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講師五者たれ
講師たるもの生徒を伸ばすために五つの役割を使い分けよ。という趣旨の話が「講師五者たれ」なんです。これは講師の初期研修で使っている塾もあると思います。ここで言う五者というのが「医者、芸者、役者、易者、学者」の5つなわけですが、こういう、ご講話的な話は含蓄がありすぎて、抽象的なんですよね。で、結果五者の役割の解説が、塾のカラーや担当の好みによって改変されて伝えられます。
某アカデミーで「医者の役割とは生徒の健康に留意して…」と解説しているのを聞いて吹き出しそうになりました。講師ごときが生徒の健康に留意したところで何のプラスになるのかと。そのあたりは保護者や本物の医者の判断ではないかと。

講師五者の役割とは

医者
生徒の弱点(患部)を正確に見抜き、適切な改善策(処方)を与えられるように心がけるべし
芸者
生徒が楽しんで技能習得できるようにエンターティナーとして授業が盛り上がる工夫を心がけるべし
役者
生徒のやる気や能力を引き出すために、厳しい先生、優しい先生、寄り添う先生、突き放す先生、身近な先生、威厳ある先生など効果的な役割を適宜演じ分けるように心がけるべし
易者
生徒の少し先の未来を予測し効果的な進路指導や学習指導を行えるように、データを把握したり、指導事例を収集したりすることを心がけるべし
学者
指導科目、入試問題、入試情報など自ら学習しつづけるように心がけるべし

とりあえず、この5項目をしっかり実践できれば、相当に良い講師になると思いますし、私はこの5項目は常に意識しています。ただ、これを初っ端の研修で話すと「なんか面倒そう」と考えてやめてしまう学生バイトも多いそうで、最近の研修では扱わない塾も増えているそうです。

妙な「熱意全開」推奨をするよりはよほどためになると私は思います。