
(#9 Francois Delecour)
フランソワ・デルクール - (Francois Delecour)

WRCの名ドライバーの一人(現在休業中)
1962年8月30日フランス・カセル生まれ。
WRCベストランキング:2位
活動時期 : 1984 - 2002
所属チーム : フォード、プジョー、三菱
出走回数 : 96
チャンピオン回数 : 0
優勝回数 : 4
表彰台回数 : 19
ステージ勝利数 : 214
通算獲得ポイント : 326
どのようなラリーでも上位を狙えるだけの技量があり、豪放磊落で破天荒、かつ職人気質で義理人情に厚く一本気の通った性格から日本でのファンも多く、WRC専門誌で一人称にされた「オレ様(俺様)」が愛称になっている。走りや言動、数々のエピソードなどから「狂人」「キティフレンチ」と呼ばれることも。未婚だが2子がいる。

* 日本での愛称は「俺様」。ラリー速報誌、「RallyX」でコラムを連載する際、訳者は「私」という言葉を「俺様」と訳し、文章もいかにも荒くれ者が語ったような言葉で綴られていた。この翻訳は本人の意思通りだったかどうかは不明だが、彼のイメージ通りだったのは衆目の一致するところだろう。
* 少年の頃のデルクールは父親の跡を継ぐ建築家を目指していたが、近所でラリーが頻繁に行われていたため、あっさり目標をラリードライバーに宗旨換えしてしまった。そして、ついには遠くのラリーを観戦するようになり、免許取得と同時にラリードライバーとなる。その後は戦績の項にて。いきなりプジョーやフォードワークスに抜擢されるシンデレラ・ボーイかと思いきや、たいてい扱いは第2・第3ドライバー。エースになったと思ったらこんどはマシンがダメだったり、折角このままだとワールドチャンピオンだと思った矢先に交通事故と、ツイてるんだかツイてないんだか良く分からない。
* 兎に角、熱血漢で義理堅い、そして苦労人のアニキ。これがいつまでもファンに支持される第一の理由だろう。
エピソード
* 1991年のモンテカルロラリー。当時、殆んど無名の状態からフォードワークスに抜擢されたばかりの新鋭デルクールは周りの予想を覆すような大活躍を見せ、トップのタイムで最終日を迎えた。だが皮肉にも最終日のゴール直前で彼の車は不調になり、その上車を横転させてしまう。そのまま彼は観客やテレビレポーターの待つ場所で車を降り、なにかを涙ながらにアピール。同じフランス人が大多数であろう観客に「すまない!」といった。するとみんなが大歓声。「よくやったよ!」と言ったところか。そうすると、そばにいたおそらくただの観客のおじさんが彼の肩を叩く。テレビのレポーターも涙をぬぐっていた。
* 2000年コルス。当時のチームメイトのジル・パニッツィが闇レッキを敢行したのをプレスから聞いたデルクールは、パニッツィに掴みかかる。チーム総出で押さえに掛かられ、パニッツィから引き離されたデルクールは「この卑怯者!!」「ファ○ク野郎!!」などと泣き叫びながらずるずるとモーターホームの自室に引きずられていった。
* 2001年フォードワークス時代、SS走行中、勢い余ってシフトレバーを折ってしまった。当然ギアはそこで固定されたままそのSSを走行するハメになった。
* ハイテクが嫌い。既にアクティブデフが主流であった2000年。当然、彼のプジョー206WRCも3つあるデファレンシャルの3つとも電子制御のアクティブデフを搭載していた。しかし、このアクティブデフ、コーナーの途中で特性がコロコロ変わるのでシーズン当初のデルクールは非常に苦しんでいたが、ついに切れた。「こんなインポのチ○ポのようなフニャフニャのクルマに乗ってられるか!全部機械式に戻しやがれ!!」と、あのコワーイ顔のコラード・プロベラ?監督にもっとコワーイ顔をして詰めより、3つとも機械式にしたら、復活。その後のフォードでも彼のマシンだけは機械式のデフを使用。しかし、三菱ではメーカーの意地(脅迫?)で機械式にしてくれなかったので、苦戦した挙句、2003年三菱がワークス活動を1年休止してすぐ「こんなチームじゃあ俺様は一生勝てねえ!」と離脱した。その後のWRCはアクティブサスまで導入するようになってしまったので、どちらにしろ、ダメだったかも。
* 彼もペーペーの頃は英語もろくに喋れなかったが、そのうちちゃんとしゃべれるようになった。さぞ努力したのだろうが、彼曰く・・・「テープでな、I am Delecour.からやったんだよ」しかし、彼がラジカセを前にして「I am Delecour.」ってやってる姿が想像できない。
* 彼はモンテカルロラリーのコースに大いなる不満を持っている。理由は、ジル・パニッツィの自宅前を何度も走るからである。
* 相棒のコ・ドライバー、グラダループが負傷して出場できなくなった時に、ペーペーの若手をあてがわれたデルクール。この若手のまたヘタクソなナビゲーションにキレ、SSを走りながら半ばレースそっちのけで説教を続けた。
などなど・・・・・・・・・・・きっとまだまだあるぞ。
はてなキーワードと(Wikipedia)より
上記解説から、フランソワ・デルクールの人柄が理解できたと思う。
そのフランソワ・デルクールが、evo Magazineのクリス・ハリスを乗せてポルシェ911GT3RSを走らせる。
元WRCドライバーが操る車に、一般人が同乗するとどうなるかを見てみましょう。
Rally legend Francois Delecour give's evo Magazine's Chris Harris a ride hell never forget in the new Porsche 911 GT3 RS on France's splendid Route Napoleon. The full story is in issue 142 of evo, on sale now. View more of our videos at http://www.evo.co.uk/videos
2000 WRC ツール・ド・コルス Francois Delecour Peugeot 206 オンボードカメラ
Porsche 911 GT3 RS meets Francois Delecour
http://www.youtube.com/watch?v=LRvcobW-LN4
2000 WRC ツール・ド・コルス Francois Delecour Peugeot206
http://www.youtube.com/watch?v=hVy3aTgvuFY