宴の後
などと言うと、三島由紀夫さんの本の題名をふと思い出したりするが、あの様な、高尚な内容とはかけ離れ、
ようは、こじんまりとした身内のちっちゃな宴会が昨日のあっただけ。であるが。。。
昨日はお客様四人。
一人は料理中であったので、写真にはいらず、私は写す側であったので、やはりうつらず。
余程、料理をしている友人に声をかけ、写真をとってもらおうかと思ったが。
私の代わりに料理をさせられ、
さらに「ねえ〜、手〜、空いたら、写真撮るから来て!」と呼び出されて来てみたら、えっ! "撮る側" かっ⁈ では、人としてやはり。。。と思ったので、
3人だけを。カシャ!っと。
(お料理中断しなくていいから、おいしいの作ってね〜)
写真を載せても良いそうなので、せっかくだしこうして載せてみる。
とても、個人的な話しになってしまうが、
こちらの3人。 出会いはかれこれ6〜8年程前。
3人を、遊び仲間などと気軽に呼んでいるが、左後ろの男性は、私や他の二人の大学の恩師である。(前の坊やが恩師で、後ろの彼が生徒!などという事はやはり中々ありえない。)
せっかく写真掲載の許可をもらったので、少し恩師の人柄にふれてみたいなと、今日は思う。
卒業しても、いつまでも一緒にお付き合い下さる、ありがたい先生で、名を、ハンス・ヨアヒムといい、略して"ハイヨ!"と皆、呼んでいる。
出会いからとてもフレンドリー、垣根無く生徒や卒業生と気さくに付き合ってくれる。
もちろん学科や教授個人のキャラクターによって違いはあるが、ドイツの方が、日本より、学生と先生の距離感が近い気がする。
日本で大学教授に「ねぇ、〇〇〜!何してるの〜?お茶のみに行こうよ〜!」などと言ったら、恐らく"ヒンシュク" ものではないか?
そして、一応皆職業が同じなので、たまには仕事仲間にもなったり。
****
話がかなり遠くへ飛んでしまうが、大学に入ってから、しばらくして東日本大震災があった。
ドイツは原発に関してとても厳しい意見があり、あの時、こちらで見えるニュースは日本とは違う角度で、原発問題報道が多く。人々の関心事もそちらであったが、 私自身は両親の家が福島から遠くない事や、友人が身内を失ったり、原発の事もそうだが、なにより自分の大切な人たちの事で、頭がいっぱいであった。
そんな時、すぐにハイヨも電話をくれ、「両親や周りの人々は大丈夫?」と。
その後、「日本から離れて今きっと不安だと思うけど、〇〇は(私)1人じゃないっていう事を忘れちゃいけないよ! 友達がそばにいるし(写真の二人など)、僕も、もちろんそうだから!」
(原発に触れず)ただそれだけ言いたくて。と。
不安やかなしみがあった中で、あたたかな心に触れ、自分自身かなり感動と大きな感謝のエピソードとして今もこうして心に残っている。
上の友人、二人と話しをすると、そんなハイヨとのエピソードがそれぞれからコロコロ、ころころ、出てくる。
国籍も年齢も性別(二種類)もばらばら。けれど、たまたまこの地で、同じ様な時期に勉強をし、それが縁で、今もこうして、同じひとときを過ごす事が出来、人の縁に感謝である。
そんなわけ(どんなわけ?)で、彼の、"僕も友達!"発言を、すっかり鵜呑みにし、
「ハイヨ〜、何してるの〜、みんなでご飯行かない〜?」と気軽に電話をするが、
心の中では、『先生、いつもありがとうございます。よろしければ、今晩みんなと、ご飯、ご都合いかがでしょうか?』である。
そういえば、昨日のメニューであるが、
"野菜炒め作り"は、"写真のないお客様" の優しい申し出に甘え。。。作っていただく。(やはり、私が作るよりおいしいではないか!頼んで正解であった!ひっひっひっ!)
結局、自分は春巻きに人参🥕とジャガイモ🥔にちょっと小細工だけ!という貧相なレパートリーとなってしまった。
しかも、巻いたは良いが、巻き過ぎてしまい、半分食べてもらえず仕舞い。(冷凍、冷凍!ヒヤリっ!)
さらに、せっかく友人が心を込めて作ってくれたおいしい味付けの野菜炒めも写真を撮り忘れてしまう。(図々しい上に無礼である)
アレ?そういえば、みんなで焼いたワッフルも写真が見当たらない。。。(食べた後。どころか!今頃気がつく。)
前半の大掃除で飛ばし過ぎてしまい、結局余力の弱い貧相なご招待だったのに、
お土産においしそうなチョコとクッキーをもらってしまった。



