ただいま、みなさま。

 

突然、謎が謎をよぶ消え方をしたあげく、なぜか7月27日にのみ復活するという更に怪しい状況になってしまいましたが。

実は約2カ月ぶりに帰宅しました。2カ月間どこにいたのかといいますと、さいたま新都心の赤十字病院でございます。そう、わけあって入院しておりました。

何の病気かは推測にお任せしますが、ただ、男の子たちは立ち入り禁止の領域です。なかなかにスプラッタな状況になりましたので、ブロ友さんのなかで、ただおひとりの方にのみ、詳細をメールでお知らせいたします。

ただ、女の子たちにご忠告しますが、生理時、生理前にメチャきついというかた、または昔きつかったという方は(出産を経験すると、それを機会にひどい生理痛も治ってしまうことがおおいので)必ず、専門医の診察を受けてほしいということ。実際わたしの女ともだちで、子宮内膜症を放置して子宮外妊娠し、命を落とした方もいらっしゃるので。

 

他の病院はいざ知らず、日赤系列の病院は、インターネット厳禁なので、いままで更新できませんでした。もっと早く退院したかったのですが・・・・・さいたま赤十字病院は、ご飯がメチャおいしいので、まあすこし長居してもよいかと。ちなみに、どれだけ美味しいか、ある日のメニューをあげましょう。

・朝食  ふわっふわっの食パン(リクエストすればトーストしてくれる)アプリコットジャムとドトール流の柔らかいバター付き、 スペイン風オムレツ(スライスしたジャガイモが「うそ!」というくらい入っている)、キャベツとニンジンとキュウリと大葉のコールスロー、各種キノコのコンソメスープ(ポルチーニが入っているのには、びっくり)、牛乳(メグミルク・ブランドの「おいしい牛乳」

・昼食 イワシの梅煮、ゴボウのサラダ(マヨネーズ風味)、けんちん汁、リンゴのコンポート

・夕食 鶏もも肉のゴマだれ焼き(コーンといんげんのソテーつき)、ジャガイモのビシソワーズ、ホウレンソウとベーコンのバター風味、超杏仁豆腐(きちんとアーモンドミルクを寒天で固めて作っている)

 

たぶん、ご飯のおいしさで勝負できるのは、東京の多摩地区の昭和病院(ここで出産しました)くらいなものじゃないかと(昭和病院はマグロのお刺身や夕張メロンまででた)。北浦和のメディカルセンターも美味しい(食事につられて、出産したひと多数)そうですが、生野菜がない(たとえば、サラダでも和え物でも、”キュウリは、しっかり、茹でてある)、全体的にレンチンぽいという話なので。

 

入院中、戸惑ったのが、「ミステリーを読めない」「理解できない」という状態になってしまったということ。

友人が二階堂黎人さんの「奇跡島の不思議」を差し入れてくれたのですが、館の見取り図を見ているだけで、なんというか、吐いちゃいました。

なので、何を読んでいたかといいますと、以下のとおり。

 

・コミック「信長協奏曲」「キングダム」

いや、「ただ長いだけのマンガ」と見くびっていて読まなかった「キングダム」。超絶おもしろいです。今まで読まなかった自分のアホさに腹がたちます。たぶん「蒼天航路」よりおもしろい。惜しむらくは、絵柄的に好みじゃないという人も多いかも。「蒼天航路」はモブに近いキャラをネグレクトし、忘却していますが(序盤の辛とか良いキャラがフェードアウトしてしまう)、「キングダム」はそのあたり、キチンと描いていて、「え、え~この雑魚キャラが、こんなふうに変わっていくの!?」という驚きに満ちている。「蒼天航路」は董卓の懐刀の華雄がどんな風に死ぬか、夏候惇が「レフトサイドから攻めかかってきたときに予想がついちゃうのに、「キングダム」は予想できないストーリー展開、それにもかかわらず、ストーリーが破綻しない。

比較すると「信長協奏曲」は「及ばない」感じですが、「高貴な山猿」設定のお市は秀逸だし、「笑い」と「シリアス」を好バランスで絡めた展開には、うならされました。つくづく「読まず嫌い」は良くないと反省することしきりです。

 

・杉原智則さんのライトノベル

数あるラノベの中で、明らかに「ランクがちがう」文章力と作風、ストーリーテリング。なぜハヤカワJAか、講談社のハードカバーから刊行しなかったのか。

 

・三雲岳斗さんのライトノベル

三雲さんはミステリーでデビューしたのにラノベ界へ「亡命」しちゃった「裏切り者」なので、どんなラノベを書いていらっしゃるのかな、と。まあ、実際に骨太で面白いラノベを多数、書いていらっしゃいますね。「紅の豚」や「ナウシカ」に近いかな。
実を言いますと、私は井上真偽さんにも、このままだと、「ラノベ界の住人になりそう」という懸念を持っているんですが。今村昌弘さんは大丈夫かな。「魔眼」は、チョイ危険な雰囲気でしたね。青崎有吾さんは「コールドゲヘナ」で、すでにラノベ界に行っちゃいましたし。

 

・木下半太さんの作品

広義のミステリーなのに読めました。

 

・ローズマリー・サトクリフの20世紀の各著作。

 

・スタニスワフ・レムのSF

SF関連はほかにも、かなり読めました。

 

・殊能将之さんの「石動戯作シリーズ」

本格的なミステリーなのに、なぜか読めました。

 

・読書、ミステリー関連の書評、エッセイ、評論

特に斎藤美奈子さんの「趣味は読書」。これは、おススメ本。みなさんも「趣味は読書です」という人と話をしていて「???」となった経験をお持ちではないですか? 「ミステリーファン」と名乗るAさん、彼(あるいは彼女)のいうミステリーって、宮部みゆきさんと東野圭吾さんの作品だけなのね、とか。赤川次郎さんの「名まえすら知らないのか」とか。

 

という感じでもあり、また体力も万全ではないので、しばらく、レビューはお休みし、主にミステリーやエンタメや、歴史関連の雑記をアップしていこうかな、と思っています。

 

退院してから、なぜか霧舎巧さんの「開かずの扉研究会」シリーズは読めたのでほど遠からず、レビューを再開できるかも、ですが。

 

それにしても、霧舎さんの「ラグナロク洞」。

鳴海さんたら、かっこいい・・・・・無意味に、かっこいい。一番好きな探偵さんかも。後動さんのことも、尊敬はしてるんですが。