連れ去り、という問題 | 沖縄で語学と日仏バイリンガル教育と

沖縄で語学と日仏バイリンガル教育と

フランスで6年、東京で4年過ごしたのち、2020年8月に私の故郷(夫と出会った場所)沖縄に来ました。
2011年生まれの息子、2013年生まれの娘がいます。
2020年8月より、沖縄在住。
公立小+おうちフランス語で日仏バイリンガル育成中。

今日はちょっと、重い話をします。

 

数日前に、何気ないきっかけで、

Vincent Fichot さんという

フランス人の父親が、東京で

ハンガー・ストライキをしている

という事を知りました。

 

 

 

きっかけとなったのは、

FBのフランス語に関するコミュニティで、

どなたかが投稿していた記事でした。

 

 

関連する色んな人の発信、

海外の記事(日本語の記事が少ない)等を

読んで、胸がつぶれる思いでした。

 

 

 

Vincentさんの状況を要約すると、

ある日突然妻と子供二人が

自宅から姿を消してしまった。

役所、警察、法的機関、思いつく全てを

当たって居場所を知ろうとするも、

「家庭内の事」という事で相手にしてもらえず、

3年前から二人の子供に会えていない。

日本政府に訴えてもだめ、

2年ほど前にフランス政府に(子供たちは

フランス国籍も持つので)訴えてみたが

それでも事は動かなかった。

これ以上にできうることと言えば、

もう、最終手段として、

自分の身体を投げ打つこと。

 

という背景があって、

ハンガー・ストライキに至った、という事。

 

 

 

連れ去られた当時、

子供達は1歳未満と3歳という年齢。

その可愛い盛りの子供達に、

ある日突然会えなくなる辛さ。

 

探し続ける3年の、

生き地獄のような日々。

 

それがわが身に起こったとしたら。

想像するだけで胸がはりさけそう。

 

 

 

何か手伝ってあげたいと思っても、

あまりにも問題が大きすぎて、

思いつく事は、署名くらい。

 

 

 

無力感を感じつつ、署名をし、

関連するツイートを引用して

ほんの独り言のつもりで

ツイッターでいくつか発信したところ、

半日で合計500件程の反応があり、

心底驚きました。

 

 

 

反応してくれた方々のほとんどが、

実際に連れさりにあい、

子供と会えずに苦しんでいる、

当事者の方。

 

 

 

この日本に、

こんな苦しみを抱えている人たちが、

こんなにたくさんいたの。。。。?

 

 

 

子供に会えなくなってしまい、

人知れず泣いているお父さん、

お母さんが、こんなにたくさん。。。

 

 

すごくショックでした。

 

 

自分の無知を恥じました。

 

 

 

「この問題に関心を寄せてくれて

ありがとうございます」

 

「知ってくれて、ありがとうございます」

 

そんな言葉に、

 

事の重大さを思いました。

 

 

 

社会に気づいてもらえず、

埋もれている声。声なき声。

その存在。

 

 

 

私の微々たる力でできる事は、

こうしてささやかな記事を書く事で、

まだ知らない誰かに、

こういう問題がある事を

知ってもらう事。

 

それくらいしかないです。

 

 

夫婦の間にどんな事情があろうとも、

子供が両親に会う権利は、

当たり前に保障されるべき。

 

私はそう思います。

 

 

 

「日本在住フランス人の父親」という点が

ひとつのきっかけとなって関心を向けた

問題でしたが、これは、

国際結婚において起きる問題ではなく、

日本人同士の結婚においても、

ずっと何年も前から起こっている問題で、

「片親に会えない子供達」は

日本中あちこちにいるんだ、、、、

という現状を今更ながら知りました。

 

 

 

Vincentさんが、

お子さん達に会えますように。。。

 

子供に会えずに辛い思いをする

お父さん、お母さん達、

親に会えずに辛い思いをする

子供達が、いなくなりますように。

 

私が賛同した署名はこちらです。