
筆算に頼る計算だと中学受験はちょっとつらいですね。時間との勝負ですからね。しかし、算数が苦手な子ほど、すぐに筆算を始めます。
中学受験算数の本質は「素早く問題を解くために限定的な問題解決策を問題に応じて取捨選択する」ことにつきます。いろんな武器の使い方を習って、問題に応じて武器を使い分ける能力をみている科目なんです。
だから、どんな問題でも答えが出るが時間がかかってしまうやり方は中学受験算数とは相性が悪いんですよね。「楽をするために努力する科目ですから」
さて、突然ですが、次の計算を10秒で計算して下さい
(16✕16)+0.0625÷0.125÷0.5=
中学受験算数をきちんと学んでいる子は簡単に答えます。答えは257です。
まずは1〜20までの平方数は必須で暗記です。
16✕16=256です。
0.0625⇔1/16
0.125⇔1/8
0.5⇔1/2
0.0625÷0.125÷0.5=1/16✕8/1✕2/1で1
256+1で257
計算の工夫ができずに、左から右へ正面突破計算をし
すぐに筆算に頼るタイプの子だと同じ計算を3分以上かけて解きますし、計算過程が複雑化するので、ミスも多発します。
そして、こうした計算を正面突破してしまう子ほど、計算の工夫をする上で必要な暗記を全くしていないものです。
下に紹介する2冊はしっかりやり込んでおく必要があるでしょうね。
これも小6の5月末までに一巡はしておきたいです。


SAPIXの組分けや四谷大塚の組分けでも正答率が20%以下の計算問題が生じていることは、多々あります。
計算問題を全問正解しろと言葉をかける前に、計算を楽にするプロセスが身についてない可能性を考えた方がお子さんの目的達成に近づくのではないかと思います。



