羽田空港に無事に着いたので、さて、これから両親の住む田舎まちへ長旅である。
悲しい事に、うちへたどり着くには、
羽田空港から、はるばるバスの旅二時間。
にパパの "お車のおむかえ" 30分が必要である。とりあえず、飛行機 "到着時刻の1時間10分後" の空港発バスに乗れるます様に!
と、着陸前からそわそわであった。
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すると、到着時刻がなんと大幅に早くなるとの事。『あ、これでバスに間に合う。あとは預け荷物か!』
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入国審査を済ませ、荷物到着レーンの前。
中々荷物が出てこなかったが、"ま、時間はあるので"
のんびり荷物待ち、その後。税関検査のすでに長い列に並ぶ。(だから。。。時間あるしね。。)
すると、突然『こちらへどうぞ!』の声とともに、もう一列税関検査のレーンが増やされ、押し出される感じで。ものの5分で空港外へ。。。
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困ったもので、予定に反し、なんと"さらに一本前のバス"にギリギリ間に合う事になってしまったではないか。バタバタバタ。。っ。
毎回の到着。「バス待ち」の間に出発ロビーの方へ向かい、本屋やら土産物屋やらを除くのが常であったが、今回は慌てふためいて、そのままバス乗り場へ。
チケットをみせスーツケースをバス詰め込んでもらい、いざ、乗車しようとしたところ、
『申し訳ありません、乗車券をお願いいたします!』
(あ、ハイ!だから、ハイっ、これ!)
と渡したのだが、
『こちら乗車券ではなく、領収書でございますので、乗車券を』
「あっ、えっ!い、いや、さっきまでもう一枚持っていたんですけど、おっ、おかしいなあ。汗っ。」(これ、こ芝居か?)
必死で探すも、手荷物は、お土産やら、あれやこれや4袋。慌てる時はみつからない。
すでに発車時刻だ。
『た、たっ確かに買ったんです。どこかにあると思うんですけど、チケット、また買うので、このバス乗れませんか?』涙。(はさすがに、出なかったが、持病「抜作」の再発に泣きそうだ。。。)
すると、『では、車内で切符をお探しになって、なければ、次のターミナルでチケットをお求め下さい。』と、なんと乗せてくれた!
ドイツだったら、どんなに身の潔癖を主張しても、『無賃乗車』はその場でお断りだが!
「お慈悲」に感謝をし乗り込むが、次のターミナルまではたったの5分。そのわずかな間に乗車券をみつけられる自信がなく、券を買い直すのは構わないが、次のターミナルで、『無賃乗車者』のスタンプを押されるのかと思うと、気が重かった。
自分に問うてみる。
『どこに入れたんだ?』(そんなの、わからないよ〜。涙。)
『落としたのか?』(そつ、そうかもしれない。。あ、落としたよ。きっと!)
まったく、なんとも自信のない"私"である。
バスの中で、それこそ、お財布からパスポート、お土産の手提げ袋。全部確認すると、なんとパリの空港で立ち寄った「PAUL」のパン屋の紙袋の中に。(いた!喜っ。)
ようは『領収書なんて、いらない!』と適当にパンの袋の中に放り込んだのであろう。"わたくし"のやりそうな事である!怒っ!
慌てて、『運転手さんっ!あっ、ありました!』
(その運転手さんは只今もちろん『走行中』である!)
『あ、では次のターミナルで改めて乗車手続きを致しますのでお待ち下さい。』
(走ってるんだからよぉ、大人しく待ってろやぃ!)と思ったのではなかろうか。。。(だっていち早く身の潔癖を。。。)
次のターミナルで、運転手さんが外の係員に、『お客様のお一人がチケットが見つからず、まだ乗車手続きが出来ておりません。』と説明。すると、「はい、連絡来ています。あったんですか?」と会話。(声のトーンから自分が前の係員から「疑われて」いた事を知る)
*無賃乗車者にさえ、礼を尽くし丁寧に対応してくれるが、決して『不届き者』が見逃されない『日本人係員たちの連携プレイ』である!)さすが日本だ!
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さて、到着した日は隅田川の花火大会。車内アナウスで。「本日、おそらく大幅に到着が遅れると予想されます!」との事。
ありがたい事にドイツの携帯、なんと日本でもドコモに切り替わり使用できたので、母親にSMSを送る。『どの位遅れるの?』–「"大幅"って言ってるから、30分か、1時間かな?とにかく大幅らしいよ!」–『わかりました。』
は〜ぁ。渋滞。。バス3時間かぁ。。。
クークー。グ〜グ〜。熟睡。
眼が覚めると高速道路の電光掲示板に【〇〇まで30分】
(ん?30分?で着いちゃうの?ー慌てて母親にSMS。
今度は母親が慌てて「すぐパパ出るから、着いたら待合室で待ってて!』
結局バスは大幅に「3分のみ」の遅れであった!
さすが秒刻みの日本? 3分はすでに大幅なのか。。。