昨日、特養(特別養護老人ホーム)の
ロングショートに両親を預けてきました。
両親になんて話そうか
迷っていたけど、
結局何も言わずに連れ出しました。
認知症の親を介護したことがない人には
なかなか理解してもらえませんが、
施設に預けることを
本人に説明しても理解できません。
ただ、父は母よりまだ少しだけ
認知能力があるので、
「施設に預ける」と説明すると、
またきっと暴れ出すことでしょう。
なので、ケアマネさんと相談して、
「私が長期入院するから、
その間だけ施設にいてね」
と伝えるつもりだったけど、
それも無理でした。
施設に送り届ける朝、
父は何かを勘づいていたようです。
下着姿のままベッドに座り
こちらを睨みつけていました。
飲み忘れた薬を渡すと
「どこに連れて行くんや〜⁈」と
大声で怒鳴りつけてきました。
しばらく喚いていたので、
どうしたものかと思っていたら、
そのうち服を着てくれました。
母はいつも通りパジャマの上に
服を着ていたので、
パジャマを脱がして服を着るのを
手伝ってあげました。
家にいる両親を見るのは
これで最後になるかもしれない
と思うと切なくなりました。
そんな気持ちを振り払い、
両親を車に乗せて施設に向かいました。
施設にはケアマネである
従姉妹も来てくれていて、
施設の方と一緒に上の階に行きました。
母は施設の人に促されて、
素直に手を握られて歩き出しました。
父はやはりソワソワして
上に上がるのを嫌がりました。
「ほら、お父さん早よ行こう!」
と母に急かされて渋々父も
みんなの後に続きました。
エレベーターに乗って3階に着き、
施設の人に促されて
父と母は食堂でお茶を飲んでいました。
社交的な母は早速、
近くにいた人たちに声をかけていました。
そんな様子を見ながら、
気づかれないうちに、
私たちはその場を離れました。
父と母の背中を見ながら
心の中で「ごめんね」と言いながら。
その後、父は昼食を拒否して
職員さんに怒鳴り、
杖を振り回していたようです。
ここがどこだか分からず、
父も不安だったのでしょう。
最期まで家で看てあげられなくて
ごめんね。
だけどもう、
私が限界だったから。
もう少しでお父さんを
◯してしまうところだったから。
だからまだ理性が利くうちに、
決断をしました。
決断をしてから特養の
ロングショートに入るまでに
一カ月もかかりませんでした。
どこも何十人と入所待ちがいる中、
奇跡的なタイミングとご縁がありました。
ロングショートとはいえ、
夫婦揃って特養に入れるなんて、
奇跡としか思えません。
本当にこれで良かったのか、
いまだに分からないし、
この先も答えは出ないでしょう。
きっと私は両親を施設に入れた
罪悪感を感じて生きていくことに
なりそうです。
でもクーラーの効いた部屋で
寝てくれると思うだけで、
私も少し安心して寝られそうです。
3年間の自宅ワンオペ介護は、
日々目の前のことで精一杯でした。
何ごともなく一日が終わると
仏壇に手を合わせていました。
自分がした選択を正解にするために、
これからも一日を精一杯過ごしていきます。
介護や日常生活で
「誰にも分かってもらえない」
と思いながら
それでも頑張っている人の
心をほどくメッセージを
読んだ方からは
「心が軽くなりました」
「このメルマガに救われています」
と言っていただいています。
心が少し疲れた時に
読んでみてください。





