
700馬力V8の怪物、パンテーラの悪夢
本物のV型8気筒をパンテーラに乗せ、公道を時速200マイルで走ってみたい!
死に到るチューニングカーの物語
[pantera]パンテーラは、イタリア語で「豹」ヒョウ
確か・・・ 日本ではじめて時速300キロをオーバーした車、
計測後不慮の事故・・・・
パンテーラはアスファルトにうずくまり、じっと何かを凝視していた。
ドッ、ドッ、ドッ、700馬力の鼓動が、冷たい夜気をなぶる。
血のような赤いボディーは、狂気な匂いがした。

「乗れよ」
トリプルプレートの、レーシングクラッチが繋がると
エンジンがウッと息絶える。が、
驚いた事に7700ccは、自分の力で呼吸を取り戻し車を発進させた。
アクセルペダルの一撃が入る。
僕は助手席の背もたれの上に叩きのめされ、そのまま身動きできなくなった。
音を立てて血の気が引いていく。
息さえも止めていたと思う。
なんという加速!2秒・・3秒・・・。
ふっつりと加速がやむ。
眼球をすばやくめぐらせて、薄緑色の照明の中に浮かび上がっている
スピードメーターを盗み見る。

120だ。
ローギアの一瞬で120!ジャッ、ガッ。
セカンドギアの加速が始まると、再び猛烈なGに襟首をひっつかまれてボクは昏倒する。
・・・・そんなことはありえなかった。
それは1981年11月29日のことで、彼はその2車線の一般道で本物の
700馬力が放つ暴力をたっぷり教えてくれたのだった。
公道上の時速250キロ。
頭上を行く首都高速3号線の高架が視界に突き刺さって来るようなスピードだった。
伝説のG.A.光永パンテーラ [2]
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