LEAP/E2020の最新レポート4 | Ghost Riponの屋形(やかた)

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LEAP/E2020のGEAB No36

Public announcement Special Summer 2009 GEAB N°36 (June 17, 2009)
http://www.europe2020.org/spip.php?article608&lang=en

ヤスさんのところが、一番わかりやすいので転載します。(以下)
http://ytaka2011.blog105.fc2.com/blog-entry-131.html


すでに方々のサイトでレポートの要約が掲載されているが、LEAP/E2020は的中率が高く、
また今回の内容は特に重要なので掲載することにした。

全体的なトレンド

・これから3つの大きな波がほぼ同時期に世界を直撃することが予想できる。
 それらの波は以下である。

1)失業率の大幅な増大
2)企業、金融機関、地方自治体、州政府など各機関の破綻の波
3)米国債、ドル、ポンドの危機とハイパーインフレーションの開始

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図:1900年以来のアメリカ景気後退期間(単位:月)平均期間は14.43ヶ月
-Sources: US National Bureau of Economic Research / Trends der Zukunft

失業率の大幅な増大と各機関の破綻の波


・金融危機の発生以後、オバマ政権は巨額の資金を金融機関に投入して危機を回避し、株価の
 操作や数値の捏造などによっていっけん景気が上向いているかのような幻想を作り出しているが、
 それもそろそろ終わりにきた。

・金融危機以後、企業の巨額の資金が金融機関から引き出され金融機関は危機に陥った。オバマ
 政権はあたかも金融機関が安全であるかのような幻想を捏造して個人の大量預金を促進し、そう
 することで企業預金の抜けた穴を埋め合わせようとしている。

・だが、金融機関の実態はオバマの幻想とはまったく異なっている。これまで投入した資金では金融
 機関の経営状態の改善は望むべくもない。不良債権の額はあまりに巨額で多くの金融機関は実質
 的に破綻状態である。どのように取り繕うともこの実態は隠せなくなりつつある。

・この結果、金融機関の破綻はこれから相次ぐ。そしてそれが引き金となり、
 1)企業や地方自治体の 破綻の波
 2)各国の大量失業が引き起こされる

・しかしながらこの波は、世界のどの地域にも同じ時期に襲来するわけではない。
 以下の2つの要因の影響するため、地域が異なると襲来する時期が異なる。

1)社会的セイフティーネットの整備の度合い
2)失業の程度

①夏の終わりに襲来する諸国

合衆国、英国、アイルランド、スペイン


・こうした国々は社会的セイフティーネットの整備が遅れている。したがって、失業と不況の波がも
 っとも早く襲来する。

・この夏、合衆国や英国では、いま失業保険を受給している人々の受給期間が終了する。
 これらの人々が労働市場に殺到するため失業率はさらに高まる。それによる国内消費の低迷で、
 これらの国々はいっそう深刻な不況に入る。

②秋に襲来する諸国

中国、アジア諸国、ラテンアメリカ、ロシア、東ヨーロッパなどの新規EU加盟諸国、中東、アフリカなど


・中国は輸出依存型の経済である。中国は輸出市場の落ち込みを補うために、国内消費を伸さな
 ければならなかった。そのため、経済があたかも上向いているかのような幻想を作り出して国民を
 安心させ、消費を促進させようとした。
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図:世界貿易の縮小:第1表(上):主要15輸出国の全貿易年次推移
(1991年から2009年2月)
/第2表(下)2008年2月から2009年2月までの主要15輸出国の各国別貿易年次推移
(円の大きさは量をあらわす)

・しかしながら景気はどんどん悪化しており、それは今年の中国のエネルギー消費の伸びを見れば
 分かる昨年に比べて大きく落ち込んでいる。われわれは中国政府が発表する経済指標ではなく、
 エネルギー消費の変化こそ中国経済の実態を一番よく表していると考える。

・したがって、今年の秋には中国経済の実態が明らかとなって深刻な不況に突入し、大きな失業の波
 がやってくるはずである。中国政府は高い経済成長によって国民を不満を静め、共産党の一党独裁
 体制を維持してきたため、不況の突入と失業率の上昇は中国の政体を不安定化させる可能性がある
 社会的セイフティーネットが整備されていないので、不安定化の度合いはいっそう大きくなる。

・社会的セイフティーネットに関しては、このカテゴリーに属する中国以外の諸国も状況は似ているの
 で社会の不安定化は避けられない。

③冬から2010年の初旬にかけて襲来する諸国

EU諸国、デンマーク、スイス、スエーデン、カナダ、日本


・他の諸国に比べ、これらの諸国の社会的セイフティーネットははるかに整備されている。したがって、
 失業率の上昇が引き起こす影響も他の地域よりも遅くやってくる。だが、2009年の冬から2010年の
 初旬にかけて失業と倒産の波は襲ってこよう

企業、金融機関、地方自治体、州政府など各機関の破綻の波

・企業や金融機関破綻の南雄は全世界を襲う。だが、州政府などの地方自治体の破綻の影響がもっとも
 懸念されるのは米国である

カリフォルニア州は財政破綻しそうだが、これはカリフォルニア州だけの問題ではない。他の州も多かれ
 少なかれ同じような破綻状態にある。

州政府が破綻した場合、連邦政府は財政的に救援しなければならない。しかし連邦政府はすでに巨額の
 予算を金融機関の救済のために支出している。破綻した州政府を救済する財政的な余裕はもはやない

予算を捻出するために、米国政府はさらに多くの米国債を販売せざるを得なくなる昨年までは米国債の
 発行高は月100億ドル程度だったが、今年はすでに月1000億ドルを越えている
 年間の発行高は2008年の1.6兆ドルから2009年には2.6兆ドルに増加する見込みである。

すでにBRIC首脳会議では新しい基軸通貨の創設と米国債の売りの方向性が明確になっているので、
 米国債の販売はうまく行かない。BRIC諸国は、手持ちのドル資産をいっせいに売っている。このため、
 米国債はほっておくと売れ残る。

・このため、FRB(連銀)が米国債の大部分を購入せざるを得なくなる。購入のためFRBは大量の紙幣を
 刷ることになるだろう
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図:GDPの成長(緑)とアメリカの負債(赤)(単位:10億ドル)
Sources: US Federal Reserve / US Bureau of Economic Analysis / Chris Puplava, 2008


・これまで米国は、金融機関救済と経済刺激のため莫大な資金を投入しており、このためすでに莫大な
 紙幣が増刷されているが、さらに膨大な額の紙幣が増刷されるのであるこれは間違いなくインフレか
 下手をするとハイパーインフレの引き金となる

・スペインもいくつかの州政府が財政破綻に瀕しており、米国と同じような状態にある。

米国債、ドル、ポンドの危機とハイパーインフレーションの開始

・上で説明したようなプロセスで米国債やドル、そしてポンドの価値は暴落する

・このため英国は、早くも7月にはIMF(国際通貨基金)からの支援を要請しなければならないだろう。

ドルの下落にともない各国の通貨は高騰するので、ドルの下落によるインフレ分は吸収されるが、日本は
 そうならない可能性がある大きい

・もし日本がBRIC諸国と同じペースで米国債やドル建て資産を売ることができればよいが、これは日本
 政府には無理だろう日本は莫大なドル建て資産を抱えたまま、円はドルと一緒に下落する可能性の
 ほうが大きいこうなった場合、日本でもインフレは避けられない

・これらの危機的な波の襲来の結果、われわれが過去のレポートで指摘した「地政学的配置転換」という
 カオス的な状態に突入する

危機の対処方法

・このような過程が始まると、多くの人は貴金属に資産を移す。このため特に金の価格はこれからも上昇
 するはずだ。少なくとも個人資産の3分の1程度を金に変えておくべきだ。

・これからはどんなに儲かりそうに見えようとも、米国債、株、ドルなどに投資をしてはならない。
 暴落はすぐそこまできている。

・世界的な恐慌の第2派がやってくるので、不動産投資は勧められない。しかしどうしても投資したいので
 あればラトビアのリガあたりが有望だろう。ここは将来的にはまだまだ高騰すると考える。

以上

このブログでも何度も紹介したが、LEAP/E2020は金融危機と世界恐慌の発生をいち早く予想し的中させた
シンクタンクである。それ以降の予測も一貫しており、的中する可能性は高い可能性がある。このシナリオが
実現すると、まさに地獄の夏の到来となるがどうであろうか?

転載終了(下線は追加してます)


不動産バブルに沸き上がったスペインでは何と、失業率18.1%
(日本では放送されてませんが、この前、暴動が起きてましたよ)
失業者数も、400万人を超えたといいます。
4600万人の人口で、失業者が400万人を超えるというのは、深刻にも程があります。

http://hillser.iza.ne.jp/blog/entry/1072134/

中国の決死隊結成(以下リンク)の話も、上で述べられていた中国政体弱体化の序章なのかもしれません。
http://jp.epochtimes.com/jp/2009/06/html/d11057.html
今後の日本でも、オイルショックなみの騒動が起きても不思議ではないかもしれません。
カップヌードルなんて、保存食にもってこいですね。
今後起こりうる状況は、ソ連崩壊時の資料が役に立つかもしれません。
http://hama-sush-jp.pro/ghostripon/entry-10220334106.html

下のバイデン氏の発言を読むと、このレポートも一つのシナリオのような気がしてなりませんが・・・
意図してやるのかどうかはわかりませんが、崩壊は、既定路線のような気がします。



バイデン副大統領の予言とも取れる意味深な発言

2008年10月19日、現在のバイデン副大統領はワシントン州シアトルの
支持者向け集会で予言とも取れる意味深な発言をしている。
以前の記事では要点のみ紹介したが、今回はこのときの発言の全文を紹介する。
以下である。

「われわれに難しい判断を迫る多くの事態が起こるだろう。
多くの難しい判断だ。それは外交問題を含む。これから言うことが核心です。
いいですか、これから言うことをよく聴きなさい。よく聴きなさい。
バラク・オバマは大統領になってから半年以内に、ジョン・ケネディーのときように
テストされるだろう。世界は見ている。
わたしたちはこれから47歳の優秀なアメリカ大統領を選挙で選ぼうとしています。
私がこの部屋で言ったことを覚えておいてください。
私が他に言ったことは忘れてもかまわない。これから国際的な危機が起こる
それは、この男の勇気を試すために意図的に引き起こされた危機だ
そしてこの男は、とても困難な判断が迫られるだろう。
どんな判断になるのか私にも分からないが。だが、私は約束する。
歴史の学徒で7人の大統領に仕えた男として保証する。
それはかならず起こる
その危機がどこで起こるのかすくなくとも4つや5つのシナリオは提示できる。」


オバマ大統領就任が、2009年1月21日
それから半年以内と言う事は、2009年7月21日までか・・・


Joe Biden admits Barack Obama's inexperience will lead to a future crisis
because other powers will test us.


Joe Biden Gaffe (With Subtitles) Mark My Words... Barack Obama
http://www.youtube.com/watch?v=dOwb9l0DtRA

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