別に若い講師を貶めたいわけではありません。業界の構造について述べたいだけです。
若い講師の中にも熱意があって面倒見がいい人たちがたくさんいるのもわかっていますからね。

講師の育成にパワーをかけている塾というのを本当に見かけません。外面だけは「しっかりとした研修」などと謳っていますが、研修をしているところも採用直後の初期研修のみのところが多いんですよ。
私が実際に見てきた中では○○○アカデミー(○アカ)の講師育成が特に酷いと感じましたね。○○○には漢字が入りますが、想像にお任せします。
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○アカの何が酷かったか
あくまでも私個人の感想なので、そう感じない人もいるでしょう。
1、アルバイト講師の採用が店舗別である。
ノリが飲食店やコンビニなんですよね。店長がOKなら採用的な。まあ、別に悪いことをしているわけではないんですが。超基本的な学力試験の問題は本社の定める全店舗共通のものを使ってはいました。が、正直「それ大学なの?聞いたことないんだけど」というレベルの大学生もパスするようなものでしからね。
店長が適当に面接して、ノリがよければ採用されるとか、出身大学は優秀なんですが、研究者肌で塾講師には向いてない人とか普通に採用されてました。
2、研修が立ち居振舞いのみ。
これには驚きました。会社としては導入の初期研修は会社でやるから後は店舗でやっといてね。という意図なのかもしれませんが、生徒に見立てた職員の前で自己紹介と授業を受ける際のルールを先生然として言い、体を開いて半身の姿勢でホワイトボードに文字を書けたらOKという研修。私が知る限り後は研修がありません。これじゃ、最初は「塾講師の研修ってどんなんだろう」とビビってた学生も舐めますよ。
3、勝手に学べという社風
きっぱりと研修は無駄と言いきる校長もいました。初期研修が終わったとは完全に放置。授業の研修も教務知識の研修もない。校舎単位でやっていたのかもしれませんが、在職中は複数の校舎に勤務していましたが、模擬授業が年に1~2回あった年があったというレベルでした。模擬授業をさせられることになったアルバイトも数名はなぜか体調不良で休むという感じ。
勝手に自分の授業をよくするために先輩講師の授業を盗み見たり、質問したりという熱心な学生講師もいましたけど、全体的に「楽して先生面してそこそこのバイト代を稼ぎたいんだな」という人が私の知っている限り、多かったですね。
年をとる毎にだんだん、そういう講師は減っていきます。ですからある程度の年齢まで講師を続けている人はそれなりの知識と経験とスキルが身につく(というか身につけないと生き残れない)わけです。
たかーい授業料をとっておいて、こういう向上心もないようなアルバイトにスーツを着せて、立ち居振舞いだけ練習させて授業を持たせる。
その上、授業を持たせた後にも育成を促すような研修や訓練もない。こういう塾がまかり通っている現状です。
保護者としては「授業見学」を行って身を守るしかないと思います。
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