羅漢の英雄は王者に挑戦し夢を叶えるのか?ー後編 | 全国No. 1短編小説家ー中国地方の観光&グルメレポ

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るるぶとかタウン情報おかやま、winkなどに載ってるスポットばかりアップしてます。メディア記載の場所に実体験したレポかな(笑)

レミーのハイキックをくらって

無惨にもダウンカウントが進む。


その時にジャックは幻聴なのか天の声なのか

不思議な声が聞こえてきたので

それに反応した。



「ジャックよ!そなたの格闘技人生を これで 最後にするなら スキル不死鳥を 授けよう。


だが まだまだ格闘家として頑張りたいなら

今後も 地道に格闘家らしいスキルを与える!


さあ どっちを選ぶ ジャック」



幻聴かもしれない

だが

ダウンカウントの声や 会場の声が

そんな風にジャックの 良い都合で聴こえてるのかもしれない。


だが ジャックは 返答した。



「もうこれが格闘家として終わりになってもいいので

不死鳥スキルを発動させてくれーー」





エイトーーーー




ナインーーー




カウント9で ジャックは 身体を赤いチャクラに包みながら立ち上がった。

それは不死鳥の炎を宿したようにも見えた。


(*11月20日に訪問した ひろしまドリミネーションの不死鳥  イメージ画像)


熱いジャックの気持ちが

ジャックの身体を燃えるようなオーラで包んでいた。


熱気が会場にも 伝わっていた。






本来ならHPも相当

ダウンにより減ってたのに

慣れない「不死鳥スキル」の発動のせいか

ジャックの身体が

発火しだした。





あろうことがレフリーが

発火したジャックの身体に

水を

ぶっかけた。





「あんがとよ!レフリーさん。

おかげで

なんか こっからオレは熱くなるだけじゃない戦いができそうだぜ」


「ほぉ〜 ジャックよ!

冷静になっても 私と差は うまらないと思うがな」

とコーナーで 鬼太郎風な見た目になった

ジャックを笑い声で 腹をかかえながら言うレミー。



再開します(レフリーの一言)



普段は冷静なレミーが ワンツーからの

ローキックのコンビネーション。


ローキックだけは くらってしまい顔を歪めるジャック。


間髪入れず 左ミドルをジャックに放つ

レミー。


「見えた!」

なんとミドルで脇腹に当たる前に レミーの足を持って そのままレミーを 後半に引き離す。


後半に引き離す瞬間

レミーは体制をオーソドックススタイルに戻そうとする時に 足元に隙ができるのを見抜いたジャック。


そこにジャックは強烈なローキック!!


「やるじゃないか!ジャック。」

レミーは今度はサウスポーにスタイルを変えて


強烈な左フックを放った。




(待ってたぜ!魔兎相手に

オレが けっこう使っていた

必殺パンチが今こそ使えるぜ)

と心の中で

ジャックは叫んだ。


大ぶりな左フックに

合わせて

ジャックのカウンターパンチ









「スキル ズームパンチ」


なんと  

あのダッチマンが ダウンだぁーーーー


ワン  ツー


スリー


この時 立ちあがろうとする

レミーの焦点は合ってないようだった。

足元もおぼつかないようだった。


かなり効いてるように見えるレミー。


(よし! このまま 視線が虚ならレフリーが

止めて

オレのTKO勝ちが確定するぞ)



カーン!!


レフリーの声(おーーっと ここで第1R終了です。

レミー選手 ゴングに救われたかぁーー)



インターバル中のジャックへの声援

「強くなったね ジャック!

そして 惜しかったね。


でも 次のラウンド  いけるよジャック。

自分を信じて」と姉のマロンはジャックの頬に喝を入れるため

往復ピンタを入れた。


(お前すげ〜よ!

羅漢の英雄になれるかもよ)


(王者相手にダウンから

立ち上がって

ダウンを奪い返すなんて

やるじゃん

このまま判定まで もつれ込むのもいいかも)


など羅漢のジャック応援陣に励まされ


ジャックは次のラウンドのためリングのコーナーに戻った。



セカンドラウンドーー


カーーーン


レミーはジャックの動きを 見つつ

ローキックや前蹴りで距離を取るが ジャックも 同じようにローや前蹴りで様子を見る。

それにムカッときて

前に出るレミーに

膝蹴りのカウンターを当てた。


なんと 普段 速射砲のように

撃ち込むのを得意とするジャックがサウスポーに構えてカウンター狙いのスタイルに変わった。


(やはり

ジャックよ!あなたは

只者じゃないな。

では

これなら

どうかな?)





レミーの 「フライングニー」

これも ダウン率やKO率の高い

レミーの大技の一つだ。

(甘いぜレミー。

オレにはお前の動きが冷静になってるので

よく見える!だが

身体は熱い 気持ちも昂ってるぜ)


フライングニーと見せかけて……




レフリー「おーーっと

ジャック選手

とんでもないレミーの技によって 場外の遥か遠くまで 吹っ飛ばされた

見えなくなりましたねーー

この場合

裏K1GPのルールにのっとって

10分以内にジャック選手が 戻らなければレミー選手の勝利となります。

10分待ちましょう。」



レミーは不敵に言った「私の あの技は3kmくらいは 吹き飛ばせる技だぞ。

いくらジャックでも もう帰還は無理なんじゃないかな?早くゴングを鳴らしてくれよ」


「そうは言われましても

ルールなので」


「わかった。

とりあえず

待とうか

まっ私の勝利は揺るがないがな」






ジャックは数キロ先の海まで 

吹き飛ばされていた

しかも海のモンスターにも

襲われてた。





「いってぇなぁ

そして船か…… うわっ 

よりによって

海の王者クラーケンまで

いるじゃないか……」


クラーケン

船さえも沈められているのを目の当たりにするジャック。




(いつか

オレが船を扱うなら

こういう海のモンスターどもを仲間と共に蹴散らしたいなぁ……

って

妄想してる場合かよ オレ。

このままじゃ

あの船の次は

オレがクラーケンに沈められるわ

しかし 体力が

もうないわ。

どうしよう……)


ただでさえ試合で

ダメージ受けてるのに

海だから身体の自由が あまり効かないジャック。


そこにクラーケンの触手が伸びてきた。



(ジャックよ!

この船は幽霊船

誰も 乗ってないぞ。

ジャック 

次の職業は

海賊を目指せ)


またもジャックは この期に及んで

幻聴か

天の声が聞こえたようだ。







不思議な幻聴に気を取られていると

ジャックはクラーケンに

一撃

凄い触手攻撃をお見舞いされた。



(うわっ  今の声

もしかしてクラーケンの声?だつたのか?

いや 幻聴か??)



ジャックは クラーケンの触手に

吹っ飛ばされてどこへ

飛ばされるのだろうか?






飛ばされた先は

なんと






9分55秒のカウントが進んでいた

リングのコーナーだった。

あと5秒遅ければジャックは負けとなっていた





こうして ジャックはレミーに勝利した。

「やったぁあぁーーーー

何が何だかわからないけど

オレ  勝ったんだーー」


その後

ダリア城の女王は

ジャックに多額の報酬金を与えた。

そして

羅漢には

ウォーズワールドの格闘家集団を多数

移住させるジャックの夢を叶えるようにしたそうな。


そしてジャックの姉マロンは

砂漠の国の お城で 気功やカンフーを教える教授になった。


羅漢は ジャックが ずーっと思っていた通り

貧困な国ではなく

修行僧も多く 活気に満ちた場所になった。

他国にも自由に行き来できるよう船の移動も盛んになった。



そんな

ジャック……

確かに その後

格闘家としてのスキルを上げようとしたが

上限に達したからか

なんなのか謎だが 上がらなくなってしまった。


なのでジャックはパラレルワールド暦2007年

羅漢を新たな職業に就くため

出ることにした。



「オレ

海賊になるよ!

オレ

ダリア城の格闘技の試合中に海に 吹っ飛ばされた時に ふと 閃いた ジョブ

それが 海賊なんだ。

だから

次は世界一強い海賊になる

いっぱい子分も見つけて

すげ〜海賊になって

また羅漢に戻ってくるわ」


どこまでも果てしない夢を持ち行動し 言葉にすることができる

ジャックは

快く村長や 修行僧達に送り出されたようだ。


ジャックは その後

ほんとに 世界一の海賊になった??

らしい(笑)


劇終