でっかい文字の悲劇
小さな文字を書く訓練が充分でないままに
小学生五年生に進級してしまった男の子の
ノート。計算ミスをしています。
通分をしようとして48を2倍にしたようです。48の横にでっかく96と書いてあります。
しかし、字が雑でかつ小さな文字を書くことが苦手なため21と足し算をする際に、自分の書いた96を90と見間違って計算をしたようです。すると答えは300分の111になりますのよね。正しくは117なわけですが。
彼は鉛筆派、それも丸まった鉛筆を使い続けるタイプで、計算をする際に一度鉛筆を削ってもらったんですが、普段の書き癖は染み付いています。
いくら難しい問題の解き方をみにつけても
中途で計算ミスをしてしまうと入試においては得点になりません。それどころか、小テストや演習、模擬試験で悪い成績をとり続けていると、自己肯定感が下がり、さらにセルフエスティームが変容していきます。つまり「自分は算数が苦手である」というセルフエスティームを持ってしまうと、そのセルフエスティームに合わせた行動をとるようになり、算数嫌いの子が生まれてしまうわけです。
事実は小さな字が書けずにそれが原因で計算ミスをたくさんしているというだけです。
算数への理解力とは何ら関係がありません。
にも関わらず、彼は五年生の現在「僕は文系なんです」とか「算数のセンスがない」とか発言をしてしまっています。
デルガードというシャーペンを紹介しました
私も気に入っているのですが、芯先を少し長めに出しても、筆圧がかかると機構が作動して芯をガードする仕組みになっているので折れにくいです。そして芯先が長目なので小さな文字が書きやすいのです。
現在、彼はデルガードを使って小さい文字をスピーディーに書く練習の課題が出されていますが…
お母さんが「文字くらい…」と重く受け止めていない感じでしたので、きちんと家庭でのトレーニングを監督してくれるかどうかが心配です。
