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SAPIXの80%合格偏差値。四谷大塚のAライン偏差値。日能研のR4偏差値。名前は違えど、全て合格可能性80%を示すいわゆる合格可能性偏差値のことです。

SAPIXでの開成中80%合格偏差値は68です。
日能研での開成中のR4偏差値は72です。
四谷大塚での開成中のAライン偏差値は70です。

実際、この合格可能性偏差値なんてただの目安で、データ算出方法を知っている人間からすると誤差も大きい数値なんですが、保護者の中にはこの数値を絶対視してしまう方も結構な割合でいます。
合格可能性偏差値を超えられないからと受験校を変えてしますような保護者もいるので残念に思います。

まずは、大前提として覚えておいてほしいのは偏差値は学力ではないということです。単にその時のテストの順位を数値化しているだけのものです。ですからお子さんの実力が100%反映されているわけではありません。聞かれ慣れていない問題や苦手分野が多く出題される模試では当然、順位は下がります。ただそれはお子さんが何かをできなくなったということではありません。


偏差値を上げるための勉強を続けていくと、高い偏差値を取っていないと難関校には合格できませんが、受かりたい学校の過去問をやり込むことで、合格可能性偏差値を無視した合格をすることが可能です。

集団指導塾の限界なのですが、生徒1人1人の過去問で分からないところを解決したり、過去問から見えてきた苦手分野を克服させたりということができないのです。講師1人が受け持っている生徒が集団指導塾ではどうしても多くなるからです。だから夏休みになっても9月になっても12月になっても、ずーっとクラス全体に向けての授業しかやれないんです。

夏からは志望校の過去問演習で、問題の出され方に慣れる。分からない問題を解決していく。弱点を洗い出して補強する。これが肝になります。







偏差値60を超えていようが、入試問題は別物です。できなくて当たり前なんです。だからこそ早い段階からトレーニングを始めて、できない問題洗い出して、不明点や足りない知識を補う必要があるんです。

過去問1科目1回あたり、実施で50から60分。解説を読んで不明点をピックアップして整理をするのでさらに40分〜50分。分からないところ解決や、足りない知識、弱点の補強でさらに100分。合計で200分程度はかかると思ってください。それを5年分を最低2周します。理社は学校によって短くできるところもありますが、1校8000分。時間にして130時間がかかる見積もりです。複数回受験を利用するのであればその2倍、3倍の時間を要します。仮に受験8校で、そのうち2校は2回受験をする予定だとすると1300時間は見積もっておく必要がありますよね。稼働日(1日12時間を想定)に直すと108日です。108日間、12時間過去問関連の学習に費やしてもざっくり3カ月半かかるということです。しかも何もつまずきがなく、予定通りにこなすことができて、という計算になります。
私が複数回受験を合わせて受験回数は10回以内に収めるようにアドバイスするのも、これが理由です。
過去問にはくれぐれも7月から着手をして下さい。
集団塾の言う通り、10月の中旬、11月からとか始めていたら間に合わないですよね。