つまみ細工って何?シリーズとして、
■つまみ細工って何?(歴史や簡単な説明)
■つまみ細工って何に役立つの?(髪飾りやかんざし、つまみ画など)
■つまみ細工って何で作るの?(材料や道具)
■つまみ細工ってどんな種類があるの?(桜やバラ、藤など)
■つまみ細工ってどう作るの?(作り方)
■つまみ細工ってどこで習えるの?(本&動画編、教室編)
として連載してます。
前回の記事はこちら
今回は、書籍を読むだけ、無料の動画を見る、教室に通う、通信講座など
「つまみ細工をやってみたい!」
「作ってみたけど、うまくいかないから習いに行きたい!」
「資格をとって仕事にしたい!」
などの目的別に、それぞれの方法がどんなメリットがあるかを書いていきたいと思います。
すごーく長くなってしまったので、今回は本と動画で切って、続きは教室編として公開したいと思います。
つまみ細工を習得するには?
結構無料でもできますし、最初からたくさんお金をかける必要はないかなと思います。
私はどちらかというと、最初は家にある材料や無料動画で学んでみて、分からないことや知りたいことを明確にしてから課金していくことにしているので、無料も有料もとりまぜてまとめていきます。
【つまみ細工の書籍の選び方】
つまみ細工の本、今本当に沢山出ています!!!
私が始めた頃(数十年前・・・)には、NHK「婦人百科」で特集されたもののほかは、前述の佐田つまみ画の書籍しかありませんでした。
そもそも、婦人百科で教えてくださっていたのも佐田先生です。
(しかも、当時はインターネットもないから、そんなの探せませんでした。
婦人百科で見て作ってみた佐田つまみ様の花の小箱は本当に素敵でしたが、当時神奈川の端っこに住んでいる小学生だった私は都内に習いに出るなんて絶対に無理でした・・・。子どもの頃、神奈川から東北に車で帰省するときにいつも首都高で都内を通るんですが、窓から外を見るとマンションに生活の影をみて、「こんな都心にも住んでいる人がいるなんてすごいな・・・」と憧れていたものです。そんな私が三越のカルチャーセンターに習いに行くとか、吉祥寺の教室に行くとかは全然無理でした。)
今は沢山の先生や作家さんのおかげで、色々な本から学ぶことが出来ます!
■独学でやってみたい方
■あまりお金をかけたくない方
■まずはちょっと試してみたい方
は書籍を参考にするのが一番手軽かなと思います。
では、どんな書籍を選んだらいいのでしょう。
本当に沢山ありすぎて、リンクを貼るのもなかなか難しいですが、つまみ細工に限らず、ハンドメイドの書籍を選ぶときには、下記の視点で選ぶと良いのではないかと思います。
1.こんなひとには・・・
「とにかくきれいな作品を見たい!」
「どんなふうに使ったらいいのかを具体的にイメージしたい!」
「ある程度作れるので、デザインの参考にしたい!」
■スタイルブック的な書籍
(可愛く写真がとられていて、スタイリングなどが美しくされている。
モデルさんがキレイに着用していたり、実際に使っている場面の写真があり、活用の仕方やデザインのヒントになる。
作り方については設計などが簡単に載っているだけのことも多い。
このタイプの本は、載っている作品のテイストが好みかどうかが全て。
ぱらぱらっと見ていくと、作り方が詳しく載っていないものもありますが、手作り好きな方ならそれを参考に自分のデザインを発展させていくこともできると思います。)
2.つぎにこんなひとには・・・・
「初めて作るので、細かく基本の作り方を親切丁寧に書いていてほしい」
「可愛さに惹かれて、一冊目はスタイルブック的なものを買ってしまったが、上手に作れなかった」
「教室などには通わず、できるだけ書籍だけでトライしたい」
■初心者向け書籍
(基本の作り方がすべて写真付きで丁寧に解説されており、手順で飛んでいるところがない。
オールカラー。
基本の方法を使って、様々な応用が書いてあるので、ステップアップが可能。
デザインとしては単調なことも多いが、まずは基本ができていることが大切なので、この本で沢山練習すると上達への近道。
書店でじっくり中身を見て、最初の数作品の説明が分かりやすいことを確認したら、一番最後の作品の作り方も分かりやすいかを確認。
最後の方の応用作品の作り方は設計だけ、簡単な説明だけ、という本もあるので、最後の作品の作り方まで分かりやすいかをチェックしましょう♪)
3.最後にこんなひとには・・・・
「ぱっと見れば大体のハンドメイドは再現できてしまう」
「手先が器用ですぐに上達してしまう」
「基本を積み重ねたり、同じものをいくつも作るとすぐに飽きてしまう」
■好きな作品が載っている書籍
(作家や講師によって、つまみ方やつまみの名称、使用している生地、作風が全く異なります。
好きな作品かどうかは、まず表紙を見て、ビビッときたものがいいでしょう。
もしくはInstagramやPinterestなどで素敵な作品を探して、作家さんが出版しているかをチェック♪
器用なあなたなら、どんな作品もすぐに作れるようになり、更にオリジナルもできるはず!)
さて、ではここでご紹介している、つまみ細工花びらの本はどのタイプかというと・・・
基本的に、ブティック社から刊行されている書籍は、
「丁寧に作り方を説明してくれている」
ということに当てはまります。
方針として、全ての掲載作品(巻末のギャラリー除く)の作り方を載せるということになっており、スタイリング写真も全てぼやかすことなく、バッチリ撮影されているのです。
なので、3冊とも
初心者向け
ということで、自身を持っておすすめできます♡
が、その特徴を更に詳しく解説していきたいと思います。
端的に言うと
1.本をじっくり読みたい初心者向け→「素敵なつまみ細工」
2.羽二重で普段使いやオシャレな小物を作りたい→「付録つき つまみ細工の可憐な花々」
3.動画を見ながらコツを知りたい→「動画つき つまみ細工でつくるアクセサリーと飾りもの」
なのですが、解説していきます!
「改訂版 はじめてでも簡単 素敵なつまみ細工」(ブティック社)
こちらは、タイトル通り、かなり初心者向けに丁寧に作った書籍で、更に基本を使った様々なつまみ方を解説していますので、初心者の方の一冊目としてオススメできます。
2021年に改訂版となりましたが、さらに、作りやすくて可愛い四季のお花(アネモネ、紫陽花、撫子、乙女椿)と、羽二重のウェディングセットのレシピも追加され、パワーアップしました。
ぜひご一読下さい。
「改訂版 付録つきですぐ作れる つまみ細工の可憐な花々」(ブティック社)
こちらも2021年1月に改訂版を上梓致しました。
タイトル方も分かる通り、なんと、「染色、糊張り済みの羽二重生地」が付録として着いておりますので、すぐに羽二重四匁の透明感ある軽やかな作品にチャレンジして頂けます。
こちらの作品のほうが、基本に丁寧でありながら、応用や洋風の作品が多くなっています。
こちらの本は、
初心者向け
でありながら、
好きな作品が多い
と仰って頂くことも多い本です。(まあ、好みによりますが)
「動画つきでコツがわかる つまみ細工でつくるアクセサリーと飾りもの」(ブティック社)
こちらは題名の通り、
動画があります!!!!
YouTubeでの公開なので、そちらを見てからテキストとして買ってもらってもいいかなと思います。
詳しいポイントや書籍では説明しきれなかった生地の説明などもしていますので、ぜひ動画もご覧下さい。
ピンクの表紙で、ハレの日のかんざしから、普段使いの小物、そして飾りものまでかなり幅広く、可愛い作品ばかり載っています。
ぜひご覧下さい。
ぜひ書店で手にとってご覧下さい♪
【つまみ細工の動画の活用の仕方】
今はつまみ細工の作り方が動画でもたくさん配信されています。
配信されているのは、Instagramのライブやリール、You Tubeが多いですが、他にNoteなどで動画を(有料もしくは無料で)配信している方もいらっしゃるようです。
書籍よりも動画の方がメリットがある点がいくつもあります。
■無料で配信されているものがたくさんある
■実際に手の動きを見ることができ、言外に学べることが多い
■書店に行って選んだりせずに、始めたい時にすぐスマホなどで見ることができる
ただ、書籍にしかないメリットもあります。
書籍は、体系的に丁寧に作られていますし、教室に習いに行ったら数万円かかる情報を1000円ちょっとにまとめてくれているものなので、理解するにはお値打ちだと思います。
また、無料の動画は(有料のものであっても、設定により)見たい説明の箇所だけを見る、ということができません。
10分やときには長いものだと30分、1時間の動画の中で、ポイントだけを読み取りたい時に時間がかかってしまうので、その点書籍は便利です。
そのため、オススメなのは、
書籍を一冊(か数冊)購入してそれを教科書に、無料の動画は補足に使うという方法。
また、今は動画を教材として販売しているものもあり、そういう動画はチャプターごとに見れるようになっているものもあるようです。
テキストに沿った動画で、チャプターが区切られていると動画も参照しやすいのではないかと思います。
無料動画は好きな作品だけ、手軽に見ることが出来ますので、それぞれの作品を作りたいときにはいいかと思います。
ぜひ、両方のいいところをご活用下さいね♪
【つまみ細工教室の選び方】
さて、
■ある程度独学でやったけれど壁にぶつかってしまった。
■最初から無駄なことはしたくないので、先生について効率的に学びたい。
■長く続けたいので、しっかり先生について習いたい。
■講師資格を取りたい。
など、教室で習いたい!となった時。
どんな教室に通ったらいいのでしょうか。
ちょっと考えてみましょう♪
教室には、選ぶ時に考えるべきポイントがあります。
■通信か通いか
■通うなら近いか、遠いか
■作品が好みか
■先生が自分に合っているか
■受講料が自分の予算内か
■規約が厳しいか、厳しくないか
■商用利用が可能かどうか
■資格をとれるかどうか
■教室以外のイベントがあるか
などです。
次回、一つずつ見ていきましょう。
ただ、一つ、最初に言っておきたいのは
「ある人にとって最高のものも、他の人にとっては最悪でありえる」
ということです。
例えば、講師になりたくて頑張りたいひとにとってはとても親身になって指導してくれる先生でも、不定期に時々楽しく通いながら続けたいひとには合わないこともあります。
また、優しくて何でも好きなように作っていいわよ、と言ってくれる先生のところでのびのびできる人もいれば、もっとしっかり方針を立ててカリキュラム通りに進めてよ!とイライラするひともいるのです。
なので、自分が何をしたいか、自分がどんな習い方なら楽しめるのか、目的をしっかり考えてリサーチされることをおすすめします。
「自分の目的」
「自分の好み」
をはっきりさせてから学ぶためにも、ちょっと自分で予習をしてから始めるのって大事かなを思っています。
書籍やYouTube画像も色々見てみて下さい♪
各項目の考察や教室紹介は次回となります。
お楽しみに♪
【花びらのつまみ細工の教室、通信講座】
自己流ではなかなか満足の行く出来にならない!という初心者の方は、ピンセットの持ち方から丁寧に指導させて頂く、3回コースもしくは通信講座で受講できる初級ステップアップコースもオススメです。
初級コースでは、
■松竹梅
■鶴
■半玖珠
■桜
■蝶
など人気のモチーフを網羅しています♪
ここでご紹介している作りやすい簡単な作り方よりも、さらに本格的でアレンジ可能な方法を学ぶことが出来ます。
すべての手技に理論と必然性がありますので、手の動きだけでなく頭でも理解したい、という方はどうぞ♡
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