ネットをさまよっていたら、後藤先生の記事を発見したので、それを元に記事を書きますね。


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後藤 卓也
ごとう・たくや)株式会社さなる啓明館事業部塾長。1959年愛知県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。啓明館の講師として算数・理科を指導する。

TOPIX

 

□ この問題60秒以内に解けますか?

□ 悪いのはミスですか突撃ですか?


 この問題60秒以内に解けますか


15+1+5+8+15+22+29+36+43+50=


小6だとパッと対応できる子もたくさんいると思いますが、計算の工夫ができない子は突撃計算(なんの工夫もなく左から計算を始める)をします。そして、突撃計算をした場合、大人でもミスをしたり60秒を越えたりするのは当たり前です。ウチの嫁さんはMarch卒ですけど127秒かかった上に間違ってました。ま、文系だし塾講師じゃないので「こんなの急に言われてもできん!」と言ってました。ちなみに解き方をみていると突撃計算でした。

今回の問題は等差数列が隠れています。というかあんまり隠してませんが。

たくさんの足し算を要求してくる問題なので算数が得意な子、計算が得意な子はその時点で等差数列が隠れていないかを確認します。


すると

1+8+15+22+29+36+43+50の部分が7ずつ増えている規則があることに気がつきます。

そうすると51が4組あることがわかります。

ここまで40秒以内。

で51×4と残りの20(5+15)を合計して224

ここまで50秒以内。

私も本職は算数ではないのでよく計算違いをするタイプなんで計算ミスをしてしまう子の気持ちはよくわかります。

中学受験の算数は計算問題も工夫が大前提なんですよ。突撃計算をすると時間もかかるしミスも多発するわけです。


 悪いのはミスですか突撃ですか?

特に中学受験のご経験のない方、算数が苦手だった方によく見られるのですが、お子さんに計算問題を間違えたことを叱ってないですか。

この瞬間からやめた方がいいと思います。なんだってそうだと思いますが、結果を責められるのはモチベーションを奪いますし、結果って責めても変わらないですよ。いやいや、次の結果を変えるために叱ってるんですよという方もいらっしゃるでしょうが、叱っても次の結果も変わらないですよ。だって怠慢が原因ではないんですもん。叱って結果が変わるのは怠慢が原因の時だけです。

計算をよくミスするお子さんはほとんどの場合が工夫をせずに正面突破を図ろうとして失敗していることが原因です。特にSAPIXオープンや四谷大塚の合不合などの模擬試験に出題される計算問題の場合は、ほぼそうだと思います。


中学受験の場合、たかが計算問題ひとつとっても親がしっかりと介入しないと「どうして間違ってるいるのか」わからないまま、改善されないということが多々起こります。

そして、後藤先生の記事にもありますが、計算問題のミスをしかっていると次のような弊害が発生します。

記事より転載

叱ってはいけない理由・その1
 たとえば、はじめて70点以上とれた、もしくは最後の難しい問題が解けた、それなのにいきなり「なんで1番を2問も間違えたの!?」なんて叱られたら、
モチベーションはガクンと下がる。せっかく頑張ったのに、なんでただの計算ミスでこんなに叱られなければならないのか…これが子供の本音だ。

叱ってはいけない理由・その2
 計算問題は決して易しくはない。特に入試レベルの計算問題は、正解にたどり着くまでにいくつもの過程を踏まなければならず、そのうちの1か所でも間違えれば正解には到らない。しかし計算のコツや間違えやすいポイントをきちんと指導してくれる教師は少ない(特に6年生にもなると、計算以外に教えることが多すぎて、計算指導に割く時間がとれない)。そして、指導しなければ計算力が上がるはずはない。

叱ってはいけない理由・その3
 計算ミスを叱り続けると「計算ミス恐怖症」になる危険性がある。「また間違えたらどうしよう」という不安で疑心暗鬼になると、計算問題だけで延々と時間を使い、結果的に得点力は下がる。


というわけです。叱るよりは同じ結果を繰り返さないように手を打つことが大切だと私は思います。