僧侶との信頼関係 | 生きているって素晴らしい

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~生と死と心のサポート とある僧侶のつぶやき~

日蓮宗 上行寺の副住職をしております遠山玄秀です。

先日の緩和ケアの勉強会でも出てきましたが、やはり信頼関係というのが大切だと思います。

私が僧侶としてずっと大切にしているものも、やはりそこだと思っております。
初めてお会いする方とは、信頼関係を構築することをまずは大切にしております。
ですので、必要以上にコミュニケーションを取るように心がけております。
また、コミュニケーションを取ることによって色々なお話やご相談をしていただけることになりました。

例えば、檀家さんであるのならば、まずはそこのご住職と色々とお話するのが大切だと思います。
「価格交渉をする場面ではないので、しかたないなと。」
これは、信頼関係がないから言えないというのも一つの原因ではあるのかなと思います。
「ご住職、100万円ってなんでその値段なの?」と聞けるかもしれません。
また、いざその時になってその場で言うのはというのでしたら、やはり普段のお付き合いの中で、そういうことを言える信頼関係が大切なのかと思います。
「うちの父の時は100万円だったんだけれども、今度母のときは、そこまで余裕がないので、80万円でお願いしたいのですけど。。」
お葬儀になる前に前もっていうことが出来るのではと思います。
もちろん、ここまでの信頼関係を築くのは、お寺側も普段のコミュニケーションや信頼関係が大切だと思っていないと難しいかもしれません。
また、思ってない住職ですと、結局回りがそのことを言わずにあきらめてしまっているから気付いていないということもあります。
だれも自分に言ってこないから、不満なんてないと思っている方はいらっしゃると思います。
もちろん、本来それではだめなのですが、そういう方がいらっしゃるということもお聞きいたします。ので、まずはそのご住職と色々とコミュニケーションを取るのが良いかと思います。

もし、檀家さんでなく普段お付き合いするお寺さんがいらっしゃらないのでしたら。。
それでしたら、やはりいざというときではなく、普段から信頼できるお寺やお坊さんを見つけておく必要があると思います。
お坊さんも人でございますので、本当に色々な方がおります。
ご自身の信頼できる方を見つけておくのはいいと思います。
この方に、お経を唱えていただきたい。この方に送って頂きたい。この方に、自分が亡くなった後の家族を支えてもらいたい。そういった方を見つけることができたら素晴らしいと思います。

私のお友達でNPO法人患者スピーカーバンクを行っている方がおります。
http://npoksb.org/
医療者に求めるだけでなく、自分たちもちゃんとしなきゃだめだよねという考えのもと活動されているようです。
そういった意味でも、宗教者に求めるだけではなく、自分たちの考えや思いを伝えることも大切だと思います。

ちょっと求めることばかりを書いてしまいましたが、私自身はこれからもしっかりと信頼関係を結ぶことも大切にしながら、いざというときに頭に浮かんでもらえるような宗教者になりたいと思います。
そして、いざというときだけでなく、普段から寄り添える宗教者になりたいと思います。

長くなってしまいました^^;
長文失礼いたしました。

∞遠山玄秀∞