久々に合コンの話が舞い込んだ。
友達の紹介あるいは合コンは、1対1ではなく複数名であるという点に意義があると考えている。
しかし、両者は似て非なるもの。
前者の場合、隣に座るのは仲介人。自身の支持者であることは明らかだ。
しかし、後者の場合、隣に座る者が、自身の味方なのか敵なのかはわからない。
そこには、女性たちの謀略が静かにうずまいている。
筆者、久しぶりすぎて、合コンの立ち回り方がわからない。
そこで、過去の事例から女性たちの戦略を分析し、来る戦に備えたいと思う。
1. 罠を仕掛け、足元をすくう
とある合コン。
男性陣は遅刻とのことで、女性陣3名が先に到着した。
暇つぶしにメニューを眺める。
お店はエスニック。
A子「この肉超おいしそう
食べよ食べよー
」
B子・筆者「そうだね、美味しそう」
A子「ここで生春巻きーとかいう女、許せないよね。やっぱり肉でしょ
」
ひとしきりメニューをめくった後、男性陣到着。
男性「好きなの頼んでいいよー」
A子「これと、これと…あ、わたしサーモンの生春巻き食べたーい
」
B子・筆者「……
」
A子「あれ、さっき2人ともお肉食べたいって言ってなかった
ちゃんと食べたいって言いなよー笑」
B子・筆者「……
」
いかがだろう。
事前に罠を仕掛け、一気に足元をすくう。
実に見事である。
そもそも筆者は肉類が得意でないのに。
まさかそこに罠が仕掛けられているとは思いもよらなかった。
女性だけの密談には罠が仕掛けられているやもしれない。
2. 人を踏み台にして、自分を高める
とある合コン。
A子は唐突に料理の話を始めた。
A子「筆者って料理上手なんですよー。キッシュとかすごい美味しいの
ねっ
」
筆者「そ、そんなことないよ。たまに作るだけだから…」
A子「わたしなんてぇ、煮物とか地味な家庭料理しかできなくってぇ
」
やられた。
突然持ち上げられて動揺したが、違っていた。
彼女は家庭的な印象を与えるために、筆者を利用したにすぎない。
人を持ち上げるとみせかけて、それは踏み台。
A子は筆者という名の踏み台に上った。
ちなみに、普段の話を聞く限りA子はほとんど自炊していない。
3. 正面から相手をこき下ろす
とある合コン。
こういう場でよく問われる、同性同士の関係性について。
男性「みんなは仲良いの?」
A子・筆者「昔から仲良いですよー」
B子「えー
筆者ったら、全然B子と遊んでくれないじゃん…わたしは会いたいのに、かまってくれないんですー。B子さみしい
」
筆者「……
」
親しい集まりの飲み会にも現れず、基本的には連絡のつかないB子。
もちろん、個人的に誘われたことなどない。
筆者「そんなことないでしょ
お互い忙しいから予定合わないんだよね?今度ごはん行こうね!」
B子「えーほんとー
ごはんいってくれるのー?B子うれしい
」
筆者は、普段は冷たいのに、合コンの時だけほいほい顔を出す人間に仕立て上げられた。全く逆ではなかったか。
限りなく名誉毀損に近い、正面きっての侮辱作戦である。
このとき、筆者は妙な虚無感に襲われ、以降の会話が全く耳に入らなかった。
この技、男性陣に悪い印象を与えるだけでなく、本人にも相当のダメージを与えられるようだ。
今回は3つの事例から、戦略を分析した。
筆者には、攻めの一手として会得するのは難しそうである。
せめて、危機の察知と、守りの強化に努めたい。
女性はしたたかだ。
したたか、漢字で書くと、強か。
そう、やはり女性は強いのだ。