http://www.cnn.co.jp/fringe/30007322.html?tag=mcol;relStories
米航空宇宙局(NASA)や欧州宇宙機関(ESA)は11日、ハッブル宇宙望遠鏡による観測で冥王星の5個目となる衛星を発見したと発表した。4個目の衛星は1年前に見付かっていた。
今回新たに発見された衛星の形状は不規則で、直径は約9.6~約24キロ。暫定的に「P5」と命名された。はるか遠くに離れた地球からは小さな白色の点にしか見えないという。
NASAによると、新衛星は今年6月26日、27日、29日と7月7日と9日に撮影した画像計9枚の中で確認された。
新衛星を発見した米SETI研究所のチームは2006年時点では価値のない準惑星との見方が主流だった冥王星がこれほど複雑な衛星群を抱えていることに興味を深めている。
これら衛星は、数十億年前に発生した冥王星と太陽系の中で海王星軌道より遠いところにあるカイパーベルト天体からの大きな物体が衝突した際の遺物との見方を強めている。
NASAは06年、冥王星へ向かって探査機ニューホライズンズを打ち上げた。15年7月には冥王星へ最接近する見通しで、この準惑星や衛星のより明瞭な姿が解明出来ると期待している。
ハッブル宇宙望遠鏡は1990年に地球上空を回る軌道上に打ち上げられ、09年には機器が更新された。
冥王星でこれまで見付かった衛星は、カロン、ニクス、ヒドラ、P4と名付けられている。
