今夜は満月、おつきさま見えていますか?
昨年、大学のお友達に、宮ぷー のことを教えてもらってから、
満月のたびに、
自分の意思で、気持ちを言葉にして伝えることができる・・・・・
言葉でなくとも、意思を伝えることができること・・・・・・・を意識するようになりました。
きれいなものはきれいと
うれしいときはうれしいと
かなしいときはかなしいと
ありがとうのきもち
いろんなたくさんのきもち
同級生のお父上が脳梗塞で倒れたとき聞いて、改めてお知らせしたいと思います。
そのお父上の症状は軽いようですが・・・・・・
宮ぷーの回復は本当に奇跡的だと思います。
それは
生きたいという強い意志がある宮ぷーと、宮ぷーは大丈夫という根拠のない自信を持ち続けて、必死に看病された「かっこ」ちゃんの想い、ご家族の想いが、
諦めない気持ちが、奇跡を起こしたのだと私は思います。
(たまたまテレビ、北京五輪のソフトボール上田投手も同じことを言ってました。)
私がいる内科病棟は、何でも病棟?って感じで、脳卒中後の障害を持ったかたも多くいます。(ほとんどが梗塞です)
ほとんどの患者さんは全く言葉を発しません・・・・
ただ息している、時々目を開ける、されるがまま、、、、
ほとんど反応のない患者さんを相手にしていると、だんだんなれて、ないがしろにしてしまう。。。
いけないことなんだけど・・・・そんな風に染まりつつある自分に気がつきました。
かなり反省![]()
(たとえ返事がなくても、ちゃんと聴こえているって、接しなきゃ・・・・・)
脳梗塞後、失語、麻痺、とってもダンディな患者さんでした。
お目目はいつもパッチリ、多少の意思表示がある感じ・・・・。瞬きが上手なので、瞬きのサインを決めて、
簡単なやり取りをしていまいた。
はい「瞬きを1回パチ」
イヤとかNO「瞬きを2回パチパチ」
(脳外科ではこのサインを積極的に使うみたいですけど、内科では聞いたこともなかったです・・・)
表情を見ていると、何かを伝えたい顔を一生懸命するようになってきて、声を出そうと必死です。
でも声は出ません・・・・
ある日お部屋に行くと「あーーーーーー」って、声が出たのです。
その方も自分の声に驚いた感じでした。
他にも、
同じように脳梗塞後、阪神だいすきの患者さん。
こちらは時々声を出せるけど・・・・・会話は出来ない方でした。
状態のいいときは、「おはよう」くらいは、返事をしてくれる方。
あの地震の日、テレビをつけて中継を一緒にみていました。
「えらいことになってるね・・・・大阪もこんな地震がきたらどうする?」って聞いたら
じっと私の顔を見て
「おんぶして助けて・・・・・」って
「私の体格がいいからって、おんぶは無理やわ~~~~」と
「力持ちやん・・・」って
「確かに私は力持ちですけど、自分より大きい人をおんぶはむり・・・・・」と
患者さん笑ってました。
こんな会話初めてでした。「おはよう」か「うん」しか聞いたことなかったもんね・・・・・・。
すぐに結果はでないけれど、根気が必要だけど、確実に小さな積み重ねが芽をだす
瞬間は来ます・・・・諦めなければ・・・・・
何か意思を伝えることは、生きる気持ちを強くすると思います。
宮ぷーは、さらに回復して、今年の春は車椅子に乗って桜を見に行ったそうです。
気管切開した穴を閉じ始めて、声を出す訓練もしています。
意思伝達装置がなかったら・・・・・
いま同じように意識障害のあるご家族がいる方、
病院スタッフ、介護医療に関わる方、
いろんな方に知っておいてほしいことだなぁ・・・・・と思います。
宮ぷーが昨年出版した
「満月をきれいといえるぞ」もあわせて読んでもらえると、詳しいことがもっとおわかりいただけますよ。
ただ
ひとつだけ注意していただきたいこと
この宮ぷーのほんは、涙もろい人、そうでない人、関わらず自然に涙があふれてきます。
だから通勤電車とかではおすすめできません。
最後まで読んでくれて
ありがとう・・・・・
