だが
霞町のファミマの観客が沙織や海斗らの大ピンチを見てるさなか 怪現象が発生した。
どこのどいつが ガスを発生させた?!
なぜに 大量に煙が立ち込めてるの?
原因不明の煙が 立ち込めてきて
ゴホ ゴホと 真っ白い 煙に包まれた人々は むせかえっていた。
沙織「ゲホッ! なんなんだ この煙はーーっ ムカつくっす! なめとんか ボケーっ こんな時に」
沙織が 海斗をせっかく救ったのに 煙が巻き上がってきて どんだけ やらしいタイミングならと 沙織は激怒していた。
もちろん あの輩の姿も消えて行ったようだ。
しかし その輩が犯人とも 思えない。
怪現象しか 言いようがない。
そう 怪現象に着眼した 沙織は ある事に気付いた。
「そうか! 海斗は 凶悪な悪霊に 取り憑かれてたんす。
なので その悪霊を退治するために 墓場の??バから あっしは この世界にやってきたのだったわ。」
世の中には とても人間技とは思えないような不思議な現象が起こる事は多いと思う。
直接的に死に結びつくこともある。
小さな怪現象も 時々起こるが たいていの人は怪現象の話をすると 妄想か虚言に捉えてしまうこともあるだろう。
海斗も 度重なる危険な現象が発生していたのは 全て 墓場の??バから ある塊を飲んで この地に迷い込んだ悪霊に 取り憑かれてたのが原因だったようである。
沙織「おい!ハットリ太郎 海斗が 悪霊に 連れ去られた次元の狭間まで あっしを 送ってくれ!」
沙織の被っている黒帽子「合点承知!」
黒帽子の中の口が大きく開き、その大きな口で
ふぅ〜っと 沙織に向けて風を送ると大きな竜巻が起こり 沙織と黒帽子のハットリ太郎は 次元の狭間まで 飛ばされたようだ。
そこには 黒い不気味なスモッグみたいな化け物に 海斗が追われていた。
黒煙の悪霊「ソナタハ ワガ 怪現象で 弄ぶのも あきてきタトコロダ コロシテヤル」
黒煙が 海斗を 煙で 覆い被さり 息の根を止めようとした刹那、どっから来たのか死神シャオリンが 到着して こう言った。
黒煙の悪霊「ソナタはあるときは墓場の??バのスタッフであり また ある時は 死神であり また ある時は人間に化けて 娯楽を楽しむ単なるノリのいい女 その正体は 男の娘ダネ?」
シャオリン「なんでやねーーん。誰が男の娘なんならっ あっし 本気で怒らせたな! もう許さん。一撃でキサマは死ねっ。必殺、冥界への一撃!」
大きな鎌に暗闇のエネルギーがあちこちにチャージされ シャオリンの気のエネルギーも 一気に上がったようだ。
目が赤色になり シャオリンの被ってるハットリ太郎の口が 普通の人間の歯の形から牙になり、ハットリ太郎が ふぅ〜と風を吹くと 大鎌が 闇プラス風属性の鎌になり 真空波のような ネガティブなエネルギーも詰まった気弾が 黒煙の悪霊の前に 覆いかぶさった。
そして その技で身動きができない 黒煙の悪霊に向かい
シャオリンは渾身の闇+風属性の鎌で 斬り付けた。
黒煙の悪霊「うがががががが……… やはり死神の力は アナドレナイ」
ボン!
爆発音💥とともに 黒煙の悪霊は 砕けちった。
沙織は 海斗の 怖くて腰を抜かしている姿を憐れみ こう言った。
「あっしが死神だと バレてもうたっすね。 てか もう 海斗に 取り憑いてた悪霊を倒したので 怯えんでもいいっすよ。」
「あわわわわ オレ オレは…… 」
何を言おうとしてるのか わかるようで わからないシャオリンだった。
「ほんとなら 悪霊退治と共に悪霊に 取り憑かれた人間も 最後は死神として 間引く義務があったんすよ。 そして 海斗が 亡くなったら 墓場のスタバのスタッフに任命しようと 考えてた。 でも なんか あっしは 君の事 好きになってたみたい。
あっし 墓場のスタバの世界に帰る事もあるが 基本は こっちの世界で 君と 関わりたい いいかな?」
訳がわからん死神の答えに まだ怯えているけど 軽く うなづく海斗。
そして さらに海斗は しゃがみこんだままで震えながら こう言った。
「死神? 死神でも いいではないか(小さく震えながら)
死神でも いいではないか!(叫ぶように)」
「やったーマジかよ〜 あっし感激っす。」
思わず死神という立場を忘れてシャオリンは バスケの選手かと 思うほど垂直に高く飛び上がった。
しかし海斗は 悪霊を退治したというのに まだ怯えている。震えが止まらないのか よほど嬉しいのか?
「ねえ、海斗〜 いいではないかと矛盾してるようだけど なんで 震えてるの? まあ 非現実なことの後やから しゃーないっすね。
ところで あっしは神戸の異人館のスタバにも 実は 最近 墓場のスタバの妖怪から人間に転生した子が おってな。 たまに 見張りに行きたいんす。
その元妖怪の 雪ちゃんに 君が 神戸でのアパート暮らしできるところと スタバ店員としての履歴書なしで 合格させるように伝えておくっす。いい?」
海斗は 半分は 笑いながら しかし どうしても 苦笑いしていた。
そして 苦笑いの海斗の目の向きを よく見たら 先ほど倒した はずの黒煙の悪霊が
今度はスモールサイズとなり ネズミのようや大きさで 百体ほど ちょうどシャオリンの死角から 降ってきた。
海斗「うぎゃーーっ!」
爆弾の効果属性なのか
小爆弾となり黒煙の悪霊が 海斗を 襲った。
沙織「それで 海斗は 怯えてたのか!!あっしとしたことが 気づかなかったっす。 迂闊な」
海斗を爆弾と共にスモールサイズとなった黒煙の悪霊達が 吹き飛ばして いく様を見た シャオリンは
ついにブチキレてしまった。
「てめえはよお 喧嘩うっちゃあなんねーあっしに 喧嘩売ったな おい……… あっしは死神っす。
死神に 逆らおうってのか…… もう 二度と墓場のスタバにも戻れぬよう おとしまいつけてやるっす。」
沙織は 死神でありながら 海斗を助けた。しかし助けたと思ったのに 黒煙の悪霊に 裏をかかれて 怒りがピークに達した。
バーーバーーババババババ🎵🎵🎵💥
バーバババババ
シャオリンは 不思議な言葉を唱え出した。
次元の狭間の空間が 幾層も 裂け目を表してきた。
その裂け目から 溶岩らしきものが 現れた時に こう言った。
「いでよ! 血の池地獄よ! 全てを滅び尽くせ!冥界へ この悪霊を落とせ。
くらえ シャオリン秘奥義 血の池地獄幻術!」
炎に包まれた亡者どもが血の池地獄から 続々と浮かび上がり 爆弾ネズミと化した 黒煙の悪霊を 血の池に
沈めてる様は まさに地獄絵図だった。」
秘奥義の前では 強力な悪霊と言えども 全く無力だったようである。
事が終わった後、シャオリンは 仕方なく 墓場のスタバがある 「ゴースト横丁三丁目」に戻った。
シャオリンは 普段は「墓場のスタバ」のスタッフなので お洒落なカフェ店員さん風の制服を着て オーナーの「マグカップマン」の元に向かった。
シャオリンのスタバスタッフの制服イメージ画像
悲しい顔は見せたくないけど
いちおう 今までの報告をしようと マグカップマンに会うために墓場のスタバ入り口のドアを開けた。
すると 「いらっしゃい!おや おかえり シャオリン。」
マグカップマンが 頭の上の大きなマグカップのお湯か、 温泉マーク♨️のような 湯けむりを 立てながら 気持ちよく シャオリンを迎えてきた。
シャオリン「ただいまっす。 自由な死神として 今回の あんたからのクエストは オクリビトorスクイビト で スクイビトを選択したけど なんか あっしのせいでオクリビトを 選んだっす。 はぁあ なんかあっし 自信なくすわ」
厨房に入ろうと 肩を落としながら歩を 進めると スタッフ控え室から 骸骨姿のウエイトレスが いるではないか!?
シャオリン「おっす?新人さん?でも なんか懐かしい匂いがするっすね。 んん?」
骸骨姿のウエイトレス「どーもー シャオリンちゃん オレっす。海斗だよ。」
シャオリン「えっ? ちょまてよ。 はぁあ?」
そこには 死んだはずの海斗 がいる。 しかし なぜ骸骨姿のウエイトレスに? 謎が謎を呼ぶ。
でも こうして 墓場のスタバで 再会できるなんて」
シャオリン「海斗?本当に海斗なの?」
海斗「クリスタルボウル🥣じじいの 代償は 死ぬ事もそうかもしれないけどさあ 復活して永遠に死ぬ事もない 骸骨姿になり ここで第二の人生を送れる事になったみたいなんだ。」
お店の常連 目玉だけの田の中さん「そうらしいのぅ!ワシが目玉だけで 生活してるのと 同じようなもんじゃのぅ」
海斗「この おやっさんも 昔は声優さんだった。今はリアル 目玉の………ププっ笑」
時に訪問される ドロドロした身体の ボロボロ服の グールの おじさんも コーヒーを飲みながら うなづいた。
シャオリン「クリスタルボウルじじいと会ってみたいっす。でも 会うのは 相当むずいらしいっす。
そんなクリスタルボウルじじいと 良い意味で怪現象が 起こり会えた 海斗は やっぱ もってるっすね」
海斗「最初は代償作用が怖かったけど 結果 不死身の骸骨姿のウエイトレスになれたんだから オレ的には結果オーライだと思う。
シャオリン
これから 墓場のスタバスタッフとして 仲良くしていこうな。」
シャオリン「もちろん 君と また 会えたのも奇跡っす。 ずっと一緒っす。 もう離さないんだから〜💕
好きです💕 あっしの永遠不滅のパートナーと なってください。」
海斗「もちろん いいとも! オレも あの大道芸した日に君を見た時から 心ときめいてたんだ。
もう ずーっと一緒にいようね。」
マグカップマンのカップの中の☕️ 香りが 甘ーい キャラメルマキアート?プリンマキアート? 系の香りに変わり あたりを包み込んだ。
マグカップマン「ひゅーひゅー」
田の中さん「なぜだか 懐かしい セリフなのじゃ」
マグカップマン「昨年は 雪女のアナ雪子ちゃんが 神戸のヒロト青年と 結ばれたが 今年は海斗と シャオリンが結ばれたなんて 本当に感無量です!」
そして 海斗とシャオリンが 墓場町三丁目のゴースト教会で⛪️結婚した日は
百鬼妖怪が たくさん招待されたそうな。
異世界への乗り物も手配させて まだ この世の異世界に健在する
オーガ大魔王とか 鴉天狗、猪八戒、沙悟浄なども 招待したそうだ。
もちろん 墓場の中から 多くの幽霊とか 墓場のスタバ地区をさまよう 妖怪も集まった。
まさに大団円だったそうな。
めでたし めでたし




