こんにちは
昨晩は本当に落ち込んでいましたが
朝はやはり気持ちが澄んできますね
英国ドラマ『ダウントンアビー』の中で
“Everything looks better in the morning”
と屋敷の女主人が言いますが
その通りだと思います
人間の心理は
万物のバイオリズムに従って
大きなゆったりとした
上下のカーブを描いているのかも
しれません
これが大きく崩れると
身体、精神の状態が悪化して
病になり
ずっと底辺をさまようことに
なるのかもしれません
私はまだまだ大丈夫です
なんとか毎日のトラップを
クリアしていこうと
しています

昨日は
学校は授業参観日
高3生ともなると
そこまで「授業参観 ♪ うっれしー*」
という親はいらっしゃらないと
思いますが
(*「うっれしー」はみあんちゃんの
お宅から拝借している用語)
生徒たちは思うところが
あったらしく
教室の外のホワイトボードに
「名物講師 〇〇先生の授業!!」
などとでかでかと書き、
人集めをしていました 

(〇〇は私の名字)
そして教室内には
「〇〇先生の用語集」として
私が日頃使う生徒さんたちの
あだ名、その他の隠語の解説が
書かれており、
保護者さまのための
参観者用イスまで設置… 💧
なんだろう、このノリノリの
生徒たちは!!!
いえ、ありがたいと思いますよ?
そして
「なぜ〇〇先生の担当にしてもらえないんですか?」
と自分の授業について
学年主任に質問した生徒がいた、
などと言う話も聞きましたし
先日 卒業生を招いての
合格体験談を
行う会では去年私が担当した卒業生が
「とても信頼している」という趣旨の
発言をしていたとか…
そこにたまたま臨席していた
非常勤の先生が教えてくれました
他の方には
「愛されキャラ」で得だね、と
言われたことがありますが
そうではないと思います
私が彼らを愛おしいと思っている
のです
自分の目標のために
眠くても疲れていても
真摯に学ぶ姿が
尊いのです
それは予備校の生徒さんたちも
同じです
レベルの上下にかかわらず
彼らは疲れ切っていても
(昨日は高三にしてまだまだ
運動部を続けている子たちが
混ざっているクラスで
定時の6時に間に合わず
2限目からの参加でしたが)
それでも眠ってしまうことなく
日焼けして真っ赤な顔をしながら
話に一生懸命耳を傾ける…
人間の美しい形
それを教えてくれます
ひたすら尊敬してしまいます

私に他人を見る
新しい視点を与えてくれたのは
家族ではなく
猫たちでした
私の家族はどちらかというと
私の子供の頃はいつも不機嫌でした
父親は自分の母親(つまり祖母)を
子供達の前で
怒鳴り散らす…
私の母親が出かける時に
忘れ物をすると
「もう行かない!!」と怒り出して
自分の運転する車を
自宅に戻す…
もちろんお出かけの気分は散々なものに
なります
母親はそう言う雰囲気に
うんざりしていたのでしょう
私が話しかけても
何も答えない
しつこく呼ぶと
「何?! うるさいわね」
と半分怒りながら返答する
人間なんてクソだ…
子供の頃から大学時代くらいまで
私は自分も含めて
人間に対する失望感に
包まれていました
そんな人間が良い教師になれるはずは
ありません
新卒時代には
まったく生徒から総すかんされるような
教師でした
教師暗黒時代です
ますます人間不信になり
ダメダメ街道まっしぐらですね…
そんな私がようやく変わり始めたのは
当時飼っていた愛する雑種猫たちが
高齢になり、病を得て
次々と天に帰り始めた頃
愛おしいものは
必死に両手で包むように守っても
いつか亡くなってしまうということ
心の中にお墓をたくさん建てつづけました
他者を大切にする気持ち
(そういえば留学時代にも
とても良いフラットメイトや
コースメイトに恵まれて
人と一緒に泣き笑いすることの
素晴らしさを
少しずつ教わった気がします)
雑種猫たちの中で
今でも一番印象に残っているのは
もうほとんど機能していない肺の状態で
呼吸すらままならない身体で
いつも寝ているところから死ぬ間際に
私の目の前にやって来て
上目遣いに一声鳴き、
直後に息絶えたタケマリちゃんのこと
こんな自分勝手な飼い主に
こんなに尊い愛着の情を
最後に素晴らしい形で贈り物してくれた
この子に恥ずかしいことは
決してしたくない
自分よりも弱い相手を
まず愛して大切にしろ
それを忘れるな
彼女はそう言って去ったのかなと
思いますね
だから猫たちは
私の大大大先生です
他者を理解し、優しい気持ちを
持てているなら
全ては彼らに教わったこと
「可愛いから」
ではありません 







