情報の少ないスカイギターにつて

非常にくわしく紹介されているWいておりますEBサイトがありました


http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/7500/skyflame.html


こちらからご紹介の意味で転載しております


閲覧など、作者sまへは


http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/7500/skyflame.html


へアクセスいただくようにお願いいたします


※作者様へは別途ご報告了承依頼しております


Sky Guitar;スカイギター

デュッセルドルフ(Düsseldorf)出身のギタリスト、ウリ・ジョン・ロート (ウルリヒ・ロート)がヴァイオリンの高音域を実音で演奏可能にするために設計した、シャントレルをE4とした時に同一弦上でB6音以上を発音可能にする長さの指板を備え、巴に一部括れを入れた形に似る胴体を持った6単弦または7単弦のソリッドボディ型エレクトリック・ギター。

一般には30前後のフレットを持つエレクトリック・ギターを指して総称的に使われることもあるが、模倣品騒動後の誤解を考慮して本稿では厳密にウリ・ジョン・ロートがスカイギターと認めている自ら製作に関わった物を以ってこれとする。

Lacôte School 1858

19世紀3大名工の1人、ルネ=フランソワ・ラコート(René-François Lacôte)の後期モデルを弟子のデュブルグ(Dubrg)が組み立てた24f7単弦ラコート。N.コスト発案によるラコート製はエプタコルド(Heptacorde)と呼ばれ第7コース単弦は曲によって変化、主にB1~D2が想定されていたようだ*3 。この大型ボディの7単弦仕様は1839年迄には開発されていた。

北琵琶(Běi Pí Pa)

全音1fを含む4弦31f、約3オクターヴ半もの音域(A2~F6)を持つ。4世紀頃伝来の洋梨型は当初4弦4fで、紀元前より使われていた秦漢由来の12~14f物と融合、徐々に音域が拡大され楽器の性格・奏法も変化、現在の状態となった。歴史の教科書に頻出の正倉院御物"螺鈿紫檀五絃琵琶(Raden Shitan no Gogen Biwa)"は西域で使われていた5弦仕様*4

高音、低音ともにストラトキャスター(Stratocaster 以下単にストラト)の音域にかねてから満足していなかったウリ・ジョン・ロート (ウルリヒ=ハンス=ヨハヒム=アントン=ヨーゼフ・ロートUlrich-Hans-Joachim-Anton-Joeph "Uli Jon" Roth)は、「どんなギターでも作ってやる」というイングランド(England)南東部、東サセックス(East Sasex)州ブライトン(Brighton)在住のギリシア系ギター製作家アンドレアス・ディミトゥリーウ(Ανδρεας Δημητριου)に出会い、愛用の2本のストラトにフレットを2つ足し23f(D#5)にしてもらう。しかし更に高い音程を欲した彼は自らギターのデザインを始める。これがスカイギター(Sky Guitar)の起源である*1

当時はフェンダー社(Fender)製で21f(C#5)、ギブソン社(Gibson)製で22f(D5)が主流であったが、19世紀ギター(Romantic Guitar)にも既に24f(E5)が存在していた他、ギターではないが16世紀にコラッショーネ(Colascione)という楽器で24f仕様はあったようだ。またアジアに目を移すと、リュート(Lute)と祖を一にすると考えられる中国の北琵琶(Běi Pí Pa)においては1950年代頃から31f(B5)が標準仕様となっていた。この他のフレット付撥弦楽器ではイタリアのローマ系由来のモダン・マンドリン(Mandolino)で25~30f超の仕様が、マンドリンの影響を受けたロシアのバララーイカ(Балалайка)*2 で27f仕様が19世紀後半から一般的な物として存在している。

スカイギターはストラトのカッタウェイを一方は大きく、もう一方はばっさりと落としてしまうという発想で立奏を前提としている。最初の案では涙滴形を想定したが、直後に閃いた星雲のイメージを現実的に簡潔な図案として取り込むことにした。そこでデザインの基本コンセプトを「ƒ」という物理波形に置き(「S」の形が銀河の半分の形に見えたとも語っている)、ボディの模様は更にそれを回転させることで生まれる渦状銀河の形をイメージ。演奏意欲を増すためにも視覚的に美しいものにしたかったらしい。デザインが行われたのは1982年12月、2時間で仕上げられたとのこと。

Fender Stratocaster 1975; "White Star" 

72年型のネック及び指板を延長した23f仕様のストラト。PUは出荷時のものでブリッジは調弦の狂いを考慮しシェクター製のロック式に、アーム(Whammy Bar)が市販品ではない独自のものに交換されている*5 。『IN TRANCE』から『BEYOND THE ASTRAL SKIES』までのアルバム全てに使用。スカイギター完成以降ライヴで使用されることは殆どなくなったが、現在でもたまに弾くとのこと。2006年12月頃にはトゥロニカル・パワーチューン(Tronical Powertune)*6 を搭載。なお 23fという仕様は実弟ズィーノ(ヨハン・ロートJochen "Zeno" Roth)にも受け継がれている。右手は改造前。

Fender Stratocaster 1979

72年型でエレクトリック・サン(ELECTRIC SUN)時代に使用されたギターの1本。当初は通常の21f仕様だったが後に23f仕様となる。現在は所有していない。改造は2本とも1982年9月~1983年4月頃と推測される。