中国昔話リー伝説Ⅱその④ | 全国No. 1短編小説家ー中国地方の観光&グルメレポ

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るるぶとかタウン情報おかやま、winkなどに載ってるスポットばかりアップしてます。メディア記載の場所に実体験したレポかな(笑)

いっぽう その八坂のバトルの前後の話になるがリーは 宮本武蔵の一撃をくらって熟睡したらしく出窓から日が昇る様子を見て 慌てて飛び起きた。、


「うわっ!宮本武蔵の 野郎ーー あのまま京都に走って行こうとしたら 俺に強烈な一撃を入れやがって。
てか 朝になってるではないか! いかん これから どんなに走っても夜までに京都まで間に合わん。
宮本武蔵め やりやがったな……チャンミンとヤンが蝉から戻せなくなった……」


狼狽して 頭を抱えて 悶えるリー。

そこに 呑気な顔で宮本武蔵がリーの前に近づいてきた。

リー「お前は 最初から白虎と白虎が支配する七怪モノノフの 仲間 すなわちグルだったのかよ!!
俺は蝉になったチャンミンらを おまえのせいで 救えない。」

いきなり胸ぐらを掴んで宮本武蔵に吠えた。

しかし宮本武蔵は 笑みを浮かべながら こう言った。

「リーよ。 あの時 お前は 足腰にも相当ダメージがあったぞな? あのまま 京都まで走っても 途中でリタイヤする すなわち お前さんが もたんかったじゃろうに」

「武蔵よぉ そんなん やってみなけりゃわかんなかったじゃねえかよ!」

「甘いなあ 修行して お前は何を身につけておる。あえて あの時 ワシが お前に一撃を入れたのは訳がある。
あの一撃により お前は ゆっくり熟睡できて その間にワシの気功技により お主は 身体は完全回復しておる。
これで万全に白虎と 白虎の支配する七怪モノノフ供と 渡り合える」

「互角に渡り合えるといえども 京都まで 間に合わんと意味がない!」

「狼狽えるな。ワシが夜中の間にワシの遠隔引き寄せの法則波を使って 空飛ぶ神獣を 朝方に ようやく おびき寄せることができた。 ワシは疲れたわい。」

柔和な表情を 一気に崩し えらい過労した表情になり宮本武蔵は そのまま 倒れこみそうになったが すぐ体制を立て直して言った。

「外を見てみろ!麒麟という空飛ぶ神獣が来ておるぞ。あれに乗って京都まで行け、急げ、リー。
夜までには 京都に到着するはず」

「宮本武蔵……あんたって奴は」

「何、涙ぐんでんだリーよ。らしくないぞ。 いいから早く行け。そして 白虎には やはり勝てんと思うが お前なら奇跡を起こせそうだ。」

「色々ありがとな武蔵さん。 たっしゃでな。」

こうして麒麟に乗って リーは京都に向かった。


麒麟(イメージ画像)



リーが上空を麒麟に乗って飛んでる時間だと思う。
デュラハン武士や仏滅丸、風魔の小太郎、けん玉ボーイ小太郎、お菊人形、そして それら七怪モノノフの長の白虎が見守る中で キョンシーと一騎打ちしていた元七怪モノノフのスー・シンは 今にも キョンシーラウに噛みつかれる寸前だった。

「リシュウ……最後に会いたかった。最後に照れずに思いを伝えたかった……」

そう つぶやいた瞬間。
先ほどまでの強風が 超暴風となり 噛みつき攻撃寸前のスー・シンからラウを吹き飛ばし その吹き飛ばしざまに仏滅丸に ラウを ぶちあてた。
あらぬことに ラウの必殺のキョンシーに噛み付いたらキョンシーにしてしまう「呪いの噛みつき」が仏滅丸に スーシンの代わりに 決まってしまった。

ガブッ  グググググ ガブリ!

理性を失ったラウは仏滅丸の血を 美味しそうに飲む。

仏滅丸は だんだん顔が青白く ところどころ紫に変わりつつある。

白虎「ええーい 厄介ものめ、キョンシー化したら俺様でも てこずるわ!今、死ね 仏滅丸め」

白虎「白虎式渦の暴拳!」

白虎の腕がスクリューのように回転し 仏滅丸の どてっ腹に穴を開けて
仏滅丸は 青なのか紫なのか わからない微妙な体の色になり生き絶えた。

暴風に包まれて暴風アタックでキョンシーラウを仏滅丸の方に吹き飛ばした謎の風が弱まった。

その風の術を使っていたのは鴉天狗だった。

デュラハン武士「おまえ、我らによって自爆して 失敗したのでは なかったのか!?」

鴉天狗「仏滅丸とデュラハン 二人も相手にするのは ちょいと部が悪いと思い あえて 偽自爆の術を使わせてもらった。 そして そのあと 身体を暴風化させて あのバトルから逃れて 今 ここに拙者、鴉天狗  再び登場というわけよ。フォフォフォ」

スー・シン「鴉天狗? 七怪モノノフに近い姿なのに…助けてもらえて かたじけない。」

白虎「残りの七怪モノノフ全員でスー・シンと鴉天狗をやっつけてしまえ!!」

白虎の命令で 七怪モノノフらは 鴉天狗もスーシンも狙えるはずだが 治癒術を使って回復途中のスーシンに向かって 一斉攻撃を仕掛けてきた。

しかし けん玉ボーイ小太郎だけは 他の七怪モノノフがスーシンを攻撃してるのに 一人だけ鴉天狗を狙った。

けん玉ボーイ「くらえーっ 旅鴉め!ギロチンデスクラッシュ!」
けん玉ボーイの巨大なけん玉部分で まずは鴉天狗を油断させ けん玉の串で 下からは 鴉天狗を 挟み撃ちにする 恐ろしい奥義だ。

鴉天狗「小僧のくせに このような 大技が使えるとな!!あっぱれじゃ。 無念……かんしきれん」

しかし 少年小太郎は 良心と自我と迷いがあったからか 鴉天狗に奥義をヒットさせる手元が狂ってしまい 
技をミスしてしまう。

鴉天狗(この少年、 やはり悪になりきれてない。未来もある少年…… こやつ 白虎に洗脳されてるだけか……戦いの中 粛清させるか)

スー・シンは ひたすら逃げることしかできなかった。
そして 呪いのお菊人形が 手から赤い糸を使ってきた。

お菊人形「裏決まりものはシネバいい」


スー・シン「鴉天狗殿……助けて」

赤い糸に捕らわれた スー・シン。
そして またも キョンシーラウが スー・シンの首を捕まえにきた。

鴉天狗は けん玉ボーイと 一進一退の攻防を続けていたが 身体が 徐々に透明化してるのに気づいた。

少年小太郎「こんなに面白い試合ができるなんて オイラ嬉しいよ。 でも なんで あなたは 身体が透明化してるの?」

鴉天狗「拙者は未来の曼荼羅ワールドで72時間限定で この世界に転生できることになっておる。 つまり もうタイムリミットなのだよ。 フォフォフォ。この世界に来て 楽しかったぞ。 小太郎よ。 おまえは 七怪モノノフを 抜けて普通の人間として これから 生きよ……」

少年小太郎「いらんお世話だ……って そうだな
この戦いが終わったら……」


鴉天狗は 身体が完全に透明化して この世界から元の世界に転移してしまったようだ。

ここで またスー・シンが孤立無援となる。
さらに 今度は より がっつり赤い糸攻撃とラウの 抱きつきにより 身動きが取れないスー・シンは いよいよラウの呪いの噛みつきにより キョンシー化されようとしていた。

スー・シン「も、もうダメだぁ 二度も奇跡は起こら……」

スー・シン「んん??」

ガブッ ガブブブ

なんと けん玉ボーイ小太郎が スー・シンが噛まれるのを救い 自分が ラウに噛まれて血を吸われ どんどん顔色が青くなっている。

スー・シン「けん玉ボーイよ。なぜ あたいをかばった?」

少年小太郎「人間らしく 最後は お市さんを救いたかった……」

しかし 小太郎は 青か紫か わからない程の不気味な体の色となり 理性を失った。

スー・シンを まずは 両手を伸ばす打撃系の技で吹き飛ばした。

キョンシー化した少年小太郎は さらに ラウも 蹴飛ばした。
どこに そんな力があるのかキョンシー化小太郎。
敵味方見境なく 見るもの全て 攻撃するつもりだ。

そこに リシュウ達が ようやく 駆けつけてきた。

リシュウ「スー・シン。 私は おまえの真の愛に気づかず すまなかった……」
レンやラン、風・林など も 駆けつけてきたが
その言葉を誰よりも早く 傷ついたスー・シンが視野に入るや否や 言ったリシュウ。

スー・シン「これは 夢じゃないのね…… 会いたかったぁ リシュウ」

それだけ言うと安心して 目を閉じたスー・シン。
リシュウ「スーシン!」
リシュウは倒れたスー・シンを
抱き抱えて 強く言い放った。

風・林「安心して リシュウ。スー・シンは気を失ってるだけ。
しばらく あの 木陰で休ませてあげて」

ようやくリシュウの後に 息を乱しながら風・林が到着した。
さらに後から 遅れてきたリンとランがスー・シンを離れた安全な木陰に連れて行き休ませた。



リシュウらが到着しても白虎は キョンシー化した少年小太郎に狙われていたので 顔を ひきつらせながらも
七怪モノノフに なにやら指示を出していたようだ。


白虎の蹴りにより キョンシー化少年は今度はリシュウを襲う。
リシュウは「おのれーーっ!よくも スー・シンを傷つけてくれたな。青龍真槍突!」

まるで青龍が槍になるかのような奥義で キョンシー化した少年を襲うが 間一髪 かわされた。

リシュウ「くそぅーー」

そこに上空から麒麟に乗ったリーが到達した。

リー「リシュウ!おまえ 気が乱れすぎ。
相手の呼吸を読み取って平常心を戻さぬと いかに強烈な奥義でも 当たらないぞ。」

ひょいと麒麟から降りて ランやレンなど 見渡したリー。
レン「お父さん〜寂しかったにょ 無事にゃったにゃりね」
ラン「無事でよかった〜 ま 父さんのことだから絶対無事だと思ってたけどね。」
冷静なランに対し レンは ダッシュでリーに抱きついた。
風・林「おや? また 一段と成長したようだね。」
「蛇姫のフー・リン。久しぶりだな。 おうよ。俺は お前のくれた金の卵パワーは無くしたけど それに変わるなにかをちょっとの間に会得してきた。
リーは カゴの中のチャンミンとヤン(蝉化してる)を下ろして 木の陰に それを置いた。

レン「母さん  ヤン……」
ラン「あの お菊人形を まずは ぶっ倒す!父さん リシュウ、蛇姫、暴走してる けん玉ボーイは 放置して あの不気味な人形を攻めよう。」

リー「ラン、レン  二人とも母さんとヤンが蝉になってるから お菊人形を倒せば 呪いが解ける とか 安易に考え無い方がいいぞ」

ラン「えっ?父さんらしくない」
レン「以前の父さんなら きっと 猪突猛進だぁ!! デク人形め 呪いを解きやがれー と言って真っ先に お菊人形を攻めるはずなのに  変わったにゃりにゃ?」

リー「あと 皆に言っておく。 風・林は とりあえず 蛇姫状態で全力で挑むこと。
ランとレンとリシュウは はっきり言おう。足手まといになる。
リシュウはスーシンを頼む。
ランとレンは カゴの中の蝉にされたヤンとチャンミンを頼む。 俺たちに手助けするな。」

レン「微力だけど 力ににゃりたいにゃ」
リーはレンをにらんだ。
ランは、己の力量を知りなさいと言わんがばかりにレンを バトル圏内から 無言で徐々に遠ざけていく。

リーに言われた通り風・林は 身体を大きく震わせながら
じわじわと上半身は人間 下半身は蛇になる
「蛇姫化」した。




風魔の小太郎 「魔物化しても無駄が!分身連弾」

風魔の小太郎が七人になり 蛇姫化した風・林に挑む。

さすが七怪モノノフの一人 風魔の小太郎。
忍びであるので ただでさえ素早いが分身したから
いくら蛇姫化した風・林でも 全く 風魔の小太郎を 捉えきれない。
防戦一方のようだ。

風魔の小太郎「さすが蛇のウロコでござるな。けっこう硬いぜ」

打撃から 小太刀に瞬時に切り替えた風魔の小太郎は蛇姫の硬い皮膚をも貫通させる斬りつけ攻撃を 当てた。

蛇姫は 身体を何箇所も 斬られ 早くもダウン寸前のようだ。

リーは デュラハン武士の攻撃も かいくぐりつつ やはり 呪いの糸を使う お菊人形を攻め立てようとする。
しかし
そこにキョンシーラウの打撃も くらいそうになる。

リーは 複数の妖怪相手だが
致命的なダメージは うまく呼吸をして
避けてる。
しかし このまま永久に 無駄な動きを避けた戦いができるのだろうかとリーは考え始めた。
リー(いくら武蔵のところで 呼吸法とか心理学を学んでも こんだけ戦闘力の高い七怪モノノフを 相手にするには部が悪い。 下手に奥義を使って 無駄な体力を使うのも 得策ではないし)

七怪モノノフ相手に 最小限のダメージで 戦ってるのを白虎は 軽く キョンシー化少年の相手をしながら
眺めていた。

白虎(なんなんだ リーとやら…… 無駄な動きがまるでない。 敵に回すのは惜しい。 俺の知る限り リーは すぐ 呪いを解くために お菊を攻めるとばかり 思っていたのだが…… コイツは予想以上に 知恵のある相手かもな)

白虎は リーの動きを 惚れ込むように見つめていた。

一方で風・林は!?
七怪モノノフ風魔の小太郎などの動きに 状態異常技を乱発し 霧状にして そこを 引っ掻き攻撃とか 炎のブレスで 応戦するが やはり複数で かかってこられるので 途中の治癒術をも使うが また傷を負わされ
回復が 追いついてない。

だが 蛇姫は 笑みを浮かべた…

しかも その笑みは 十二支神の 白虎に特に浮かべた。

白虎「⁈ あの蛇姫  なんか引っかかる…… なぜ 俺に笑みを?」

蛇姫「白虎よ……この姿をしてる妾なので ソナタは妾のことを思い出せないのが よくわかっておる。

白虎「おまえ  なにを言っておるのだ?
七怪モノノフ相手に 致命傷を負って おかしくなったのか?」

蛇姫「十二干支神 白虎よ。 落ちるとこまで落ちたものだ。 妾は その暴走を 止めるために  あの世界から
地上に 来た使命を 思い出した……ぞ。」

白虎「ま、まさか おまえは…」

蛇姫は 身体を大きく うねり ハァハァと 呼吸を大きく乱しだした。

それと同時に 大地が震えている

………

キョンシー化して暴走している けん玉ボーイ小太郎以外は あまりの蛇姫の異変に動きが止まり
蛇姫を凝視しだした。


その大地の地響きにより
眠ってたスー・シンが 目を覚ました。

スー・シン「いけないお師匠! この地上で 真の姿を見せれば 時間内に 敵を仕留めなければ 絶命すると言ってましたよね」

スー・シンは よろよろと立ち上がり 肩を 抑えながら 蛇姫に歩を進めた。

蛇姫「妾の最後の脱皮ーー!まさか 人間達のために この地上で  タブーとされてるが 披露することに なるとは…… 」

白虎「やはり  風・林は…… あやつなのか!?」

グゴゴゴゴ…

大地がさらに 激しく揺れだした。

蛇姫の身体が一段と大きくなっていく。

空気が読めない キョンシー化した少年小太郎が 蛇姫に襲いかかる。

蛇姫「うっとおしいわい。小童め!」

蛇姫の真の姿の途上だったので 怒りを💢かった 少年小太郎は 石化する睨みを くらった。

しかし石化する代わりにキョンシー化した少年小太郎の身体が みるみる 人間に戻っていく。

石化という呪いの技と キョンシーラウの 呪いの噛みつきにより マイナスとマイナスの原理で 
けん玉ボーイ小太郎は人間に戻り
そのまま気を失った。

スー・シン「小太郎くん!?」

蛇姫は さらに すでに原型を 留めない化け物に………

次回 「中国昔話リー伝説 最終回」

こうご期待ください。

挿入歌