一方で
時空魔導士ラムダは ウォーワールドの酒場で出会った不思議な占い師の言いつけどうり
「妖精の森」に立ちいっていた。
しかし そこは すでに廃墟と化していた。
数々の微精霊や美しい花々もなくなっていた。
有名な異世界への扉となる湖もない。
ラムダは ここまできて その不思議な女性の言葉を守らず やはり 引き返そうとしていた。
なぜなら ここで「妖精の森」の時間をbefore妖精の森爆発前に戻すとなると ラムダの一生分の魔力が おそらく尽きてしまうからだ、
「だめだ だめだ
だめだーーっ
あの変な占い師まがいな女性……
やっぱり何言ってんだか わかんなくなったぞ?
ここで 私が時間を戻したら
私は 二度と 魔法での商売ができなくなる。
それに
すでに破壊されてんだから
わざわざ戻さなくてもいいんじゃ……」
ザワザワ
ザワザワ
キュイイイィーーン
躊躇してるとこ
に 森の爆破から逃れたジャスティちゅと
先ほどまで 思い浮かべていた 占い師がいるではないか!?
「私は 本当は占い師ではありません。
魔女サライトマン。」
「えぇ ま、魔女 ……
本では 悪さしかしない
魔女か……
魔女は 滅んだと聞いたが
やはり キサマ 占い師のそぶりをしていたんだな。」
「つべこべ言わず 魔女サライトマンのいうことを聞きなさい
裁くよ!」
ジャスティちゅは
ごつい声を張り上げて
ラムダに叫んだ。
「わーーーった わーーーった
怖いなぁ
ここで 妖精の森爆発前に戻さないと
私が やられる気がするぜ」
「おう!あなたを裁くよ」
ジャスティちゅはラムダを再び睨んだ。
なにやらラムダは時戻しの魔法を唱えたが
途中 キャンセルした。
「どしたの?!ラムダ」
「それが
いかんのだよ。
どうしても 妖精の森爆発後に戻るイメージしか
脳裏に浮かばない」
????
ラムダは またも
詠唱をキャンセルする。
???
数分後
またも ラムダは
詠唱をキャンセルして
嘆いていた。
「イメージが浮かび上がらないんですね。
うん
わかるわ。
人間って
色々
迷いやスランプがあると
思い通りにパフォーマンスできないもの。
でも
そんな時
私から
一つだけ魔女としての助言を聞いてください。」
サライトマンは神妙な顔で語り出した。
ラムダは 萎えたような顔して魔女サライトマンを見た。
「その助言とは
あなたが 一番楽しかった頃を思い出して。
あなたが素敵だった日を思い出して。
なにをしてる時が一番
幸せでしたか?
あなたは
あなたらしく
いればいい
あなたは
あなたの自信ある あの日を思い出すと
笑顔になれませんか?」
…… はっ!
ラムダは ウォーズワールドでホストを
やってた時代を思い出した。
「私は……
いや
オレは あの頃
女なら 誰も 虜にできてたし
笑わせていた。
絶好調だった。
そう
あの時を思い出すと
ワクワクしてきた。
できる
やれる
今こそ
人生最大の 時戻しの魔法を
使える!!!」
(若かりし頃のホスト時代のラムダを思い出せたようだ)
Lets turn BACK TIME
大きく
時間が 「妖精の森」限定で
歪んでいく
世界が
ゆらゆらと
波のように動いている。
幾度となく
揺らぎを繰り返し
なんと
妖精の森で
まだ デビラーが
爆発してしまう時間に戻れたようだ。
しかし
すでにアランとデビラーは
激しい乱打戦の最中だった。
サライトマンやジャスティちゅ、ラムダの姿に
アランらは
気づいていないようだ。
「アランーー正面から
そいつをギリギリまで引きつけて かわせ そのあと君ならカウンターが狙えるはず」
と
魔女サライトマン。
しかしジャスティちゅは
「無理ーー
アラン
左にとべーーっ」
と叫んだ。
アランは
その時
サライトマンらに気づいたようだ。
「オレ様の勇姿を見たいギャラリーかな?
おや?ジャスティちゅ
眠りから
覚めたのかな?」
しかし
悠長に会話してる場合じゃない。
たび重なるダメージにより
デビラーは
厄介な変身を試みることを決意する。
「デビラーのやつ 魔力解放する気だな!
そっちがその気なら
こっちは
あの禁断の技を……
しかし
なんか
こうギャラリーいると
急に やりづらくなってきたぜ」
「やらせん!!魔女サライトマン
デビラーを止めろ」
ジャスティちゅが叫んだ。
変身途中に
デビラーは サライトマンの魔法をぶつけられた。
「おのれーー
クソがぁーー
オレの 変身を
究極の変身を
急に邪魔立てしやがってー」
と 変身できず
ダメージを食らって
歯軋りしてるデビラー。
アランもデビラーとの一騎打ちに
邪魔立てされて
納得いかないようだ。
「アラン……
このまま
デビラーとのバトルを続ければ
お前も デビラーも
妖精の森も
爆発するんだよ」
と サライトマンは 言った。
「………
なぜか
このまま試合を続けていたら
オレ様も
あの 禁断の技を出している未来が見えて来た。
つまり オレ様は 命を 粗末にする気がしてきた。」
アランは
すっと ファイティングポーズを解除した。
だが デビラーは
こうなったら
ここにいる奴
皆殺しだとか
大声で喚き散らしだした。
それを見て
ジャスティちゅは
こう言った。
デビラーよ!!
あの時
よくも私を眠らせてくれたな
不覚をとったわ。
でも
今は違う。
デビラーは
ジャスティちゅの 変身した
姿に圧倒され
戦慄を覚えた。
「デビラー
あんたは
ここで
死の裁きを受けてもらうから」
はぁあぁあああ
はぁあぁあああ
はぁあぁあああ
ジャスティちゅの周りの大気が揺れる。
ジャスティちゅから
只者ならぬ
オーラが溢れ出ている。
そして
ジャスティちゅの腕は
ソードと化した。
くらいなーーっ
ジャスティちゅは まるで東京五輪陸上男子ヤコブスのように
スーパーダッシュで
デビラーにソードを突き刺した。
ぐわっふっ……
おのれーー
ガクッ……
デビラーは ジャスティちゅの裁きの一撃により
死亡した。
迷いのないジャスティちゅの一撃は
まさに裁きの一撃と言えよう
こうして時空魔導士が一生分の魔力を使い
爆発前の「妖精の森」に戻った。
それは すなわち 死んだはずのデビラーやアランも
「妖精の森」にいたので
死が なかったことになっていたのだ。
だが デビラーは変身前に倒された。
アランを加えた魔女サライトマンは
これまた 一生分の魔力を使うという「気さぐり転移魔法」により
さらに
仲間を集める
空間転移を行っていた。
一方で ドラゴに乗った
レックスとアゼムはマーサー 軍と
壮絶なバトルを繰り広げている戦場にたどり着いた。
ドラゴは 安全のために そこから
速やかに離脱した。
アゼムとレックスに向かって
四方から敵が押し寄せてくる。
「stone blustスピア!」
アゼムの 槍から 沢山の石の巨大な鼻が出現した
と 思いきや
その鼻から
隕石のような 鼻くそ爆弾が
飛び出して来た。
一気にレベル20以上ある モンスターは一掃された。
「こんな技初めて見た
アゼム……
石になってた間に
大魔神の石属性(隕石含む)
も 身に付けてたなんて……
すっげぇーーー」
「ふん!だてに石に入ってたわけじゃないのさ。
あっ
レックス
後ろ後ろ!!
後ろは 任せたよ」
今度はレックスが 凶暴な兎型の魔物達戦で
見せた 全体攻撃で
一気に 魔物達を ぶっ倒した。
そして
皆とは
少し離れた奥の祭壇で
ミレーヌ の走る姿が見えた。
レックスとアゼムも
そこに向かって急いだ。
レックスやアゼムは
ジャックとか ガイらが 一生懸命に戦っているのを見て 挨拶がわりに 助太刀したかった。
だが
ミレーヌ が向かっている祭壇の奥の方から
とてつもなく邪悪な波動を感じたので
レックスとガイは
ミレーヌ 優先で その祭壇に向かった。
マーサー 軍とジャックや ガイらは
四天王らとのバトルで 大苦戦を強いられている。
そんな中
レックスらが
助太刀に こなかったことを 恨みは
しなかった。
ガイらは
魔女サライトマンが 大きな魔力を犠牲にして
呼び込んできている
英雄達の到達を信じていたからだ。
レックスやアゼムが
祭壇に入った途端
なんと
空間移動なのか? そこに
祭壇は消えてしまった。
どこに消えたのだろうか??
ミレーヌ 、レックス、アゼムは祭壇と共に
異空間へ どうやら
ワープさせられたようだ。
そこにいたのは……
レックスらが異空間に消えてしばらくして
アランやジャスティちゅが
ザイールでの バトルに到着した。
そして
その後ろには
サライトマンが 多大な魔力を使って
迎えた
英雄達も
勢揃いしていたようだ。
「アクアトルネード!」
雨日音が 到達すると
突進してきた
イノシシ男を
強烈な水の渦で
瞬時にKOする。
「久しぶりのバトルに参加だっちゃあ」
「サライトマン
あちきは あなたも策士だと わかっとったでぇ?
ええ性分してまんがな〜
マーサー の洗脳の指輪の 効果を自ら 断ち切った
魔女さん
やっぱり あんたは ごっついおもろいわあ」
汁風は マーサー の洗脳の指輪の術を解いて
洗脳の指輪が 解けてるのに
しばらくはマーサー 側に ついていた
サライトマンの策士っぷりを評価した。
「目が飛び出るほど 今日は
面白い 死合を
するぞよー
南無阿弥陀 南無阿弥陀」
と ナンマンダーは手を合わせた。
「ジャスティちゅと こうして
共闘する日が来るとはな
まあ 今日は
仲良くよろしく!」
と大魔神は ジャスティちゅに微笑んだ。
「女装だ ぜーーっ Z
女装ガイ
もとい
予想外だロー
ローキック?
予想外 ナイスガイ」
土の精霊バカノームマンの ギャグに 精霊達は
しーーーん とした。
オレは怒った ぞーーーーさん?
土魔法奥義
「地裂地獄ーっ」
火の精霊ナンマンダーに200のダメージを与えた
水の精霊 雨日音に170のダメージを与えた
風の精霊 汁風は 空を飛んでるのでダメージは受けない
裁きの神の使い ジャスティちゅは 身体を とっさに分裂? させたので ダメージは10ですんだ。
石の神の使い大魔神に50のダメージを与えた
魔力の尽きてるサライトマンはアランが
守ったので ダメージは受けない。
おい
おい こらっ
バカノームマン
お前 バカかぁ
出オチで すべったからと
いって
味方を攻撃するなーーー
バカかもしれない天才かもしれない
バカと天才は紙一重の
「バカノームマン」らが ザイール戦で 今後どう戦うかは わからない。
きっと彼らなら やってくれるに違いない。
ミレーヌ 、レックス、アゼムのラストバトルは
いかに!?
次回お楽しみに










