中学受験の頂点校の合格実績は要注意です。

早稲アカと四谷大塚の合格実績カウント方式が頂点校の合格実績数値をややこしくしています。

 

 

■ややこしいポイント

1、四谷大塚の発表する合格実績は四谷大塚準拠塾の合格実績を合算している。

2、早稲田アカデミーは四谷大塚準拠塾である。

3、早稲田アカデミー主催の特別コースであるNNコースに参加している生徒の合格を早稲田アカデミーは自社の合格実績としてカウントをしている。

4、早稲アカのNNには他社の生徒も多数参加している。

5、早稲アカNNに参加している生徒のうち、四谷大塚準拠でない他塾から参加している生徒の合格は四谷大塚の合格実績には含まない。


まあ、ぶっちゃけると早稲アカのNN参加者の合格実績を早稲アカが自塾の合格実績としてカウントしているので頂点校の合格実績に重複が起きまくっているということです。NNコースは「四谷大塚のカリキュラム、教材を使わずに運営しているので自塾の合格実績にはカウントするが、四谷大塚の合格実績には含まない」という方式も状況をさらに複雑にしています。

そして、SAPIXの在籍生のなかでも早稲アカのNNに通っている子が一定数いますので、もう重複が起きまくりということになります。


このNNですが、設置は

男子御三家(開成、麻布、武蔵)

女子御三家(櫻イン、女子学院、フタバ)

駒場東邦、早稲田中、早実、早大学院

慶応普通部、渋谷幕張中

での設置をされていますので、これらの学校の合格実績をみるときは「早稲アカのNNで重複が起こっていること」を前提に判断をした方がよいでしょう。

※重複カウント自体は法律的に責められるような行為ではないことは改めて述べておきます。


個人的にはきちんと成績を上げられて、合格がさせられるならこんなややこしいカウント方式などする必要はないと思っていますが、あくまでも個人的な見解です。


■2022年開成中の事例で検証

学校発表合格者数 416名

大手学習塾発表合格者数 570名

SAPIX 282

早稲アカ 114

四谷大塚 106

日能研  42

グノーブル 16

とここまでのデータでも150名の重複カウントが起きていることはお分かりだと思います。


私がもし、開成を狙えるような子の保護者なら他社と重複をしているかも知れない塾よりは、確実に自塾で合格を出している塾を選ぶかなと思います。私なら頂点校の受験ならSAPIX一択です。通える範囲にSAPIXがなければ、日能研かグノーブルですかね。