某ブロ友さんとのコラボ作品〜本当にあった怖いダメンズ話〜 | 全国No. 1短編小説家ー中国地方の観光&グルメレポ

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るるぶとかタウン情報おかやま、winkなどに載ってるスポットばかりアップしてます。メディア記載の場所に実体験したレポかな(笑)

今から20年以上前の話だ。


私  翔子(仮名)は絵に描いたようなダメンズと付き合っていた。


その彼とはプチ遠距離恋愛してて片道2時間の所に彼は住んでいた。


私から彼の近くに行くこともあれば彼が私の住んでる町に来てくれることもあった。


ある日 彼は仕事場で嫌なことがあり仕事を休んでしまった。


そして翌日から何日かは仕事に行ったが 10日後から

仕事に行かなくなってしまった。


それどころか うちのアパートに来て泊まって帰らなくなってしまった。


ニートになった彼氏のために私は昼は食費を浮かすため彼のために弁当をこしらえてた。


私はニシナ系のスーパーに働きに行ってた(レジ打ち・品出しなど)


彼は 日中はアパートに引きこもりゲームするかテレビ見るか寝るかだった。

彼のために 何ヶ月も 私の稼いだ金が自由に使えず 私は 何度も彼に 出て行ってよーー もぉカツカツなんだからぁー とか 愚痴っていた。

彼は ふぅ〜ん って軽く あしらうように返すだけだった。



家賃も今月は滞納しそうだった。

水道代もガス代も バカにはならん とか言ったものだ。


それでも ふてぶてしく いずれ働くと言って 一向に職探しもしようとしない彼氏。

探すとか言いながら スロット打って

帰る日もあったくらいだ。


彼氏と同棲して一年も経過すると

彼を愛する余裕もなくなり イライラの方が増して行った。


「こんな恋愛 

するんじゃなかったわーー

でも あんたのこと嫌いじゃないから家に居座らせてるけど 近いうちに出て行って もらわないと化粧品や服も 買えんじゃんかよ!」

と鬱憤が、溜まって 叫んでしまった!


すると彼氏は こう言った。


「上には上がいるだろ? 翔子の友達の 彩ちゃんの彼氏 確か 売れない芸人の、のぶおって奴。

あいつ モラハラ彼氏だし彩ちゃんに金は渡さないし

家賃も全て 彩ちゃんが支払ってるよね?

それと比べたら オレって まだ 悪くないキャラだと思うけど?」


(そりゃそうだけど……

彩ちゃんの恋愛事情は ほんとに怖い としか言いようがない現状だわ)


私の友達の彩。

彼女とは彼女が自力で多額の金でオープンさせたスナックが ログハウス風で面白くて ちょっと遊び感覚で入った記憶がある。

お酒も料理も美味しくて 彩姉のキャラも面白くて

私は いつのまにか常連になってた。

そして

意気投合して プライベートでも仲良くなったのだった。


スナックの客の一人の 「お笑い芸人 とみちゃん&のぶちゃん」に 口説かれ

彩は 漫才コンビの「とみちゃん&のぶちゃん」の のぶちゃん(のぶお) とオープン半年くらいの時に付き合うことになった。



そういう話を彩から聞かされたものだ


「うっそ〜マジで芸人さんと 付き合うことになったの〜

すごいじゃん」


「彼 面白くて マシンガントークだけど

とにかく 飽きないキャラなのよね〜ムフフフ」


だが 


これが 彩の恐怖体験のはじまりだったのだ。


とみちゃん&のぶちゃんとは 元松竹芸能の 漫才師コンビだったようだ。


とみちゃんこと 富越ヨシヒコと のぶちゃん=岡崎のぶお の同級生コンビで結成されていたそうだ。


だが 「M1予選」とか「祭りのイベントステージ」などで 漫才をしても 

滑ったら のぶおは いつも逆上して ヨシヒコに当たり散らしていたそうだ。


しかもネタ中にマジキレして マイクを ガシャンと地面に投げつけてマイクを故障させたことが二度ほどある。

その時

うん万円も ヨシヒコに金を払わせたりしたらしい。


のぶおの器の小ささに逆鱗が触れたヨシヒコは コンビを解散したのだった。


なので20年前のその時から は のぶお は ピン芸人として 活躍していたようだ。


のぶおは芸人として 芽がでないのに芸人以外の仕事をしなかった。

なので 彩から多額の金を要求して

新幹線で 都内のステージに立ったり

飛行機で沖縄のロケとかにも行くことはあった。


が のぶおの芸人として稼いだ金より 彩が のぶおのために援助した金の方が 遥かに大きかったようだ。


それなのに のぶおは ウケなかったり

変に いじられてプライドを傷つけられたら

彩に 当たり散らし 怒鳴りまくる日々が

続いたそうな。


のぶおのせいもあり 彩の開いたお店での 酒類とか取り寄せる金もなくなり

店をしまうハメになったそうだ。

僅かオープンから一年で……


なおかつ 彩は のぶおの 金を要求するのを恐れて 金を作らないといけないので(風俗)店を彩の連れ繋がりでオープンさせて

そこで 金を作らざるおえなかった。


ある日 のぶおは 関西のステージに立つので今日から3日間は帰らないと彩に告げて家を出て行った。


彩は その日は やっとDV彼氏から 3日間は 顔を合わせなくてすむと思って 友人らを複数人招いた。

(中に 客なのに客らしからぬ真摯に彩を受け止める中年のおじさんもいた。見た目は普通に48の親父。(仮名 秋元こういち)

でも こういちさんの心は純粋で 人情味にあふれていた)


その日の21時頃


ただいまーーーー


関西に 経った初日の夜に なんと 

のぶおが 帰ってきたではないか!?

前に そのステージで のぶおが やらかしたんで

出演が急遽なしにされたらしい



よりによって その日 遅くまで彩の話を聞いてた 48歳の「秋元こういち」

のぶおは彼に 逆上して その男性に怒鳴り散らした。


包丁まで持ち出してきたので 彩は すぐに警察を呼んだ。


幸い、彩の 大切なお客様の秋元は無傷。


のぶおは そのことで 新聞沙汰にもなった。


芸人活動も干されてしまうのだった。



彩は 根が優しいのか 

そんな のぶおを ほっておけなくなって

彼と また1ヶ月後に会った時に よりを戻した。



最初の頃はラブラブだったけど


やはり のぶおは 生活費を入れない。

生活費を入れないことに注意したら逆上して今度は彩に手をあげるようになった。

別れようとしたら どんな言葉巧みに彩を脅迫したのか

別れさせてもらえなかったそうな。


仕方ないから ボロボロに やつれた彩を見て私は

1ヶ月は 私と一緒にアパートに暮らそうと伝えた。


結果=さすがに 元彼は 私と 彩と住むことになれば 当然 居場所がなくなり 「別れさせていただきます」と 自ら出て行った。

 (とりあえずニートなダメンズと私は別れられた。

でも 彩の問題は 山積みのようだ。)


1ヶ月も彩と のぶおの住んでいたアパートに戻らないのを のぶおは 風俗の、客の 男(秋元こういち)が、彩をたぶらかしてると思ってたからか

秋元を 公園に呼び出してフルボッコにした……


仕事の帰り道

フルボッコにされゴミ箱だらけの所で倒れてる秋元を 偶然見かけた彩は 私のアパートに 秋元を運んで介抱したことがある。



秋元は その時 こう言った。

「のぶお は 悪い奴じゃないはずだよ。

人を笑わせようと頑張ってだじゃないか!!

それが そう世の中うまくいかず

鬱憤が溜まって どうしようもなくなってるんだよ。

それで彩ちゃんや ワシに 喧嘩ぶっかけたりするしかないんじゃないかな。

可愛いそうな奴だ。

だから

 奴を悪く思わんでやってくれ」


そんなセリフをナチュラルに言う秋元に 彩は一回り以上離れた男だったが恋をしたようだ。



(オレと 会って話さないか?!会えないんなら

どこまでも お前を追いかけてやる)


そう最初は彩の留守電に のぶおは メッセージを残していたが 彩の お店にも 誰かから金を借りてまで 入ってくるようになり


修羅場が 何回も起こった(彩は その都度 店にいたけど 早退したと 他の嬢に伝えさせたらしい)


どうやったら別れられるか 私は 島根県出雲市にある(佐太神社)まで祈願に行ったものだ。


佐太神社=縁切りからの縁結びで有名な神社







祈願が通じたのだろうか?!


このまま 彩が のぶおと 別れられないなら もう精神的にも肉体的にも ヤバイと思ってたが 奇跡が起こった。


なんと!


のぶおは ラスベガスの知り合いから ラスベガスのショーに定期的に出演して良いとのオファーを受けた。

しかも一夜にして何十万円も賞金が入るステージらしい。


のぶおは 彩に 置き手紙を残して ラスベガスで鬼稼ぎたいがために去って行った。


(もうオレたち 別れよう! オレはラスベガスで成功するから。

彩は 誰かと幸せになれよ。

ここに10万円を封筒に入れておく 迷惑かけてごめんな。 )

そう書いてあった。


「翔子〜 あたし

10万ゲットできたし

のぶおと 別れられたよーー 

うわっ なんか肩の荷がおりたよ。」


のぶおが ラスベガスに立ってから

彩は健康を取り戻した。


そして 私の知り合いのスナックで働くことが決まった。


彩は その後 かつて彩が風俗勤務してた時の お客様の

秋元こういちと 結婚して

今でも幸せに暮らしているそうな


めでたし  めでたし