マッサージとの出会いは、その後すぐにやってきた気がする。
というのも、トモコさんが、
聞き流してしまいそうなほど自然に、
残したコメントが、いたく胸に残っていたから。
『おかあさんについてけば、問題ないわね』
『あんた、マッサージ向いてるわよ。だって、昔やってたじゃない!』
(母に向かって)
『なんで赤の服とか着てるの?あなたのオーラは白だから、
白っぽい服着なさい』
(これも母に向かって)
『口と耳をマッサージしてあげたらいいわね。』
→その後、母悶絶!
(どうやら後から判明したところ、
人の話を聞かないという習性からくるものらしいw)
などなど、
さらっと聞き流してしまえば、それまでのコメントが、
なぜか耳に焼きつくように覚えていたのを、今でも覚えていたり(笑)
トモコさんのところには、
往復4時間がやはりしんどいというのと、
毎回同じことの繰り返しが飽きてきて
(実際はそれが一番大事なんだろうけど)
4回か5回行って、足が遠のいたのだけど、
家でしていることはほとんどかわらなかった。
寝てるか、ごはんをたべるか、
たまにリハビリに病院に行って、
バイト情報誌をあさる。
職務経歴書とか履歴書を書いて、落ち着く・・・。
その繰り返し。
たまに、某不動産会社の営業部門に就職説明会に行ったものの、
白いスーツ着て、紅一点なのに、
最前列中央で居眠りするくらい、じぶんでも興味がなかったらしい
そんな中、ふとぼけーっとしてるときに、
母が『じゃあ、行ってくるからね!!!』と
満円の笑みで、楽しそうに出張施術に行くところだった。
母は50の手習いで、カイロプラクティックを習いに行った有資格者。
今では、10年選手で、
わたしの奈良の自宅サロン時代のお客様の引き継ぎを一部しているほどで、
頼りになるボディワーカーなんです。
その当時、母は、カイロ師としては、まだひよっこで、
場所を借りてみたり、師匠と一緒に活動したりして、
それでも、じぶんのお客さんも少しいて、
楽しそうに働いている姿をよくみかけていた。
この日は、それはもう楽しそうな笑顔で、
ふとトモコさんのことばを思って、
(母の真似をしろってことかな?)
と、めくっていたバイト情報誌を見ると、
そのページには、
《タイ古式マッサージのアルバイト募集》
という文字が光っているように見えて・・・。
勤務地は、かなり遠くて、片道1時間半。
まだ万全のカラダではないけど、
行けない距離でもない。
なんだか気になって気になって、アルバイトの面接に行くことにした。
そこで出会った面接員の店長。
事情を、事故のことから、すべて話して
普通だったら、すぐに戦力なるかどうかわからないわたしに、働く場を与えてくれることになりました。
その店長と先輩たちが、
なんとも不思議なおかしななかまたち。
その出会いが、今のわたしを形作る基礎になりました。
つづく。

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