● 老後もS&P500だけでいい?株価下落の今、50代から考えておきたいこと
50代からの
お金と人生の悩みを同時に整える
FP・算命学カウンセラーの木村久美です。
最近、SNSを見ていると、
・S&P500がいい
・オルカンがいい
・これ1本でいいと言われた
という話を、よく見かけます。
幅広く株式に投資できますから、増やす効果は期待できそうです。
一方で、最近の相場を見ながら、こう感じることはないですか?
「これから老後も、同じ運用を続けていいのかな」
相場が揺れている今でこそ、改めて次の内容を考えてみるのも、よいかもしれません^^
こちらは、直近3ヶ月の、S&P500の推移です。

期間中、最大約6%の下落率です。
仮に、1000万円であれば、60万円ほどの値下がりです。
60万円・・結構おおきな金額ですよね。
しかし、6%ほどの下落は、実はしょっちゅう起きています。
リーマンショックのように、これをはるかに超える大きな下落が起きたこともあります^^;
もちろん、資産形成中であれば、
「今は下がっているけれど、長い目で見よう」
と待つことができます。
でも、老後は少し事情が違います。
その1000万円は、ただ増やすために置いてあるお金では、なくなっていきます。
旅行に行ったり。
家電を買い替えたり。
毎月の生活費に充てたり。
年齢を重ねれば、医療や介護にお金が必要になることもあります。
つまり、資産を運用しながら、そこからお金を使っていく時期に入ります。
もし株価が大きく下がっているときにも生活費が必要なら、
値下がりした資産から取り崩すことになります。
すると、その後に相場が回復したとき、回復に回せる資産そのものが少なくなっています。
これが、「増やす時期」と「取り崩す時期」の大きな違いです。
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そして今回、もうひとつ注目したいのが債券です。
株だけではなく、先進国債券も下落しています。
背景には、金利の上昇や円高、各国の財政への警戒など、いくつもの要因があります。
一方、国内債券が下支えになっていることが分かります。

大切なのは、何が一番上がるのかを当てることではなく、
自分がこれから、いつ、何のために、そのお金を使うのか。
そこから逆算して運用を考えることだと思っています。
「S&P500が人気だから」
「これ1本でいいと聞いたから」
「みんな買っているから」
もし、そんな理由で選んでいるのであれば、今回の下落を一度、ご自身の資産に置き換えてみてください。
1000万円だったら。
2000万円だったら。
資産額が大きくなるほど、同じ下落率でも、動く「金額」は大きくなります。
コントロールできない相場に、毎日ドキドキしながら暮らす老後は送りたくないですよね^^;
50代以上の運用は、若い方の運用と一緒にしないほうがいいです。
予測できない下落への、対処の違いです。
大切なのは、下落を予測することではなく、
下落しても生活に困らないように準備しておくことです。
流行りに惑わされない、自信の持てる増やしかたです。