↓に、改憲草案の中でも国家による動員や強制の余地を広げる条文をまとめました。 

 

 

 

人を縛る側に都合のいい余地を残す書き換えです。 

 

 

 

97条があることで、
「例外的に制限できる」という発想そのものに
ブレーキがかかってきました。

重複かどうかではなく、
国家を縛る“位置”が違う条文です。

ここからも自民党の改憲草案が国民の権利を縛る事を強調した憲法だと窺い知ることができます。 

 

 

何が「緊急事態」かを政権が判断し、その入口を開ける条文だということです。

権力は、入口が作られれば一気に広がります。
危ないのは、まさにこの“入口”です。 
 

 

 

新たに「全て国民は、この憲法を尊重しなければならない」が加えられる。

つまり、非常時には国民を従わせ、
平時からも国民に憲法尊重を求める向きへ変わっていく。

本来は権力を縛るための憲法が、
逆に国民を従わせる装置へ変質していくのです。 

 

 

ここまで揃えば、危ないのは9条だけではなく、
改憲草案そのものの統治構造です。

繰り返しますが、国民を守っているのは、政治家の倫理観や正義感ではなく、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という憲法の原理と歯止めなのです。