オードブルだもん!である。
日本食、コース料理は別として、一般家庭ではご飯に汁物、メインの魚や肉、副菜などすべて一度に出て来るのではないか。
デザートは後からか、または3時のおやつに。というところかもしれないが。
しかし、こちらでは、周りの者はみな、当然だが、前菜やサラダ、スープからスタートし、順番にメイン→デザートへの道を辿る。
他の日本のお宅はどうかわからないが、
日本で子供の頃から、"ばっかり食べ"はいけないと、家でも給食でも訓練されたので、私自身は、一度にどれも均等に食べるのが美味しいと思える。お肉を一口食べると、ご飯やサラダに行きたくなってしまうのだ。
ちなみに、お寿司はわたしにとって、あくまでもメインディッシュであり、もちろん、汁物と同時にいただく。
しかしこちらの、特に寿司を余り食べ慣れていない方などは、あくまでも寿司は前菜のようなあつかいをしてくる。
先日、ブルガリア人の仕事仲間に、仕事の帰りに、寿司と鉄板焼のアジアンビュッフェに誘われた。
私はお寿司だ〜!と喜び勇んで行ったのだが。
ブルガリア人の同僚はもちろんお肉メイン。
さきにさらりと、サラダ→スープ→お寿司を控えめにこなした後。
鉄板焼き→鉄板焼き→鉄板焼き。。
お肉をたくさん食べるのはどうでも良いが、それより、お寿司に全く戻らないのである!
ちなみに私はその時、お寿司→鉄板焼きとお寿司にサラダ→お寿司。ついでにデザートも平らげた。(あぁ〜満足。満足。)
同僚には一応ビュッフェのスタート前に、軽く私の無作法を話し、『どうぞあなたは好きに食べてください。』と社交辞令をいただいたので、お言葉に甘え、遠慮なくお寿司メインののビュッフェを堪能させていただいた。
そういえば、初めてクロアチア人の同僚をお寿司に招いた時。この時初めて"寿司"と呼ばれるものを口にするとの事で、私も気合いを入れる。
味噌汁とともにお寿司パーティースタートであるが、同僚はまずお寿司の量に驚く。「こんなにあったら寿司しか食べられない。」というではないか!前菜とスープが一度に出てきたと思ったようだ。
『え、その"寿司"しかありませんけど。。』
『よ、よくみてください。ご飯の上にメインののお魚とお肉(変わり種で生ハムも乗せた)乗っているではありませんか!!!』
その同僚、最近はやっと"寿司はメインである!"と思えるようになったらしく、冷凍餃子を買ってきて、そちらを前菜にしている。(そんなに前菜が必要なのか⁈)
こちらに住むようになり、西洋人の順番一皿ずつの食事に、お付き合いはするが。
やはり、ご飯も汁物もメインもまんべんなく、食べたい!と、いつまでたっても思うのである。

