「明日、ねむと会うの本当に楽しみだから 上記の条件守るね。おやすみ」
と 言って返事をくれた。
ねむ「サクラ稼業として 正一とやら と今回 会うのをドタキャンして あえて メッセージポイントとか通話ポイントで 稼ぐこともできる。 でも なんか この人のことけっこうLINEや電話で 信じれるしタイプなんで 稼ぎたかじゃない。
とにかく会ってみよう…… あ〜本当の恋愛に 繫るればええなあ」
ねむは 寝室の鏡の自分を見ながら 明日のために しっかり身体を綺麗にして髪をブラッシングしながら 呟いた。
そして 朝から 正一は LINEを ねむに 頻繁にくれた。
ねむ「会えるからと言って 朝から おはようLINEしか送らねえ野郎は なんのつもりなん?って一言いって キレてやるところだけど 正一は その気配が全くないな。
これは なかなか手応えある男性か?!」
朝10時30分、福山市春日のコメダ珈琲に行くために 色々準備をしている ねむだが
本日も 財布の中身は0にしたようだ。
ねむ「ふふふ 今日も ごめん 財布忘れちゃったの〜 」
って いっちょやってみっか」
ねむは 徒歩で春日のコメダ珈琲に 一人で そんな陰険なことを呟きながら歩いていた。
10時25分に ねむは到着したが 正一も すでに到着していた。
「あなたが ねむさんだね。 同じ福山市だけど ちょっと遠かった〜 前の 車が 50kmで走行するとこを30kmで 走行してさあ 間に合うんかと思ってたが 間に合った。」
「よかったね」
「じゃあ 店に入ろうか」
ねむの心の中(正一は 芸能人に 例えると 若返った生田斗真と言えよう。
こんなイケメンが なぜ恋愛アプリに??
ヤバイ!けっこうタイプかも。これを機に本気で恋して サクラやめようか アプリやめようかな〜)
「んん?さっきから 店員さんが 奥の禁煙席を案内してるのに どうして トイレの方をぼーっとみてるの?」
「うんん なんでもない。 いこっか」
ドタッ
ヨロリ〜
ねむは緊張したせいか 思わず 慣れないヒールの靴が 椅子に座る前に 引っかかって こけそうになった。
「おっと 大丈夫!?」
ねむは 奥側の席に座ろうとしていたので手前側から 支えようと手を出してくれた 正一は まるで 壁ドン!みたいな感じで ねむに手を差し出した。
「あっ うん 大丈夫。 それより 何かオーダーしましょ」
心境がバレないように ポーチからリップを出して お先にメニュー表をみてとばかりに 鏡を見つめていた。
「僕はモーニングでコメダブレンドの小倉トーストセットで! 」
「なるほどね 朝はやっぱりモーニングね。私はシロノワールにジェリコ、それにコメダ特製サラダもね」
ここは 図々しく 本当に 欲しいものを注文する ねむ。
なにやら 色々
愛が重いから 付き合うなら監禁されたいとか、 LINEの返事が遅くなるなら 遅くなると言ってほしいとか
ヤキモチ焼きなことを
LINEと 同じように伝えた。
それでも 正一は 動じないようだ。
(うぬぬ こいつ なかなか やるなあ ヤバイ こういう人はやはりタイプだわ。 マジでサクラとか やめようかな]
1回目のデートは70分ちょっとで 終わった。
悔しいけど好印象だと思った ねむ。
そして 二回目のデートは 福山市春日池公園を臨む 「ベターハーフ」という喫茶店でのランチから始まった。
(ログハウス風の店内は おしゃれな雑貨とか アートが置かれていて ナチュラルよね〜
こういうカフェ 一人じゃいけんし〜
おや?
メインのデミグラスソースのハンバーグとサラダと 手の込んだ 小鉢料理、ライス、スープ、デザート、コーヒーまで付いて850円だった。
めちゃくちゃ手の込んだ 家庭では作れない料理なのに
あまり 量も多くなく 優しい味わい……
正一くん なんか 意図的に 私の 心理読めてるのかな??)
カフェでのトークでも あえて 毎日でもSEXしたいとか、君となら 気持ち良いSEXできるとか
下ネタトークを ぶっ込んで 正一が、 なら僕とやろうとか、僕と付き合う?とか いきなり付き合いたいアピールを してくるだろうと 思っていた ねむ。
ねむ(いきなり付き合いたいアピールしてくる男に ろくな奴はいなかった。 私トラウマねんな……
だが 正一くん 全く そんな そぶりを見せないぞ??
ゲイなのか? 違うか?なんなんだーー ヤバイ 私のタイプかもーー)
食後のアイスコーヒーを そのように考えながら 飲んでたので ストローが なぜか ねむの鼻に入ってしまった。
ねむ「ヘックション!」
「今の ギャグ? おもろいねえ もしくは天然?」
正一は さっと ハンカチを春用TKのグレイのジャケットから出してくれた。
ねむ「えへへへへ 意外と私、天然かもね笑」
ねむ(なんて さりげない優しさなのだ。 しかも このハンカチ、めちゃいいにおいがする?なんだろう?
ヤバイ 男の香りが 全てだと 男女関係の本は読んだことあるけど それ マジごとじゃね?この状況)
正一は 程よい時間で こう言った。
「じゃ 出よっか?」
「じゃあ 今日は この後 春日池公園を散策して帰るか?」
「良いねえ。将来のことを お互い言いながら 歩こうよ」
春日池公園を散策してる時も 無理なく休憩しつつ
途中 ほっこりする話も 織り交ぜてくれる正一。
なんか 素敵すぎた。
そして
それから頻繁にLINE通話したり LINEメッセージのやりとりを ねむは求めていた。
ねむ(ヤバイなあ 重い女の典型例だわ。
でも それを許してくれる正一くん、好きかも。
好きになってるかも)
三度目のデートは5月の岡山県寄島の三郎島海岸へ行った二人。
「3つの島〜 なんか おもろい場所だね〜」
「だろ? あの島は引き潮の時は 近くまで行けるんだ」
「へぇ〜そなんだ」
しかし ねむは 岩の足場の間で ずっこけそうになった。
うわっ! あううう
そのまま海に軽くドボンと 落ちてしまいそうになった。
そこへ 細身の腕なのに 意外な力で
素早く ねむを 引き上げてくれた正一。
「本当に ドジだなあ 大丈夫?」
「もちのロン ねむ 大丈夫だりん💓」
ねむ(やば 思わず ぶりっ子なセリフ言ってもうた)
「もちのりロンに 大丈夫だりん? すごい!あんなピンチなのに ユーモアのあるセリフに変える ねむ。 すごいなぁ」
「別に どうでもいいよ そんなこと……」
「なんか ねむといると 自然体になれるんだぁ。 僕はね、ねむを この海の波のように 静かに ねむの 過去の辛かった思い出を浄化させてあげたいんだ。って 付き合ってもない男が いらんこと言うて めんご〜めんご」
「やっぱ 正一くん 優しいのね…… そう 私さ 今までの男が ダメンズすぎて なんか 正一くんみたいな人が理想だったの 付き合ってもないのに 重いくらいのLINEとか いつも ごめんね。」
「いやいや 気にしないで!僕は そんな ねむの全てを受け止めるから 今でも これからも ずっと
海の波の中に ネガティブな気持ちを流そうね。
大丈夫
僕には ねむがいる ねむには 僕がいるから」
ねむ「もう この気持ち おさえられない!
正一! 私と付き合ってください。
私のような愛の重い女でも 良いって言ってくれて 超嬉しい」
正一「もちろん!喜んで これからは真剣な交際を希望するよ。 実は 僕も前々から 付き合いたいと思ってた。
でも それ言うと軽い男って言われそうでこわくて
なんか 勇気なくて君から告白させちゃったね」
青春模様のセリフを言ってたら
日はどんどん 落ちてきて
夕日が見える時間となった。
オレンジ色に染まる瀬戸内海の三郎島の海は
キラキラと よりいっそう 輝いた。
真剣に付き合ってからも もちろん
たくさん 正一に ご馳走してもらったり
色々連れて行ってもらった。
「あれは 鞍馬天狗じゃね?」
「えっ?マジ? 世代違うよね〜笑」
「私と これで五度目のデートね。手も繋いでくれないんだ?」
「わかった!」
そう言うと 羽黒神社の展望台で 誰もいないからか
手を強く 正一は繋いで
そのまま ハグしてきた。
ねむ(軽い男は全員 身体目的だし そうなると その日のうちにブロックするが 正一は 違う 五度目で…… これは全部許したくなった)
正一は そのままディープキスをしてきた💓
ねむは、それに応じるように 舌と舌を出して強く正一の気持ちに応える
(一回とか二回会ってこんな関係になる人が 多くて すっかり心が折れてたが 正一の この気づかいと 付き合ってから キスする行為は好印象なり)
正一「さて 続きは ラブホでも 行く?」
ねむ「恥ずい……けど 喜んで💓」
正一と ねむは倉敷の駅からも近いタイムゾーンという🏩に行った。
身体の相性もバッチリ!
もう ねむは 正一なしでは 生きられないほど
正一のことが その日から好きになってしまった。
その夜も LINE通話で 昼間に がっつり正一と会ってるのに2時間も 通話した。
その翌日も 2時間も通話した。
さらに その翌日も2時間も通話した。
そして その週末
出雲へ遠出する約束してたので
土曜日に 何時に どこ待ち合わせにするか 正一にLINEした。
しかし
既読スルー?!
既読がついてるのに 2時間も返事がない。
なので ねむは 直接 LINE通話を正一にした。
「ごめん 明日なんだけど 急に 仕事が入ってさあ 楽しみにしてた 出雲に行かれんくなった。」
ねむ「はっ?私を優先するって言ったよね?」
正一「仕方ないだろ?仕事優先なんだから。」
ねむ「休めよ 仕事なんか! 何が大事か 最初に言ったよね? また説明させる気か?」
正一「とりあえず 休むけど その前に これから 会えない? なんか ねむの事考えたら ねむだけに ねむれなくなってきた。」
ねむ「はっ?なめとん バカにしとん?
でも 急に会いたいだなんて なんか めちゃくちゃ嬉しくなってきちゃう💓
ええよーー 来てきて どこ待ち合わせにする?」
「福山の引野のスタバ21時待ち合わせで」
そして
無事に21時5分前に 正一と ねむはスタバに到着した。
しかし 正一は 見るからにダラシない服装だった。
しかも臭う……
(おかしい…なんか 手を抜いてる このスタイル……
まあ 仕事帰りだろうし 仕方ない
スタバに入るか 正一くんと)
ねむには、マキアートを ご馳走させたようだ。
ほんとは季節の限定メニューが飲みたかったのに
いつも 高いのを ご馳走させてるから
たまには我慢して 僕は なんとか予定つけて ねむと会ってるからとのことで………
1時間ほどトークして
正一は福山から笠岡に行く途中にあるアダルトビデオが観れる「天国のアンディ」という
お店に ねむを連れていく
「天国のアンディ これ めちゃくちゃ面白くない?
アンディフグは 天国にいるよね?」
「アンディフグ知らんし……ってか アダルトDVDばっかじゃん??」
「適当に1つでもレンタルしたら
こっちの部屋が使えるんだ お得だよ」
ヤラシイ系のDVDのレンタルをして ネカフェ風のルームに ねむは連れて行かされた。
「ここならトータル1000円で うふふふふ💓」
変な 呟き 変態なつぶやきを 正一は して
いきなり ねむをハグしてきた。
ねむ(なんで こんな 変な場所で ハグを??)
そのあと いきなり 強引に服を脱がしてきた
(ちょっと………隠しカメラ付いてたら 最悪じゃんこれ)
そして 全てじゃないけど かなり際どい行為までして
正一だけ気持ち良さそうに
店を笑顔で出て行ったようだ。
ねむ(ひとりエッチ?? 自己満足? なにそれ?
おかしいよ )
そして その日の夜は LINEしたくなかったけど
正一にLINEをした。
しかし 既読スルー。
翌日も既読スルー
そして 三日後「ごめん!仕事が忙しくて LINEするまもなかったんよ」
ねむ「はぁ?私ね LINE既読スルーするの嫌いだと言ったよね? 忙しいなら忙しいと言ってよ 先に」
正一「はぁ?知らねえし おまえの勝手だろ それ? おかしいぞ」
ねむ「おかしくねえよ。てか こないだ アダルトな店に行ったのは おまえ ほんとは金ないんじゃねえの?」
正一「おうよ!僕は元々ニートくんだったのだ。いつも仕事行ってるふりをしてた はーーはっは。」
ねむ(ミイラ取りがミイラになる気持ちだ……サクラだったがサクラをやめて 正一くん一筋の気持ちにせっかくなれたのに……純粋に恋愛したいという気持ちを返して)
正一「とりま 女の身体は二回か三回みたら もお ええわ!次いかしてもらうから 僕に まんまと 騙されたねきみ〜。 いやいやいや なんか どんどんその気になってる君を見てると楽しくって楽しくって笑けてきたわ」
ねむは 言動と行動と 全て 詐欺だった 正一が 許せなかった……
もちろん そのあと 正一をブロックして
恋愛アプリで 色々 いいねしてくれて マッチングする男性と メールや電話まで いくが
男性を 持ち上げといて 落とすテクニックで
世の多くの男性は ねむの前で心折られていくのであった。
その繰り返しの毎日
2019年10月に 41歳 福山市能島住みの 男から 恋愛アプリpartnersで やり取りすることになった
ねむ……
この やりとりこそ
その後の
ねむの人生を 大きく変えることになるのであった
………続く




