AIにSAPIXをイメージした画像生成を頼んだらこんな感じに仕上がりました。余談です。



ネットを散策していたら、教育ジャーナリストのおおたさんの記事を発見しました。

親が焦る理由に、難関校合格に実績のあるSAPIXは「4年生からでは入れないよ」という話があります。花見の場所取りと同じですよね。
 それに対しての回答は「別にSAPIX以外でもいいのでは」というのが一つ。いやいや「最難関を狙うならSAPIX」というのなら、「優秀な子であれば途中からでも入れますよ」という答え方もあります。
 SAPIXでαと呼ばれる上位クラスに入る子であれば、途中からでも入れます。「もう椅子がありません」と言われる子は、そもそもSAPIXに入る必要がないわけです。どの塾も学力的に優秀な子が欲しいわけですから、SAPIXで学ぶべき子は、ある程度の学年になってからでも席を用意してくれます。

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この低学年からSAPIX理論。

私も「おおたとしまさ」氏の意見に賛成です


低学年からSAPIXに入塾して、途中で転塾する子や受験断念をする子の実に多いこと。そして、SAPIXからの転塾組に経験上多かったのは、「に入りても郷に従わない」タイプの親。下手すると子供も。


もちろん、SAPIX転塾組もそんな人ばかりでないのはわかっていますが、出現率高くない?と思うくらい出会いましたね。


二言目には「SAPIXでは~」と繰り返されると建設的な議論をする気が失せます。「いや〜、であればSAPIXに戻られたら?」と言いたくなります。クレーム必至で何のプラスにもならないので言いませんが。私が出会ったSAPIX転塾生は20年を超える塾講師生活の中で100名は超えますが、多くの場合「本当はSAPIXを続けたいが何らかの事情で転塾を余儀なくされた」のだろうなという印象を受ける方が多かったです。

だから、転塾先でもSAPIXのやり方を求めるのかな〜と思います。SAPIXのやり方が合わないという判断での転塾なら、転塾先にまでSAPIXのやり方を持ち込もうとはしないですよね。


  SAPIXは超難関校狙いの学習塾


場所取り目的で低学年からSAPIXに通わせることは愚かしいことだと私は思います。

 
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SAPIXがあれだけの合格実績を出せているのは「中堅校以下の受験など相手にしない」という確固たるスタンスがあるからです。SAPIXが難関校に強いのは進学塾としての確固たるスタンス「できる子を更に伸ばして希望校合格を手助けする」を明確に体現しているからなんです。Jリーグ下部組織の少年チームのようなものをイメージしてください。当然ですが、スポーツの基礎トレーニングは自分でやってください。チームから要求されたことはできるように自主トレしてくださいとなります。

SAPIXは中学受験の駆け込み寺ではありません。むしろ篩の場です。できない子、適正のない子を落としていくわけです。

  SAPIXに居ればなんとかなる理論

場所取り理論の根源に「SAPIXに居ればなんとかなる」という考えが見え隠れしています。中学受験はそんなに甘いものではありませんし、SAPIXもそんなに甘くはありません。小4の段階で入塾が断られる子は低学年からSAPIXに潜り込んでいても、学年が上がるとともにSAPIXからはじき出されることでしょう。

居座ることは可能ですが、本人が理解できない内容の授業を受けるために毎月の授業料を支払い、身の丈にあった学校を受けようにも「SAPIXからは受験者がいないのでデータがない」という受験をするということになります。

  低学年からSAPIXは親のエゴでは?

別にウチの子の話ではないので、基本的には余計なお世話なんですけどね。まあ、子供が可愛そうで。

いくらSAPIXでもね、自分が所属している場所で勉強についていけなくなるって大分ツライですよ。
で、最悪なのがこの辛さを直視しないために「SAPIXにいた」ということを誇りするようになるケースです。こうなるともはやパソコンやタブレッドの限定品を自慢するのと変わらないですよね。塾なんて受験のためのツールなんで、結果が出ないうちから(あるいは結果が出た後も)使ってた道具を自慢するなんて微妙ですよね。

もちろん、「場所取り」が目的ではない。SAPIXの低学年コースで能力開発をするんだ!というのなら話は別です。それは受験に向けての家庭の戦略でしょうから。