今日12月17日は、
上野の東京都美術館
で開催されている
「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」
を観てきました。
フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)の作品は、今日までどのように伝えられてきたのか。
初めは聖職者を目指していたゴッホ。しかし挫折し、弟テオの勧めもあり、画家を目指すことを決意した。
テオの献身的なサポートのもと、ゴッホは多くの作品を描いたが、生前に売れた絵は1枚だけだったとか。
ゴッホの死の半年後にテオも死ぬ。残されたテオの妻ヨーは、ゴッホの作品を全て相続。ゴッホの作品を世に出すことに人生を捧げる。
ヨーは、画商らと交渉して手もとにもなるべく絵を残しつつ慎重に売却、晩年にはひまわりの絵をロンドンのナショナルギャラリーに売却して、有名美術館に展示されて知名度と箔付を得ることを図る等、プロデュースの才をいかんなく発揮し続けた。ヨーの子フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホはファン・ゴッホの故国オランダでのファン・ゴッホの美術館設立に尽力した。
ミレーの「種蒔く人」を観て、自分は神様の言葉の種を蒔く、と言ったとか。
ゴッホの夢。
その夢を家族がつないだことを我々に見せるために、ファン・ゴッホ家のコレクションに焦点を当てて構成された見事な展覧会でした。
もし義妹ヨーの献身的な思いと努力がなければ、こんにち僕たちはゴッホの素晴らしい作品を観て感動することも出来なかった。ゴッホの家族である弟テオ、その妻ヨー、2人の息子フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホに感謝しながら上野の山をあとにした一日でした。



