しかし母は断った
業者は 急に般若みたいな形相になり
こう言った
「こんだけ説明したのに なんなんだ
あんたは!
なら ゴキブリにやられる前にオレがここで
おまえを始末してやる」
そう業者は母に言うと
物置に立てかけてある クワを持って
親に それを振りかぶろうとした
親は怯えて表情もひきつりガタガタ震えていた
それを目撃した 私は
やい こらってめぇ
と 叫んだ
上に振りかぶったクワは 今の声で 土があるなんでもないところに クワの刃が被弾したので
母は助かった
「オレはなぁ 業者のふりをして 隙があれば
人をバラバラにして証拠も残らないようにする
殺人鬼さ
ターゲット
変更だ ククククク」
クワを持った男は私にターゲットを変更にしたようだ。
私は なぜか そこに置いてあった鉄の長い棒で
男に対して
ブチキレて
うまいこと 男のクワを持ってる腕に鉄の棒をぶち当てた
「てめぇ
やるじゃねえか」
男は ニヒルな表情でこっちを見てきた
私もアドレナリンモード爆発
「鉄の棒で そのままぶん殴ってぶん殴って
脳天かち割ってやる
原型がとどめないくらいにやってやる
やってやる」
私は 怒りで震わせながら
殺気に満ちて
鉄の棒を男の前で 叩きつけまくる
ブチ殴ってやりたいが
奴を鉄の棒で殴って重症を負わせれば
正当防衛ながら 手を汚すことになる私
やりたくてもやれない
だが 相手が攻めてきたら確実にやってやるつもりだった
漂う私の殺気に 逆に 怯えだした業者
「悪かったなぁ さっきのオレが殺人鬼って言ったのは 冗談だよ
演技 演技だよ……」
なんか急に 奴は 怯えた笑顔を見せて
焦ってきてるのがわかった
なので 私も無理に手を出す必要がない
なので 恫喝しつつ 奴を後退させていた
だったら そのまま 車まで
戻れや クソ野朗とかいいつつ
男に棒を突きつけたり 地面に棒を叩いて 威嚇した
その際に 母親は逃げていた
30mほど鉄の棒を突きつけて男が車を停めたらしい場所の近くまで追い詰めた
「あの家の裏に車は停めたからさぁ
もおいいだろ?
これ以上 くると おまえを通報するぞ」
男は そう言って 一軒の家の裏の方に変えていった
棒を捨て
私は その場を離れようとした
30秒後
車のエンジン音も発車した音もした
男は去ったのか??
普通なら去ったはずだ
発進音まで聞いたし
アドレナリンモードが解除されたのか さっきまでの私の言動とか冷静に考えたら
とんでもない相手と対峙してた私が怖くなって しばらく呆然と立ちすくんでいた
手足も思い出しただけで震えていた
アドレナリンパワーのせいか しばらくそれが解けたあと その場で どっと疲れて 動けなくなった
3分後
(いつまでも さっきのことを考えてても仕方ない
過ぎたことだ 動かねば)
なんだか 気弱な私になっていたが 嫌な予感がしてならなかった
車のエンジン音も聞こえたはず
だけど 嫌な予感がまだする
さっきの車のエンジン音は
実はフェイクで
乗り合わせていた その男の仲間だけ
あえて
発進したのでは??(考え過ぎ)
あの業者は
出ていくふりをして実は 再び
我が家を狙っている
一度ターゲットにされたら
見られたからには
ターゲットを始末するのでは??
なんかそんな嫌な予感がしてきた
アドレナリンモードが解除された私は
熱烈な行動も言動も 毎度ながら言えないしできない
私自身が頼りがいない男になっているのがわかった
まぁ 考えすぎか
時間も男が去って 何分も経過してるし
だが嫌な予感は的中した
一軒家の奥から 男が現れた
「オレの仲間のフェイクに気づいてたのか?
おめおめと帰っていったと思わせてから
再び てめえらを狙おうと思ってたこちらの意向はお見通しってか」
再びクワを装備して ニヤリと笑いながら
こっちを見て 歩いてきてる
「オレたちはよぉ
見られたからには
証拠は 消さねばならねぇんだ
それがプロの殺人鬼ってやつだ
てめえ さっきの勢いが消えてるなぁ
ならここで 死ね! クズ野朗
そのあとは てめての両親をやってやる
そして そのあとは
業者のふりして また違うターゲットをやってやる
ケケケケケ 笑」
クワを
振り回しながら突進してきた業者
アドレナリンモードが解除された私は
闘志も消えて
ただ ただ 怖がってばかり
(めちゃ情け無いぞ怒)
ここで殺人鬼とさしちがえなければ
被害は拡大すること必須
当然 まずは両親が殺される
でも アドレナリンモードが解除された私は
幽霊が出て 幽霊に怯えてる人みたいなマインドしかない 心霊ドラマのキャラクターみたいなモードだった。
クワを振り回す男から 怯えながら逃げるだけ
追いかけてくる
「おい 待てよ さっきの勢いはどこいった?」
うわー! 私は 声をあげて逃げるしかなかった
1.5mくらいある草むら道 見たこともない草むら道に辿り着いた。
草むら道まで追いかけてきた男は
見えない結界に触ったのか
軽く吹っ飛ばされた
謎の草むらロードは霊的なエネルギーで選ばれたものしか通れないシステムのようだ
だが
私は それを見て 少しも安堵しなかった。
その男からは
邪悪霊や守護霊の類いの技さえ
超えてしまう予感が頭によぎったからだ(考え過ぎか)
男は「この地に住む邪悪霊の仕業か?!
邪悪霊だとか心霊スポット?そんなのオレからしたら虫からの弱っちぃ技にしか見えない
だから 今から虫からの技なんて解除してやる」
ドスっ
ドスっ
クワを 結果線に向かって 振り下ろす
しかし結界はびくともしなかった
「ククク
なるほどね」
男は 結界道をクワで刈ろうとしても 狩れないことに気づいた。
だが 結界道の下の方に人が潜り込める色が微妙に異なる隙間に男は目を向けて ニヤリと笑った
そのあと 男は
遠くからスライディングして 微妙な隙間に
入ってきた
守護霊からの 結界の盲点まで
見破ってくるなんて!
なんてやつだ
「オレ様を なめんなよ」
わぁーーーーーわぁーーーー
って声を張り上げて逃げて逃げて逃げまどう私
ものすごい逃げ足が出てたのには驚いた
振り返ると
いつしか男はいなくなっていた
そして 男を振り切った後に
(なんで 戦わなかった
なぜ 奴を止めなかったのだ自分は
格闘技の訓練してたんじゃなかったのか自分は
あの時止めなかったから 自分のせいで
殺人鬼の被害をさらに拡大させるのではないのか?
いや 違う アドレナリンモードが解除されたなら
奴には勝ち目はない どうせ まずは自分が奴に排除され そのあとは親がやられてる 逃げて正解だったのか??)
めちゃくちゃ自問自答した
そして
悔しさの中で目指さめた
目指さめてからも
胸糞悪くて悪くて
その夢の中で 殺人鬼と戦わなかった自分に腹が立った
444万って 業者が ゴキブリ大量発生駆除話をした時点で 警察呼べばよかったかな?とか
起きて虚な意識で考えていた
444万 まぁ夢の中だし 実際にはありえない?
いや 最近 そんな詐欺もゼロではないかもしれない
ゾロ目か
444か……
とりあえず また寝るかな?
で、起きたら また同等の内容の悪夢もよく見てるけど忘れるってパターンなのかも(苦笑)
悪い意味でミラクルが多いと 毎日のように
こんな夢を見るし
うんざりだ
ところで
今 何時なんだろう
そう思って時計を見た私
444
えっゾロ目?
悪夢の中で見た 444万円と
かぶってるやないか〜い
なんともありえないミラクルが起きて
普段なら 同等の怖い夢も最近よく見てるが
今回の夢の話は ゾロ目時間のため
記憶が鮮明になった
すなわち悪夢の内容は 全て思い出さてしまったのだ
ほぼ同格の悪夢は うる覚えなのに
今回のは 鮮明だ
よし 後に夢日記として 投稿しよう
9月26日 4時44分過ぎの私は
そう思った
そして今 鮮明に覚えてる その悪夢の話を書き終えた
終


