これは 本当にあった話を18禁にならないように ファンタジー要素を挿入したり脚色した話である。
岡山県井原市に住む50歳の女性(中村ミサコ)はマッチングアプリをやっても40代以下の男性からは
「いいね」が もらえず、婚活パーティーもアラフィフ用の企画なんて岡山県内では開催されてないし
恋愛に関して絶望していた。
それでも まだ恋愛したいと思っていたミサコは兵庫県室津にある(賀茂神社)に縁結祈願に行っていた。
「あきらめるもんですか!?あたいは 40までは
バリバリのヤリマンだった。
あの頃を取り戻したい。
……と言っても 40すぎて
あたいは 出会いとかナッシングじゃねえかよ
くそぉーー」
縁結びに効果ありの室津の賀茂神社に向けて
車を室津港近くの観光駐車場に泊めて
街並みを 見渡しながら歩いてる ミサコ。
「海沿い側から なにやら 強いエネルギーを感じるぞ……
んん!?
なんだろう この「気」は!?
あたい
ワクワクすっぞ
もしかして 単に 本殿までの脇道の海が綺麗なだけかもしれんなぁ笑」
本殿近くに 神馬舎を発見
「な、なんとリアルな馬だこと……
でも とても神聖なエネルギーを感じる場所だわ」
縁結び「賀茂神社 愛の神」にて
「神がかったモテモテオーラが あたいに降り注ぎますように。
かつての 鬼のモテエネルギーよ 我に降りそそげ」
本殿の方を抜けて 逆側の景色を眺めながら
神社を抜けようと思っていた ミサコ。
馬の像の目の前まで来た時に
ツバメの糞とかで 汚れまくっていた 馬の像を見て
こう言ったミサコ。
「神聖な お馬なのに 可哀想に〜
なんとか しなくちゃね」
ミサコは カバンからハンカチとかデオドラントシートなどを探した
が こんな時に限ってカバンの中に入ってなかった。
「うそでしょーーっ!
なんで こんな時に限って!!」
ミサコは どうしても馬の像の汚れを取りたくて 数千円もした首に巻いてるストールを取って
手水舎に行き それをぬらして馬の像に たくさんついてた ウンウンを払った。
ストールが 長いせいで 糞がついた部分が ミサコの鼻に入った。
「うわっ ウンが 鼻に ついたー
へっ
へっ
へっ
へーっくしょん!」
ミサコは カトちゃんのような バカでかい くしゃみをしたために 勢いで 尻餅をついてしまった。
すると
綺麗になった馬の像が
ガタガタ震え出した。
さらに
擬音が混じってきた。
パッカーン!
馬から
何かが出てきたぞ
吾輩は干支十二神の一人「スターフォース」
ソナタの思いがけない善行
賞賛に値する。
よくぞ 馬像の汚れを除去してくれた
お礼に 3つの選択肢を与えよう。
好きなものを 選びなさい。
①今から1ヶ月間、いつも以上に うまい食べ物に出会う
② 上手いこと人生をやりくりできる能力が今よりアップする
③こいつ 馬が合う と 異性を 洗脳できるスキルが身につく。 しかし これはハイリスクなので選ばないでほしい
むしろ 選ぶべきでない 悪用するものには結果的に吾輩が処罰を与えるのでな……
「じゃあ ③でぇえ」
馬神スターフォースの警告も無視して
③をチョイスした ミサコ。
「あい わかった……」
スターフォースは星状の目をミサコの瞳とフォーカスさせた。
そのあと ユニコーンみたいなツノから 不思議なエナジーをミサコに注入した。
「なんだか 力が 入ったみたいだわ」
「 相手は我が物にできる この言葉を意中の人に言えばいいだろう。だが けっして悪用するな……吾輩は その力を悪用するならきっと ソナタを処罰することになるであろう その時まで
さらば」
スターフォースは 空翔けて上空に消えていった。
そこには 不思議と元通りの姿になった馬の像があった。
ミサコは その力を さっそく試すことになった。
適当に 仕事中に顔を合わせる40代の昭和な雰囲気の男に 「相手は我が物にできる」
と 休憩中に 魔法のように つぶやいた。
すると……
「あのぉ 中村さん。
ワシは ずっと あなたのことが気になってたんです。今晩 仕事後にでも ゆっくり話しませんか?」
「あっ……はい 喜んで」
そして その後 嘘のようにファミレスで
その男性(三宅)と 話が噛み合い
その夜に 井原〜神辺に続く 堂々公園の人気がいない所にミサコは 三宅を乗せて走らせた。
「中途半端でもええけん 相手になってよ!」
その一言で 三宅は 普段 職場では見せない野獣のようになってミサコと 肉体関係になった。
三宅と別れた後の
しかしミサコの内心は
(三宅……あまりタイプじゃないが
告白してきたんでオッケーしてやったわ
まぁ 仕事後にたま〜に 軽く身体の関係目的だけに利用してやるわ その間に本命見つけてやる)
次にミサコはマッチングアプリに再び登録したら
「相手は我が物にできる」と 思いを込めて メッセージした 男性とマッチングする率が上がった。
本人に会って言ってるわけじゃないので
マッチング率が上がるしかないわけだったようだ。
それでも40代以上の あまりタイプじゃない男とマッチングしまくり
ワンナイトだけ楽しんで
その人達を ブロックしたミサコ
「金もないくせに 身体目的しか ない野郎の多いこと 多いこと
まいっちんぐね〜。
それなら こっちも 次から次へと
ワンナイトからのワンチャンあたえて
そのあとは そいつらをブロックすれば
ええやん」
そう 一人で つぶやくミサコだった。
ミサコの両親は二人とも70代だが 二人ともミサコとは 近年 喧嘩ばかりだった。
まぁ両親が心も身体も元気で溢れてるのは良かったのだが。
そこでミサコは悪知恵が働いた。
(よし!次にマッチングアプリで マヌケそうな
おっさんを 利用すればいいんじゃない)
その思いを実際に行動に移した ミサコ。
マッチングアプリで なんか抜けてそうな
ぽっちゃりした40代前半の男性(大西涼)という
男性を うまいこと 好きだとか 優しそうとか
面白いとか おだてまくった。
すると うまいこと 同棲するという交渉が成立した。
ふっ それからの あたいって やっべぇよ
なぜなら
大西に全て家賃は払わせ 食費や光熱費の半分以上は大西に払わせ 好きでもないけど 大西を利用するため 共同生活をすることにしたのさ
夜の営みは 極力 気持ち悪いので 序盤以外は避けていた。
まあ 彼とも付き合ってることにしてるから
そう振舞わんといけんし
そして 三宅には 一人暮らしだと嘘をついて
大西が土日 仕事なので 留守の間に アパートに呼び込み 三宅と ニャンニャンすることもあった。
三宅のことも嫌いじゃないが うざくなってきたので
仕事後に
少しの時間 堂々公園の死角なスポットで ニャンニャンするだけの関係にしてきた あたいだよ。
まぁ 三宅とは 付き合ってることになってるから形だけでも彼女っ顔しとかんとね
さらに あたいは 闇サイトかな?
(変な性癖持った人が集まるサイト)なる ものを入手した。
そこで 3P好き集まれの書き込みがあったら
それに 参加して現地に集合ってことも あったんだよ。
皆さん あたいのテクニシャンぶりに悶絶してるし
あたい アラフィフだけど 綺麗だし
あたい すげ〜!
なんか ある意味 青春してるなあ あたいは。
だけど あたいに貢いでもらえる男は いねえのか?
貢いでもらう=それなりのイケメン=それなりの金持ち=それなりの若さ=
が なきゃダメだな おいっ
今 マッチングアプリとかで知り合ったり変なサイトで やっちまった野郎の中にも そんな奴は
いねえし
だから 付き合いましょうと こっちから言っておいて ブロックするのも 面白くなったわ。
ブロックされた相手の辟易してる姿が浮かぶわ〜
あげといてさげさせる
あたい すげーなあ
でも 貢いでくれるようの本命的な男は まだ いないか……
よっし!
「スナックマチコ」の オーナーの 麻衣真理子さんにでも紹介してもらおっかな
ミサコは福山市引野にある「スナックマチコ」
という行きつけの BARに出向いた。
実は 麻衣真理子(20代後半)のオーナーは
よく 福山市でハロウィンイベントとか 異業種交流会とかも開催される凄腕人なのだ。
なので 真理子と同世代の 何かしら肩書きがある人が多く集まることでも有名になっていた。
ミサコも 過去に何度か スナックマチコに行ったけど おばさんは相手にされないと思って端っこで 一人飲んでただけだった。
けど 今は違う
自信に満ちた感じで「スナックマチコ」に行ける。
平日 その週の仕事も終わって
今週も お疲れでした〜からのナイスガイハントする目的として 「スナックマチコ」に訪れた ミサコ。
「あら〜 ミサコ姉さん おひさ〜」
真理子は カクテルを作っていたのか
シャカシャカとグラスを振りながら ミサコを迎えた。
(20代かな? なんかパリピな感じの 若い男が数名か……)
そう思って 真理子のそばの男性を見渡したら 奥の方で 一人寂しく飲んでる男がいるではないかーーい
20代には見えない おそらく40前くらいなのかな?)
「えっ? あっちに行くの ミサコ姉」
なにやら 真理子は 意味深な表情で 止めはしないが あたかも ミサコを止めるような 行かないでオーラで ミサコに つぶやいた。
ミサコ的には ストライクすぎるオーラに感じたのである
その隅で飲んでる男が
その男 しっかりした黒縁眼鏡をかけている。
いかにも紳士な服装をしていた。
髪型は 少しヤンチャな雰囲気も感じれる
陰険そうに見えた。
だが、只者ならぬオーラを感じる。
その只者ならぬオーラにミサコは不思議と惹かれて
吸い込まれるように その男の隣に座った。
「お隣 よろしいでしょうか?」
と まずは上品に挨拶したミサコ。
「拙者と飲む おつもりですか?
拙者は けっこう下戸だから あまり酔わせないでいただきたい」
「そうなんだぁ じゃあ お兄さんを
あたいが あたいの力で
一気に 酔わせてあげなくちゃね」
「フフフ
そうさせてくださいね
お嬢さん」
「お嬢さんとか あらまぁ
うまいことおっしゃるのね
お兄さん〜
うふふふ
お兄さん お名前は?」
「拙者 フリーランスで稼いでるものでござる。
本名は まだ言えないです。
とりあえず
ミスターKと呼んでください おんとし36でござる。」
み、ミスターK?
後編に続く








