パラレルワールド歴2010年
剣も魔法も素手も 中途半端なスキル
でも 自称 勇者を気取る 「バカ・ノーマン」
は 多くの求婚者のいる中で
見事に珍技で ダリア姫を ツボらせた
結果
あのバカノーマン が
結ばれた
はずだった
だが
それより遡ること1ヶ月前
再びダリア姫に求婚してきた
魔王アベノシンマキシマムグレイトス
は 老婆すぎるダリアには 要はないと去って言った
超ヨボヨボだが
要介護1〜?レベルで ノーマン もダリア姫も暮らせていた
「オレ このままじゃなんのために生きてきたかわからねえ」
鼻くそをほじりながら ダリアに ぼやくノーマン
「あたしに不満かい ノーマン
あたしゃあねえ あんなに惚れたから
最後の日まで こんな姿でも 一緒にいたいんだ」
しゃがれ声に変わり 声も小さいし
滑舌悪いダリア姫
「あんだってぇ?」
半分聞こえてても わざと聞こえないフリをするノーマン
そんな日常生活を送って
10日後……
モシャタピコが
ウォーズワールド新聞を持って
激しく興奮しながらノーマン とダリアの前にやってきた
うぉおおおお
あたし
すげ〜
ニュースの見出しみーつけた
姫様
ノーマン さん
これ見てーーー
これ
すげえ
ダリア「確かに
すごい!
でも
モシャタピコの顔の方が
すごい」
バカノーマン 「だべさ
ちげえねえさね」
↑ モシャタピコ
驚きの表情
モシャタピコ「ジャガリコンダンジョン」という
南7km先にある洞窟に 願いが叶う秘薬ありだって
ダリア「嘘ダァ そんなあ」
ダリアは 何かと嘘の多い ウォーズワールド新聞の話題なので 今回もガセネタだと言い切っている
しかしバカノーマン は違った
「むむむむむmoon ムーンは月 もとい
この秘薬は 飲むと 本人に対して適切だと判断した場合は自動で願いが叶うとな」
「あんだってぇ」
ダリアは 半分聞こえてるが わざと聞こえてないような返事をして興味ないぞアピールする
「三本も秘薬が宝箱に入ってるぞおおぉ
これは 老人が若返るとか
呪いが解けるとか
ポテンシャルを開放するとか
願えば叶う率8割だってさ」
「8割かぁ 絶対叶うとか
怪しいけど そうじゃないから
逆に信憑性あるね
よし!強い方々を集めて ジャガリコダンジョンへレッツゴー」
なんか 急に 8割の数値と呪いが解けるなどのワードで安心感を覚えたダリアは
ダリア城ゆかりの強者を集めて
ダンジョンへ向かった」
ちょんまげ姿の変な格闘家、一応戦えるチアガール、
モシャタピコ、クリスタル音叉ちゃん、ダリア最強の忍者 冴島忍牙な
ダンジョン内で
けっこう活躍した
だが
バカノーマン やダリア姫も
欲丸出しになり100歳の老人の呪いがかかった人間とは
思えない すこぶる活躍をしてみせた
盾を武器に使うノーマン
や
なぜか目からレーザーを発射するダリア姫
冴島忍牙ばかりが活躍する
ダンジョン探索ってなわけじゃなく
欲望丸出しの ノーマン とダリア姫は
奇跡的な強さを発揮していた
そして
ついに バカノーマン 一味は
宝箱を見つけた
宝箱の中には 魔法の秘薬が三本入っていた
ノーマン は願いを込めて秘薬を飲んだ
ノーマン は 元の若い半熟勇者な男に戻った
ダリア姫は 願いを込めて秘薬を飲んだ
元の若い姫様に戻った
そして バカノーマン 達は 城に戻ってもとの姿に戻れたことの記念パーティーを開くため
準備を始めていた
元のダリア姫の姿に戻って
バカノーマン も テンションあげあげだった
浮かれまくって
宴会の日を楽しみにしていた
はずだった
だが
ダリア城や城下町の人々
一気に涼しくて気持ち良い秋晴れから
いてつく吹雪の極寒波になるような
時代に陥るのであった
そこにはジャガリコダンジョンでも 一番の活躍をした
あの冴島忍牙が
ボロボロの姿で 宴会準備中の 大広間に
やってきた
ダリア「どうしたんですか?
忍牙さんほどの 実力者が」
忍牙「秘薬を守っていた 神に背いたことのある
黒き排斥神集団が 動きました」
タピコ「あの新聞って裏ニュースだったのか
すいません。
実際に 秘宝を盗んだ人がいるなら
あの伝説の最強集団が再び動き出すとも確かに書いてました
小さい字で 端っこに
そこも お見せすればよかった あわあわわわ
頭を下げて狼狽えつつ謝罪をするモシャタピコ
ダリア「あなたが 狼狽しつつ謝ることはありません
あの小さい字で
書かれてたらノーマン なら絶対気づかなかったはずだから」
「この世界では 最強とされてる 一味が
泥棒猫は 37564
にすると言って けっこうヤバい主力部隊を引き連れて
こっちに向かってるでござる」冴島忍牙は
再び口を開いた
王国兵士「黒き排斥神集団」だよな……
あわわわわわ
奴らは かつての魔王軍を凌ぐ強さで有名だ
あの魔王軍さえ 黒き排斥神集団と関わりたくないので 魔法アベノスさえ 秘薬の存在を知っててもダンジョンの秘薬を盗まなかったらしいし」
ダリア城下の町民「せっかくダリア姫様が元の姿に戻ったのに
もうだめだあ
奴らに ダリア城およびダリア城下町は
一人残らず 刈り取られるわぁーー
この世の地獄じゃあ」
ダリア「そういえば ママと離婚する前のパパは 言ってたわ。
奴らのオサのアーノルドサワー総督 に喧嘩をもたらした とある国は 一晩で
奴らに滅ぼされたと……
あわわわわ」
城民も町人もダリアも
アーノルドサワー総督らの 恐ろしさについて
ガタガタ震えているのに
バカノーマン は 相変わらず
空気が読めない発言をした
「なんと黒き排斥神集団がここに来るんだね
イェーイ
盛り上がりそうだ」
ダリア「あーた アホかー!
来るは来るでも うちらを滅ぼしにくるんだよーーー
ううう バカ亭主
バカ亭主ノーマン
なんで あたしは
こんな アホと結婚したんだよーー」
ダリアも 落ち着かない様子で
泣きじゃくった
そうこうしてるうちに
本当に 黒き排斥神集団がダリア城へやってきた
バカノーマン 「アーノルドくん
おでましかーい
おや 案外
美女軍団なのだね
まぁ オレ様のダリア姫からしたら
君たち キゥイパパイヤ マスカットスムージーだね
可愛いいだけじゃダメですから」
なんと ノーマン これまた 相手を煽るような
やばい失言をしてしまう
ダリア城の人々は 凍りついた
一触即発
ただちに 戦闘か?!
そんな時
バカノーマン は こう言った
「あと 一本 秘薬が残ってるんだあ
もしオレ様に協力してくれるんなら
最後の一本 あげるよ」
アーノルド様
奴の言うことなんて聞かず
ここで 秘薬を奴ら全員 始末して奪いましょう
とか 無礼者ーーすぐに あのKYマンの首をきるよー
とか アーノルドの仲間から ヤジが飛んだ
しかし アーノルド・サワーは こう言った
「うん
いいねえ
よし バカノ君
君の言うとおりにする
僕は 何をすればいいのかね?」
とサワーはノーマン に言った
「オレ達の兵士って野朗ばっか
あんたらの兵士は 女ばっか
これって 合コンパーティーみたいじゃん
親睦会ふくめ合コンパーティー的な
宴会を一緒にしようやあ やあ
YAH YAH YAH やゃや あやや〜(最後歌い出すノーマン )」
よし! 了解
皆なものー
宴じゃあ
盛り上がるぞーー
今宵は
と なぜか 秘薬欲しさに ノーマン の言うことを聞いてしまったアーノルドサワー総督
*宴会イメージ画像
ダリア城やダリア城下のメンズは
話してみると怖そうな アーノルドサワー総督一味の
ガールズ達と 大盛り上がり
*合コンパーティーイメージ画像
敵だと思ってた 黒き排斥神集団とダリア城や城下の人々は この宴会により
恋に落ちるものもいた
さらに 趣味や嗜好品などが一致して
みな ハイテンションになっていた
「あたしに気があるのね
ダリア城下の よろずやさん」
「まぁな まさか君と同じ雷属性の魔法や
魔法の先生が 同じだったなんて親近感湧くわあ
うちの よろずや 雷属性の新しい槍も仕入れたよ
今度きてね」
「うん もち行く」
「黒き排斥神集団なのに 赤ワイン好きなのだな」と
イケメン兵士は言った
「黒き だけど 赤好きだよ
君も赤 好き?」
「おお オレはレッド好きすぎて
この帽子の下の髪もレッドさ」
ヘルメット風な帽子を取りレッドヘアーを見せる兵士
バカノーマン の 単に 美味しい飯が食える回が開きたくて 黒き排斥神集団と親睦会を開いた
のに 戦争もなくなり お互い 仲良くなって
とても 平和に物事が解決しようとしていた
だが
アーノルドサワー総督は
秘薬に対しての欲は忘れてなかった
アーノルドサワー心の中
(我が部下達も平和ボケしやがって
僕が
秘薬を飲んで かつて 神の一人に封じられた
左目の力を取り戻してやる
その時には ダリアだけじゃない
全世界を支配してやる
神人にも復讐してやる
覚えてやがれ)
恐ろしいことが起ころうとしていた
バカ正直すぎるのも
ほどがあるだろう
バカ ノーマン
まさか
本当に アーノルドサワー総督に
秘薬を渡してしまうなんて………
神人に やばい力を封じられていた
アーノルドサワー総督
ついに
目覚めるのか
目覚めるのか?
秘薬の効果は
いかに??
↓
なんと
アーノルドは 8割 秘薬を飲んだら 願いが叶えられるのに
世界征服と 願っていたので 願いは却下されたようだ
アーノルドは 坊や時代になりました(なんの力もない)
これが ほんとの
アーノルド坊や
結局
ダリア城の人も黒き排斥神集団も誰一人
死ぬことはなかった
バカノーマン とダリア姫は
二人は改めて式をあげて末長く幸せに暮らしたそうな
劇終












