歌舞伎座夜の部に行ってきました。
今回は、エンタメ水先案内人の仲野マリさんに、まさに案内していただきました。
マリさんのすごいところは、この演目ならこの席がいいというのを把握していること。で、今回は花横(花道のすぐ隣)の前から3列目!女暫なんて、すぐそばにずーっと七之助さんがいたんですよ。化粧の細かいところまで見えちゃった!
事前レクチャーでは、演目の見どころをワンポイントで教えてくれます。「前半は流していいけど、後半の誰々のどこを見て!」みたいな。これがほんと、歌舞伎初心者には助かります。いろいろ言われても、覚えていられないですから。
歌舞伎って、イヤホンガイドとか筋書きで予習して細かい筋を知るのもいいけど、わからなくてもそれなりに楽しめるんですよね。
あ、で、舞台近くの席なので、ビニールが配られました。「女殺油地獄で油(実際はふのり)が飛ぶことがあるんですって。まさかと思っていたら、役者さんが花道を通るときに、ほんとに1滴飛んできました。すごい迫力だ!
【女暫】
歌舞伎十八番の一つ『暫』の主人公を女方に書き替えた祝祭劇。悪者と善人の対立がわかりやすくて、勧善懲悪。くすっと笑える場面もあって、新春らしく楽しめました。七之助さんを堪能するお芝居です。
【鬼次拍子舞】
古風で味わい深い舞踊劇とのことですが、舞踊のことはよくわかりません。
【女殺油地獄】
近松門左衛門が実際に起きた事件をもとに描いた、世話物の傑作。放蕩息子が人妻を殺す話で、皆さんおっしゃっているように、お正月になぜ?というお話。女暫みたいな勧善懲悪じゃないんですよね。なぜいい人が殺されちゃうの??っていう。
”衝撃的な殺しの場さえも美しさで魅せる歌舞伎の真骨頂”ということなので、隼人さんを見るお芝居、と思えば楽しめるんだけど。
歌舞伎の世界って、なぜか殺人が肯定されているんですよね。そこが、浮世離れした”物語”の魅力なんですかね~。
でもこの「女殺油地獄」は、上演当時はあまりはやらなかったらしく、江戸時代の人もさすがに理不尽すぎるでしょと思ったのかな。むしろ現代なら、ありそうな話かも。
お芝居終わって、夜の銀座。アフターでマリさんに質問攻め。歌舞伎の裏の話まで教えてもらって、楽しかったです。
やっぱり歌舞伎っていいですね。
お弁当はこちら。
It’s nice to be sixty
〜「これが私流の60代からの楽しみ術〜






