
だからノーズパットは他の眼鏡のように透明ではありません。

そしてテンプルの合口がぴったり。

たたむとテンプルエンドにでる芯材が見えません。
これが「歩」の凄いところ。

そして夜は眼鏡職人の友人たちと会食。
とっても濃縮で有意義な一日でした。