9条ばかり報じられているけど、本当に危ないのはそこだけじゃない。
— CIPHER (@CIPHER1978) March 23, 2026
自民党の改憲草案を条文で追うと、見えてくるのは「戦争の是非」より先に、国家が国民を縛りやすくなる設計です。
裏金も脱税も止められない政治家たちに、そんな裁量まで渡していいのか。
そこを見ないと危険性を読み違えます。… https://t.co/kcW31wP8gP
↓に、改憲草案の中でも国家による動員や強制の余地を広げる条文をまとめました。
まず18条。
— CIPHER (@CIPHER1978) March 23, 2026
現行憲法は「いかなる奴隷的拘束も受けない」と、強い言葉で人の自由を守っている。
でも自民党の改憲草案では、その文言が消える。
代わりに入るのは
「社会的又は経済的関係において、身体を拘束されない」
という、限定的にも読める表現です。
これは単なる言い換えではない。… pic.twitter.com/kLQvgWNEKp
人を縛る側に都合のいい余地を残す書き換えです。
「97条は11条や13条と重複しているから改憲草案から削除された」
— CIPHER (@CIPHER1978) January 25, 2026
と言われることがありますが、
それぞれの役割は全く違います。
11条・13条は、
個別の権利や解釈の根拠を示す条文。
一方97条は、
この憲法が“国家より上に人権を置いている”
という原理そのものを宣言する条文です。… pic.twitter.com/wFtNWCgQhR
97条があることで、
「例外的に制限できる」という発想そのものに
ブレーキがかかってきました。
重複かどうかではなく、
国家を縛る“位置”が違う条文です。
ここからも自民党の改憲草案が国民の権利を縛る事を強調した憲法だと窺い知ることができます。
次は98条。
— CIPHER (@CIPHER1978) March 23, 2026
新しく新設される「緊急事態条項」です。
自民党の改憲草案98条は、外部からの武力攻撃や内乱、大規模災害などを理由に、内閣総理大臣が「緊急事態の宣言」を出せる条文です。
一見すると災害対応の話に見えます。
でも本質はそこじゃない。… pic.twitter.com/AUkHxrsjyW
何が「緊急事態」かを政権が判断し、その入口を開ける条文だということです。
権力は、入口が作られれば一気に広がります。
危ないのは、まさにこの“入口”です。
次は99条と102条。
— CIPHER (@CIPHER1978) March 23, 2026
危ないのはここです。
98条で首相が緊急事態を宣言する。
99条では、その宣言の下で内閣が法律と同じ効力を持つ政令を出せる。
さらに国民は公の機関の指示に従わなければならない。
その上で102条では、現行99条にあった公務員の憲法擁護義務を移しつつ、… pic.twitter.com/A8JdOgJML4
新たに「全て国民は、この憲法を尊重しなければならない」が加えられる。
つまり、非常時には国民を従わせ、
平時からも国民に憲法尊重を求める向きへ変わっていく。
本来は権力を縛るための憲法が、
逆に国民を従わせる装置へ変質していくのです。
つまりここまでの点と点を繋げると、
— CIPHER (@CIPHER1978) March 23, 2026
国民に対する強制的な動員や統制を可能にする方向へ憲法が組み替えられ、
緊急事態の下では国民は公の機関の指示に従わなければならない。
しかもその緊急事態宣言は、事後承認でも発令できる。
期間の延長や運用も含め、政権判断の比重が大きい。… pic.twitter.com/2UIbR8hVGj
ここまで揃えば、危ないのは9条だけではなく、
改憲草案そのものの統治構造です。
繰り返しますが、国民を守っているのは、政治家の倫理観や正義感ではなく、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という憲法の原理と歯止めなのです。