はい。また吸ってしまいました。
断煙の記録4日間と20時間。これまで20年以上、1日20本以上吸い続けてきた自分としては快挙ですが、まあ、意志が弱い。

きっかけは「銀行キャッシュカード郵送の際の郵便局配達員の二度に渡る不手際」
本人が直接受け取らなきゃならないのですが、絶対に玄関に来てません。集合ポストに不在通知を入れてるだけです。家にずーっといましたから。

この出来事をきっかけとしてイライラしてしまい、このイライラを解消したい欲求から、タバコを吸った直後の爽快感を求めてしまいました。

タバコを止めるつもりはあるので、いろいろ情報収集はしていました。

およそ五日間の断煙で気づいたことが一つあります。
人間の体内から発せられるニコチンなのかなんなのか分かりませんがタバコの臭いがとんでもなく臭いということです。

これまで私のタバコ臭いイメージというのは体に付着したタバコの煙の匂いのイメージでした。
つまりパチンコ屋の中に入った後感じる匂いあるいはパチンコ屋から出てきたばかりの人から発せられる臭い。
ですから正直タバコの匂いが嫌いな人がタバコ臭いタバコ臭いと騒いでいるうるさい世の中になったなぁ程度の認識でした。
塾講師という子供を相手にする商売柄、タバコの匂いをプンプンさせてるのもさすがにまずいかなと思い自分のニオイのケアにはかなり気を使っていましたので直接タバコ臭いと言われるようなことはこれまでもありませんでした。
が、 電車でたまたま隣の席に座った方が喫煙者だったようで、その方の体内に一度吸収された後に体内から排出されるタバコの臭いがとんでもなく臭く正直気分が悪くなるレベルでした。
これは自分自身がタバコを吸っている時には全く気にならなかった事柄ですのでおそらくタバコを吸わないでいると感じる匂いなのではないかと思います。あの臭いは凶器ですね。

統計的に20年以上の喫煙歴がある人が禁煙を始めると禁煙成功までに失敗する回数は平均で25回だそうですので1回2回の失敗でへこたれるようなことではないのは理解しました。

ちなみにある調査では禁煙外来を使って一旦喫煙を止めることができた人は10年以内に喫煙を再開しているそうです。
それだけ超強力な依存性を持つのがニコチンという物質なのでしょう。 この事態をしっかりと把握できたこと身をもって体験できたことは貴重ではないかと考えています。

調べたところによると、ニコチンを喫煙で摂取すると約7秒でニコチンが脳内に到達し、脳内のアセチルコリンレセプターと結合してドーパミンを放出する。
これがタバコを吸うとシャキッとする感覚の原因だそうです。ところが喫煙後20分もすると、血液中のニコチンが半分程度に減少してしまうため脳がドーパミンを求めてタバコを再び吸いたくなるそうです。
結局のところ喫煙者は1度目の喫煙以降は全て血中の不足し始めたニコチンを補給するためだけに喫煙を続けているというのが実態だそうです。

今回も郵便局員の不手際でイライラしてしまったのは私の問題であり、そのイライラはタバコを吸ったところで何も解消されていません。ところが喫煙をした後の爽快感を脳が覚えているためイライラを一時忘れるためにニコチンを使ってドーパミンを放出させイライラを無かった事にしようとしたのが今回の私の行為です

健康のために早起きして散歩がてらに郵便局までキャッシュカードを取りに行こうという発想を持てなかったことが今回の喫煙の原因ではないかと分析しています。

私の喫煙もそうですがこの記事を読んでいらっしゃる受験生を持つ保護者の皆様もイライラは捉え方を変えることでイライラしなくなるということを改めて思い出していただければ幸いです。

そして簡単にイライラをなかったことにしようとする行為はたいてい後々後悔につながるものではないでしょうか。
勉強をしないお子様についイライラしてしまい感情的な発言をぶつけてしまうことはこの時期よくあることでしょう。ただし感情的な発言をぶつけたところでお子さんが勉強しないことは変わりません。あるいは一時改めたと思っても根本的な解決にはなっていないはずですので必ず再発します。

私もイライラに任せてタバコを3本立て続けに吸ってしまいましたが、めげずに再び禁煙活動に取り組もうと思います。受験に合格すると言うゴールを目指してしまうとそこにはタイムリミットは必ず発生しますが、人生においてという視点でゴールを考えるとタイムリミットはありません
諦めなければ必ずやりたいことは実行できるのではないかと私は思います。

喫煙者のくせに大変生意気な蛇足を最後に申し上げますが、保護者が面接に行く学校の場合、あの体内から発せられるタバコの臭いをさせながら面接官と会うのは非常に印象が悪いと思います。
会社では喫煙者を採用しないという方針を表明しするところがちらほら出てきていますが、中学受験において保護者が喫煙者であることを理由に合格させないということはないでしょう。しかしながら匂いというのはノンバーバルな部分での印象を司っているのは間違いありません。タバコ臭い匂いがなんとなくこの保護者はうちの学校に合わない人だなという判断に繋がることは十分にあり得ると私は思います。


Pick Item

 

 

まじかよ。と衝撃を受けた一冊です。喫煙に関してパラダイムシフトが起こりました。今更ですけどね。

タバコは依存性が極めて高いものですが、人体には有毒なものですから、普通に販売していても売れません。吸っても体が拒否反応を起こしますから。そして依存するにはしばらくの間、拒否反応を我慢して吸ってもらわないといけません。こんな売れるはずのないものを一大産業に押し上げたのは悪魔のマーケティングが裏にあったからです。

若者が憧れる俳優たちにドラマのいい場面でタバコを吸わせるのです。タバコを吸うことがかっこいいという流れを作ることで俳優たちに憧れた若者たちがタバコを吸うようになるわけです。そしてこのタバコがかっこいいという風潮は漫画の中にも投影されるようになります。

私がタバコを吸ったきっかけは幽遊白書という漫画の主人公である浦飯幽助が中学3年生で喫煙者だったのを見て憧れたからですよ。まんまと悪魔のマーケティングに乗せられていた自分に今更気づかされました。