黒猫みぃこは今年の4月で19歳です。
2002年の11月に当時住んでいた家の近くのシェルターから推定7ヶ月で
アダプトしました。犬派だったフラミンゴ旦那がねこ好きの私の為に
アダプトしたのですが、旦那には(私が留守の時とおやつを貰うとき以外には)
あまり懐かないのに旦那を猫派に変えてしまった美魔女猫(はい親ばか)です。
アダプトした時から健康状態が悪かった猫達とは違い、健康優良児だったのですが
2016年に甲状腺機能亢進症(放射線アイソトープ治療で完治)
2019年からはIBDの為のステロイドのお薬を飲み始め、
2020年からは腎性高血圧のお薬を飲んでるんですが、
お薬を包むおやつや、投薬後にあげるおやつが大好きなので
朝晩の薬の時間にはちゃんと催促に来てくれる良い子(親ばか炸裂)です。
ずっと半年に1度の定期検査をしていましたが
6月初めに1年ぶりの定期検診に行きました。
主要目的は慢性腎不全の状況確認と口内に出来物が出来ていることの相談でした。
奥歯についていた大きな歯石が取れた後に、She needs dental!と言われ、
え?と思って2年前にしたデンタルクリーニングの時に麻酔から覚める段階で
てんかん症状のような麻痺があったし、年齢が年齢なので
担当医には去年はデンタルクリーニングはしない方が良いと
言われたのですが、と聞き返したら、やはり今年もしない方が良い、と
言われました。麻酔のせいで体温が下がったり、手術中は大丈夫でも
後日腎不全が悪化して食欲がなくなり、死んでしまうこともあります。
それから脱水が進んでいるので皮下輸液を薦められました。
これもえ?でした。ここ何年も皮下輸液を始めたほうが良いかと
確認し続けていてずっとNoだったからです。脱水状態の確認の
仕方は学習していてこの日、特にいつもより脱水しているとは
思えませんでした。
とても迷いました。まず麻酔について、2年前の反応が出た時には
本当に怖かったので別の病院で輸液、麻酔の2点について
セカンド・オピニオンを聞くことにしました。
セカンド・オピニオン、血液検査と尿検査の結果、
を総合して、口内に出来物が出来ているのを検査する為にも
思い切ってデンタル手術を受ける方向で考えて
輸液は後回しにすることにしました。
血液検査が安定していたので、もしデンタル手術を受けるとしたら
それより前に新しい治療法を導入するのは猫へのストレスになります。
この間、麻酔や麻酔薬についても調べました。
薬の種類についての知識を得てから担当医に
2年前の施術時とその前に使われた麻酔薬について
確認を取りました。2年前の施術時のみ(その担当医が
休暇中だった為)それまでとは違う麻酔薬が
使われていたことが解りました。もちろん
その薬が悪かった訳ではなく、たまたまみぃこには
合わなかった、と言うことです。でもこれで少し安心しました。
その薬を使わなければ反応がない可能性が高くなったからです。
また、歯科専門医の施設についても何件か電話をして、
麻酔から覚める回復段階でモニタリングされる内容についても確認し、
担当医のいる一般獣医病院ではなく、家からの距離、予約のタイミング等を含めて
家から車で30分程度の歯科研修医のいる病院で施術を受けることにしました。
この写真は2018年に家に遊びに来てくれたカリフォルニアの友人が
施術の1日前の日曜日に送ってくれたものです。2018年ですから
みぃこは16歳だったことになりますね。
手術ですが、施術時のレントゲンで、下顎前歯の歯茎に
Bone Loss(骨量減少)が起こっているとのことで、
犬歯の間の下前歯6本全部を抜歯することになりました。
生体検査の結果を待たないと確実なことは言えませんが
歯茎の出来物はこのせいの可能性が高いとのこと。
4本だけ抜いて両側2本を残すことも可能だけれども
骨量減少が進行して小さな歯が倒れて埋没してしまったら
炎症を起こす可能性が高いとのことで、残さない方を薦められ
それに同意しました。故Tigerの時には歯を残すことを
優先して長い間痛い思いをさせてしまっていたなと思った経験が
ここに来て役立ったなと思います。Tiger、ありがとうね。
左上顎の犬歯の後ろの歯もグラグラしていたとのことで合計7本の抜歯。
加えて出来物の生体検査の為に歯茎を切除していますので、
下顎にはステッチが入っています(溶ける糸なので抜糸は必要ないとのこと)。
手術日の私の心配過剰については長くなるので省きます。
結論、みぃこは19歳になっても、正しい、サバイバル本能を身に着けた猫でした。
家に帰ってくるなり、キャリーのドアを開けたら速攻でヨロヨロとキッチンへ。
一日中絶食していましたから当然なのかも知れませんが、生命力旺盛です。
固形物をあげるのは1−2時間は控えるように指示されていましたから、
チキンのベビーフードを水で溶いたのを何度かあげました。
その後も数日はずっと食欲大魔王です。今日、4日目にしてやっと
ちょっと落ち着いてきた感じです。
この手術、みぃこの「命」よりQuolity of Life(生活の質)を考えて
踏み切ったのですが、受けてよかったと思います。もしかしたら
もうちょっと長生きしてくれるかも、って思います。でも
長さはもう関係ないと思っています。十分頑張ってくれてるので。
みぃこ、頑張らなくていいからね。穏やかに、ただ穏やかに。
