さて、合格実績の正しい見方について2022年3月の専修大松戸中学校のデータを元に少しお話いたします。
■合格実績に騙されて鴨られないで下さい。
■合格実績の正しい見方を知ってください。
■小6でも転塾を決断しましょう。
■鴨られるとお金と時間を無駄にします。
■中学受験の結果は子供の心に影響があります
専修大松戸中学校の基本データ
合不合80%偏差値 男子52 女子55
首都圏模試80%偏差値 男子66 女子66
学校公表合格者数 822名
有名学習塾公表合格者数合計 913名
内訳SAPIX 109名
四谷大塚 268名
日能研 163名
市進学院 106名
早稲アカ 171名
トーマス 30名
臨海セミナー 多数合格と表記
栄光ゼミナール 66名
※早稲アカは四谷大塚提携塾のため、四谷大塚の合格実績の中に早稲アカの合格実績は含まれていますので、171名が重複カウントということになります。
有名学習塾公表合格者数合計 から171名をひくと742名になるので、だいたい80名ぐらいの小学生が上記の学習塾以外から合格をしていると考えられます。(臨海セミナーからも20名くらいは合格しているのでは?)
専修大松戸は中堅学力層に人気の私立中です。大学附属の体裁をとっていますが、大学への内部進学率は8%程度でほとんどが国立大、早慶上智、March、理科大といった有名大学へ進学をしています。
さて、基本データを踏まえて「塾選びの際の合格実績の活用について」もう一度述べます。
必ず頂点実績(超難関校合格者数)と中堅校(合不合80%偏差50前後)との実績の差に注目してください。
SAPIXと早稲アカは難関中学校に多数の生徒を送りだしていますね。
SAPIX開成 283名 早稲アカ開114名は中学受験トップのワン、ツー合格実績です。
このようなトップレベル校の合格実績数が多いにも関わらず、中堅校の合格実績がそれほど多くない場合、注意が必要です。
お子さんの学力が中学受験においてトップレベルであれば問題はありません。頂点校の合格実績でどこの塾に行くかを決めればいいです。
ただ、そうでない場合、または学年が上がるにつれて成績が下がってきている場合は別の塾を検討した方がよいかもしれません。
ハイレベルな中学校の合格実績が多いのに中堅校の合格実績がそれほど多くないということの原因を考えてみてください。長年学習塾業界で働いていたのでこれだけは断言できますが「成績が伸びた子が多くて、中堅校を受験しないんですよ」ということは絶対に起きません。それをいっている人が塾関係者にいたら嘘をついていると思った方がいいでしょう。
原因として考えられるのは
塾の方針やカリキュラムが中堅層にあっていない。
その中堅校の近隣にある塾校舎の実力が低く合格させられていない。
のどちらかだとおもいます。入塾の際はきらびやかな合格実績に目を奪われず、中堅校の合格実績との差に注目してみてください。
ちなみに私個人からすると今春の合格実績から判断して、中堅校の受験は市進学院か日能研がよいかなと思いました。後は拠点の様子や担当講師によってどちらかに入塾させる判断をするかなと思います。