職場での偏見と差別 | 黒人夫とのアメリカ生活30年

黒人夫とのアメリカ生活30年

黒人夫との約30年のアメリカ生活で体験した、黒人差別問題など、ありのまま綴っていきたいと思います。より良い未来を願って⭐️


子供が生まれる前、私は9年間、ロサンゼルスの日系企業で働いていたのだが、夫には「あえて会社では、自分が黒人と結婚しているということを言うな」と言われた。

というのも、彼は以前白人女性と結婚ていした経験があり、田舎町に住んでいた彼はその事によって、仕事場で何度も嫌な経験をし、昇進にも妨げになったというのだ。

私はそんな経験はしないかもしれないが、あえてそのチャンスを作りたくないし、自分の為に、私にはそんな経験をしてほしくないという事らしかった。


私は最初、彼がそんなに言うのなら、と彼の言う事に従い、私は会社内でも例がないほど、どんどん昇進していった。


だが、時が経つにつれて、だんだん苦しくなってきた。当然、会社でのイベントにも全然参加することのない夫だが、クリスマスパーティーに一緒に参加したい…など思うようになってきた。


また、会社の人に会うかもしれないかもという理由で、二人で出かけることも少なくなっていった。


ある時ふと、「私は何のためにこんなことをしているのだろう。ただ、自分で自分の首を絞めているようなものじゃないか…昇進より何より、ありのままの自分でいたい。それで昇進の妨げになるのであれば、それはそれでいい。」と思った。 

彼も、私が上の立場になれば、恐れるものはないので、事実を話してもいいとは言っていた。

でも、その後、私は妊娠、出産、そして退職してしまったので、私が黒人の夫を持っている事実が、どれだけ私のキャリアに影響したのかはわからない。

私は辞める前に、数人にあえて夫の写真をみせた。

一人は、私の事を目の堅きにしていた黒人女性。彼女は、私がどんどん昇進していくのを不満に感じるだけでなく、私の事を黒人嫌いだと勘違いしていたような気がする。

その彼女に、黒人の夫の写真を見せた時の彼女の驚きと、その後の彼女の態度の変わりようといったら、天と地の差で笑えた。

私は、その後、6年間の専業主婦生活を楽しみ、同じ職場に復帰するのだが、その時は、家族の写真を机に飾り、ありのままに過ごした。年に一度、会社に子供達を連れて行けるキッズデーも、子供達はとても楽しんでいた。




夫が経験したように、職場での偏見や差別は、少なからずあるのかもしれない。

でも、やっぱり私は、これからも、正直に、ありのままに、堂々と過ごしていきたい。





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