ラストアドベンチャー第3章〜エスラータ〜そして④ | 全国No. 1短編小説家ー中国地方の観光&グルメレポ

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るるぶとかタウン情報おかやま、winkなどに載ってるスポットばかりアップしてます。メディア記載の場所に実体験したレポかな(笑)

レックスはテーブルを叩いて

アゼムに怒鳴った。



「惑わされるなアゼム!

おまえ 竜騎士の村を滅ぼしたサライトマンを討ちたくないのか!?

ここでユメ様と 平穏無事に楽しく過ごして

はい 終わりでいいのかー?」





「うっ……

そ、そうだった……

そうだった。

僕は 目先だけの自分の幸せに

とらわれていたようだ。

自分は これまで以上の極楽な暮らしが待っているなら それで良いかもしれない。

だが、仲間を殺された仇は討たねばならないんだった。

また君らの悪の親玉のデビラーは いつ

何どき 他の街を狙おうとしてるか わからないんだったよね!?

僕らは 知らんじゃないんだよね?

人々の平和を願うだけじゃなくて

僕らが 平和を守るんだ!!

悪は 僕らで討ち取ろう

レックス!!」




それを横で聞いてたユメ様は

少し

想定外なレックス達の様子を見て

半分は 寂しいような

でも半分は

希望のようなものを

見いだしたのか

こう言った。


「はっはっはっはっ

あっぱれだな

君たち

とりあえず店を出て

誰もいない

裏通りに

ちょっとついてきてもらえるかな??」




ただならぬオーラを放ちだしたユメ様。


レックスもアゼムも

惑わさそうとしていたユメ様と

バトルになるのだろうと

身構えていた。

それはユメ様から

放つオーラが

尋常じゃなかったからだ。


「あたしの

真の姿を

ご覧いただきたい!


あわわわわわ



りゃあぁああーーーっ」


激しいユメ様の 唸り声が

荒波のように

あたりに響き渡る。


とてつもない力を感じる。


ヤバいぞ

これは デビラー以上かもしれぬ







そして

ユメ様は

正体を表した。


「これぞ

あたしの

真の姿」



…………



確かに

あの美しかったユメ様が

こんな姿になるなんて










「あたしの真の名前はジャスティちゅちゃんでーーす(笑)

パラレルワールド(地球歴2030年と この世界2030年)の扉を 妖精の森で守りしものなのだ。


要するに 神々の使いの1人である。

こんな姿だけどね(苦笑)」


「えっ!?」レックスは それしか言葉が出ない。


「うそっ?」アゼムも 拍子抜けしたような

なんか 微妙な口調で言葉を発した。


「あなた方の魂からの世界を救いたいという気持ち あっぱれじゃったよ。

あたしが あんなに美女に化けて 誘惑したのに

何不自由なく暮らせると言ったのに

それより平和を望んでおったのお。

もし あなた方が 平和を あなた方が掴む!的な発言をせずに  自己中に生きる決断を

して快楽にふける生活を望むというなら どうなったか教えてやろう。


そう


この 裁きのハサミで 首を 

ちょん切ってやる予定だった。

だが

一刀両断することは なくなった。

そなたらを

試したが 誘惑(テンプテーションの壁)に見事

突破したのお〜。」


レックスの心の声(なんか最初からおかしいと思っていたが そういうことだったのか)


アゼムの心の声(レックスがいたから助かったーーそれとも

ドラゴがドラゴの魂が 僕を守ってくれたのか?)



「あなた方のマブダチとなり

共に悪を このハサミで一刀両断していきたい。

だが、あたしは神の使い、妖精の森に転移してこようとする 危険な因子は あたしの魔法で

森に侵入してくるのを却下する仕事がある。

なので

あなた方と旅は 共にできないのさ」



ようやく 驚きの中でレックスが口を開いた。




「ユメさ……もとい ジャスティちゃちゃん?!

では

なぜ竜騎士の村を滅ぼした魔女サライトマンを

妖精の森に侵入させやがった?」



「それは

サライトマンは あなた方に 見せた映画にあるように サライトマンは 地球で蔓延してる悪質な感染症が この世界でも 蔓延することを あたしと同じ神の使いに聞かされたのであろう。

そして特別な魔力を享受され

この世界に やってきた。」




「だが 映画のワンシーンにあったように

おかしな薬を飲んで

正義から悪に変えられたのじゃよ。」



「あの映画……

やはり本当の出来事だったんだね」とアゼム。


「あぁ そうだ。

我が妖精らのエキストラに本人らに似てる姿を見せて

結局は

あなた方に知ってもらうがために過去の映画を見せた。

それが あたしなりの やり方だった。」



「ということは 魔女サライトマンが竜騎士の村を滅ぼしたのは……

もしや

もしかしたら?」

とアゼム。



「そう!アゼムの想像通り。

魔女サライトマンは正義の心が勝っていれば

聖なる魔法などで

クラスターをゼロにし、感染症予防法を開発できたはず!

だが悪に変えられたので

すでに感染者が 発生してた竜騎士の村を

恐ろしい魔力で

滅ぼしたのじゃ。

悪辣な やり方をしでかしたサライトマン

でも それにより

この世は悪質な感染者が

蔓延ることは

もう なくなったのじゃよ。

言い換えれば

サライトマンに 感染ワールドになる未来は

防がれた。」



「感染だとかクラスターだとか

この世界とは逆の地球歴2030年が

どんなだかオレ達は

よーわからねえ

だがサライトマンは 多くの人々の命を奪った


許されるものではない」とレックス。


「だから やはり僕たちが竜騎士の村の仲間の仇をとる必要がある」とアゼム。



「2人とも間違っておるぞよ。

確かにサライトマンの強引な方法での

感染ワールドを防いだ方法は 許されるものではない。

だが サライトマンを 悪に変えたものを

本当は一番 

許せないのじゃないのかね?」とジャスティちゃちゃんは

レックスとアゼムを ハサミを振り回しながら

睨んだ。



「だな…あの映画にも登場した

あいつだ」レックスは

思い出したかのように空を眺めた。



「そう!レックスの言う通り 奴を止めれば良かろう。

そして サライトマンの心を正義に取り戻せるなら取り戻すのも悪くはないかもな。


さらに

今後 あなた方の行く道だが

エスラータの外れの森を抜けて「封魔の洞窟」に

行くと良い」


「ジャスティちゅちゃん 

それは なぜ?」

とアゼム。



「それはなぁ 今、あなた方が

まだまだ倒せない サライトマンを悪に変えた奴と

やりあうための伝説のグローブが

羅漢まで行って手に入れる必要があるからじゃ。


羅漢では 修行僧もいるので

まだまだ

あなた方のポテンシャルは高められるはずじゃし」



「要するに封魔の洞窟から

羅漢に行けば良いってことだね?」とアゼムは

言った。


……………



しばし 

不思議な間……


……



「羅漢って 船がないと行かれない場所やないかーーーい!」


と、唐突に

現実的な ツッコミを入れたレックス。


「はっはっはっ だよねぇ

さすがレックス

よー気づいた。

でもね。

封魔の洞窟に行く必要があるのは

撒くと

不思議な力で石化を治せる粉が

手に入れられるからなのよ。


そう!

港町ポルトリングは おそらく小賢しデビラーが

あなた方の足止めをするため

人々が石にされたのよね。


石にされた人々を元に戻さない限り

船は出せない。

でも 船を出すには

難解と言われる封魔の洞窟を攻略する必要がある。


「うううう

なんかハードな道が僕には予想できるわーー」

頭を抱えるアゼム。


「まだまだ トラブルが 待ち受けてるのかよーー」

ちょっとキレ気味になるレックス。


「まあ落ち着いて。

あたしの誘惑の試練に打ち勝ったんだから

あなた方、いけるっしょ


じゃあね〜

また ピンチの時には かけつけられるよう

これを渡しておく。」



*50km以内強制召喚のフルートを手に入れた*

(このフルートを鳴らすと少しの時間 ジャスティちゅが登場し仲間を助ける。半径50km以内にいるかどうかはフルートが輝き出したら いると思えば良い)


こうしてジャスティちゅと別れ

旅の疲れを癒すため

宴会(様々な舞踊ショー付き温泉施設)に

レックス達は 泊まることにした。


そして温泉前の宴会場で

舞踊ショーが

いくつか終わり

ベリーダンサーのショーが始まった。





エキゾチックな舞踊の中で

1人マスク姿&踊り子衣装で

顔こそ見えないが

懐かしいオーラを感じた。


そして

その踊り子に異変が……



「あらあら

新人さん

どうしたのかしら?」と

踊ってる先輩ダンサーの1人が言った。



アゼムは 何が何だかわかってないようだが

レックスは

その不振な踊り子に

最初から目を釘付けにされていた。




そしてついに

まだ演目の途中なのに

踊り子が

宴会場へ

飛び降りた。



「………

やはり

君は」

とレックス


「ずっと

ずっと会いたかった。」と踊り子。




「こんな場所で

まさか再会できるなんて」

とレックス。


踊り子は

レックスの目の前まで近づいた。




「もう会えないのかと思ってた。

無事だったのね。」

と踊り子は

涙ぐんだ。



そのあと


踊り子衣装を取った

女性は


レックスに


泣きながら

抱きついた。









レックスーーーーっ!



ミレーヌ ーーー 

ミレーヌ  

やっと会えたねー




その後

アゼムの紹介をしつつ、ミレーヌ らと

楽しく食事をしたレックスは

これまでの経緯をミレーヌ に伝えた。



そして朝が来た。



レックス達は

封魔の洞窟に向かうため

(魔の森)とも言われるエスラータの外れの森を抜けていった。


その魔の森を

1時間近く 歩いているのに木々の緑の世界から なかなか抜けられない「同じような景色ばかり ……そんな気がする。この 木々の 枯れ具合だとか折れた木とか ちょっと前にも見た気がするし」アゼムは 首を傾げながら言った。レックスは 拳を握って 何かを叩きつけるようなモーションで イライラを隠せないようだ。「変な森に迷いこんだらしい。何度も同じところを ぐるぐる回って いるのは間違いなさそうだ。」「なんか おかしいですね。 俗に言う迷いの森なのかも……」アゼムは 不安オーラいっぱいなのか明らかに 顔色が、悪くなり ただでさえ ボソボソ喋るのにより ボソボソ感が増している。「新たな仲間で 旅できてるだけで幸せでしょ?

アゼムさん

さあ 道は きっとあると信じて 歩きましょう。」とミレーヌ は 皆の先頭に 進み 早歩きで 皆を誘導する。ミレーヌ を先頭にしてしばらく歩いていると邪悪な オーラの 漂う 木々に 囲まれているのを感じとったアゼム。「やばいです 怖い怖い 怖い みんな なぜ平気な顔して歩けるの?」身体を震わせながらアゼムは木々を見渡した。「えっ? ちょ アゼム おめえ 何 震えてやがる?」木々を観察できてない レックスはアゼムを変な奴扱いした。「確かに 変だよねこの木々の雰囲気」ミレーヌ は 身構えた。「言われてみれば……」レックスも身構えた。「うがーっ」


続く……