都立高校を併願する家庭の戦略 

私立単願との違いとリアルな判断ポイント🎯


今回は、**「都立を併願するか」「私立単願にするか」**を迷っているご家庭向けに、現実的な判断材料をまとめます。

次回は「今からでも間に合う私立高校入試対策」について書いています


⚖️【1】前提:都立と私立の“目的”の違いを整理

比較項目 都立高校 私立高校
学費 安い(月1万円台~) 高い(平均5~7万円)
教育方針 公立・標準的 学校ごとに個性あり
授業時間 標準的(部活中心) 長め(補講・講習あり)
大学進学実績 学校による差が大きい 指導熱心な学校が多い
入試日程 2月21日前後 2月10日前後に集中

 

📌つまり、都立は**「費用と安定」重視**、私立は**「環境と手厚さ」重視**の選択。

 


🏫【2】「都立併願」の基本的な流れ

多くの受験生が採用しているのは、
**「私立を併願優遇で出願 → 都立が本命」**というパターン。

 

🗓 一般的な流れはこんな感じ👇

  • 12月:私立の併願優遇校を決定(内申確定後)

  • 1月:出願・面談

  • 2月上旬:私立受験(合格を確保)

  • 2月下旬:都立本番

つまり、私立は“保険”の役割。
ただし、最近は「安全校すら倍率が高い」ため、併願先選びを慎重に行う必要があります。


🎓【3】「私立単願」にする家庭のリアルな理由

近年、私立単願を選ぶご家庭が増えています。
その理由には、こんな現実があります👇

  • 都立一本はリスクが高い(1回勝負で不合格だと浪人扱い)

  • 私立のカリキュラムが大学入試改革に対応している

  • 通学時間・安全性・雰囲気重視の家庭が増加

特に、都内の上位私立は内部推薦や提携大学進学が充実しており、
「安定して大学進学まで見据えたい」家庭には魅力的です。

 


💡【4】都立併願を考えるときの注意点

都立併願を選ぶなら、次の点を必ずチェックしておきましょう👇

1️⃣ 私立併願校が“確実に合格できる”か
→ 「安全校」だと思っても倍率で落ちることがあります。
 模試偏差値よりも学校ごとの合格実績を見ましょう。

 

2️⃣ 内申点が都立基準に届くか
→ 都立は当日点+内申点。通知表の評価が合否に直結します。

 

3️⃣ 2月中旬に疲れ切らないように
→ 私立→都立と受験が続くため、体力・メンタル両方の準備が必要。

 

4️⃣ 親が「都立も受けなさい」と揺らさないこと
→ 子どもが「もう決めた」と言っているのに、
 親が「都立も受けた方がいいんじゃない?」と言うと、迷いが生まれます。
 この時期の迷いは集中力の敵です。

 実際そう言われて都立にも手を出し、志望校全滅の子もいました。

 


🧭【5】“都立も受ける”かどうか、判断のコツ

次の質問を親御さんご自身にしてみましょう👇

  • ✅ 本人はどちらの環境でやる気を出せそう?

  • ✅ 通学時間・学校の雰囲気は?

  • ✅ 家計的に3年間の学費を無理なく出せる?

  • ✅ 都立に落ちた時のメンタルは立て直せる?

この4点を正直に考えたうえで、
家庭の価値観に合う選択をするのが正解です。

 


🙋‍♀️【6】親ができるサポートのかたち

最後に。
親の姿勢が、子どもの安定に直結します。

  • 「私立でも都立でも、どちらでも応援してる」

  • 「結果より、ここまで努力したことを誇りに思う」

  • 「進路は“親の見栄”ではなく、子のペースで」

この3つを意識するだけで、お子さんの気持ちはブレにくくなります。

 


🌸【まとめ】迷ったら「子どもの納得」を優先に (親が誘導させるのはあり。)

  • 都立はコスパと安定

  • 私立は環境とサポート力

  • 正解は「どちらを選んでも前向きに進めること」

受験は“ゴール”ではなく、“スタート地点”です。
どちらを選んでも、子どもが納得して通える学校なら、それが最良の合格です。